いた‐よせ【板寄せ】
板寄せ
取引所での売買取引において、特定銘柄以外の一般銘柄の始値を決める方法の1つ。
売買開始の時間までに、売買を媒介する証券会社会員に委託された売買注文は、板(注文控)に整理・記載されたのち、成り行き注文を優先させ、その後、安い売り注文および高い買い注文から順次つき合わされていきます。そして、売り呼値と買い呼値の合計数量が一致した時、それを約定値段として売買が成立しますが、これを「板寄せ」と言います。ただし、実際には全部の売買注文が合致することはほとんどないため、部分合致でもいいことになっています。また、板寄せを行うと、商いを整理するため、売買が一時中断されます。1999年4月まで立会場が存在していた東京証券取引所では、たびたびこの板寄せ風景をみることができましたが、システム売買中心となった現在では、目にすることはありません。
売買開始の時間までに、売買を媒介する証券会社会員に委託された売買注文は、板(注文控)に整理・記載されたのち、成り行き注文を優先させ、その後、安い売り注文および高い買い注文から順次つき合わされていきます。そして、売り呼値と買い呼値の合計数量が一致した時、それを約定値段として売買が成立しますが、これを「板寄せ」と言います。ただし、実際には全部の売買注文が合致することはほとんどないため、部分合致でもいいことになっています。また、板寄せを行うと、商いを整理するため、売買が一時中断されます。1999年4月まで立会場が存在していた東京証券取引所では、たびたびこの板寄せ風景をみることができましたが、システム売買中心となった現在では、目にすることはありません。
板寄せ(いたよせ)
競売買による単一約定値段により行なう売買約定方法(各節に1回値段が決まる方法)の1つです。この方法は、単一約定値段による売買締結方法のうち、一番簡単で、かつ、大量の売買に適しています。立会い回数は銘柄によりますが、前場・後場とも1~3回となります。また、「板合せ仕法」ともいいます。- 板寄せのページへのリンク