体型・その他特殊系
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「ドラゴンボールの技一覧」の記事における「体型・その他特殊系」の解説
爆発波(ばくはつは) 自分の気の一部を文字通り爆発させる技。多くの戦士が使用できるが自分の気を犠牲にするため、むやみに使えない技である。超爆発波(ちょうばくはつは) 「爆発波」をパワーアップさせた技。悟空、ブロリー、ゴジータなど、多くの戦士が使用可能。威力と範囲が広がった。 ブレイジングシュート パイクーハンの技(名称はゲームから)。全身に炎をまとって敵を蹴り上げる。この技で地獄で暴れていたセルを吹き飛ばした。 変化(へんげ) ウーロンとプーアルが使用する術。形大きさ問わずあらゆる物に変身することができるが、変身した物の硬さまでは再現できない。ウーロンは5分間しか変身できず、5分が過ぎると変身が解けて1分間休憩する必要がある。 エネルギー吸収 相手の気を吸い取り、自分のパワーに変換する。人造人間19号、20号は手の平に組み込まれたレンズ状のエネルギー吸収装置から吸収し、気功系の技も吸収する。 超17号も使用し、特定の体勢を取ることで気功系の技も吸収するが、吸収している間は隙だらけになる。 エネルギー波(人造人間) 気を手の平に組み込まれたエネルギー吸収装置から逆噴射する技。気を多量に放出するため戦闘力が下がる。人造人間20号が逃亡する際に使用した。 バリヤー 気で障壁を作り、敵の攻撃を防ぐ技。気功系の技や、ミサイルなどの物理的攻撃を防ぐことができる。また、ブロリーのバリヤーはマグマの海に沈められてもガードできる。球体で体を覆うものと体にまとうタイプに分けられる。人造人間17号、セル、魔人ブウ(悟飯吸収)、ベジット、ブロリー、ボージャックが使用した。バビディの「バリヤー」は魔術であり、根本的に原理が異なるらしい。 舞空術(ぶくうじゅつ) 全身の気をコントロールしながら放出することによって、空中を飛行する技。もとは鶴仙流独自の技で鶴仙人が創始者とされるが、多くの戦士がこれを体得。ナメック星人など生まれながらにして飛べる種族も多い。サイヤ人編以降に登場した多くの宇宙人も同じ原理で飛んでいる。人造人間の16、19、20号は体に埋め込まれた反重力装置によって、気の力に関係なく空を飛んでいる。素養さえあれば比較的習得は容易らしく、作中では一般人に近いビーデルでも10日間の修行でほぼマスターしている。ただし他の気功系の技と異なり、戦闘力の高い者が必ずしも自然に使えるとは限らず、体得するための個別の修行が必要である。例えば孫悟天は、超サイヤ人になれるにもかかわらず当初は使用できなかった。他にヤジロベーはビーデルよりも上位の戦闘レベルを持ちながらも、人造人間編で飛べないと発言していた。 太陽拳(たいようけん) 全身の気を発し発光する新鶴仙流の目くらまし技。攻撃力はなく、技自体はそれほど難しくはなく、最初に使用した天津飯以外にも悟空やクリリンなども使用する。サングラスを使用している者には効果がない。視界を封じる技のため、戦闘力の差の影響を受けることなく使うことができる。実用性が高く、作中では主に撤退の際に多用されている。失敗例としては天津飯戦にて悟空が亀仙人のサングラスで防いだ時のみ。実際目をくらまされても、気を探れる者なら気配で相手の位置はある程度判るが、眩しさのあまり瞬間的には視神経の方に意識がいくので、その間は普段より気配に対する感覚や集中力が低下する(ピッコロやクリリンたちはこれで2度セルを逃している)。使用する際の手の形は最初に天津飯がした形でなくとも問題ない。 四妖拳(しようけん) 天津飯が使用。肩甲骨の部分から2本の腕を生やし、計4本の腕で戦う。 四身の拳(ししんのけん) 自分の体を4つに分身させる天津飯の技。残像拳とは違い全部本物であり個別に戦える。また天津飯は三つ目のため、計12個の目で超スピードの相手も捕らえることが可能。それぞれの力、スピードが元の4分の1になる弱点がある。アニメではセルも使用している。 四身の拳・気功砲(ししんのけん・きこうほう) ゲームオリジナル技。四身の拳で4人に分身した状態から1人の敵に向けて一斉に気功砲を放つ大技。カードRPGゲーム系では天津飯の最強技に位置されている。 魔封波(まふうば) 気を奔流状に操作して展開することで相手の体の自由を奪い、封印のお札が貼られたか呪文が書かれた蓋付きの容器(電子ジャーや瓶や壺。対象者の体より小さくても可能)の中に封印する特殊な技。対魔族戦に効果的。封印されても、蓋を開けるか容器が壊れれば解放される。封印された者が中から蓋を開けたり容器を壊したりはできない模様。技が成功しても、容器が割れていたり封印のお札か呪文が施されていないと封印できない。 亀仙人と鶴仙人の師・武泰斗が開発するも、身体への負担は大きく、使用者の命を奪うこともある危険な技であり、武泰斗や亀仙人が命を落とした。天津飯は練習としてだが何度も使用。シェン(神)も躊躇うことなく使っている。この2人に関しては、実戦で使用(ただし結果的に失敗)した天津飯は体力を著しく消耗したものの死には至らず、シェン(神)に至ってはそういった描写は見られなかった。『超』ではピッコロが見本で披露し、悟空が練習として何度も使用し、未来トランクスが実戦で使用するが、いずれも命を落としたり体力を著しく消耗した描写もない。 『超』の“未来”トランクス編では不死身となった界王神ザマスを封印するために悟空が亀仙人から習得したが、決戦時には悟空ではなく、ブルマが撮っていたピッコロが見本で見せた動画を元に未来トランクスが土壇場の見様見真似で使用した。技は成功するも、肝心の封印のお札を悟空が忘れてきたため封印できなかった。 『超』の宇宙サバイバル編では亀仙人が3回使用。1回目は第4宇宙のダーコリを瓶に封印、場外に投げ出した。2回目は第6宇宙のフロストに放ったが失敗、3回目は同じく第6宇宙のマゲッタに放ったがフロストに魔封波がえしで逆用された。この時、亀仙人は脱落直後に仙豆を食べないと命が危なかったほど消耗したが生き延びている。魔封波がえし(まふうばがえし) 神が使用した魔封波に対してマジュニア(ピッコロ)が使用した技。その名の通り相手が放った魔封波を、より強力な奔流を展開することで跳ね返す技で、神を逆に封印することに成功した。 『超』の宇宙サバイバル編では、亀仙人がマゲッタに放った魔封波に対してフロストが使い、ベジータを1度は封印した。 界王拳(かいおうけん) 悟空がベジータ戦に先立って界王から教わった技。考案者は北の界王だが、北の界王自身も元気玉同様に夢に描きながらついに体得するには至らなかった。界王拳を使うことができるのは作中では悟空のみ。体中の全ての気をコントロールし瞬間的に増幅させ、力、スピード、破壊力、防御力、全てが何倍にもなる。しかし戦闘力の増強と引き換えに体力をごっそりと持っていくので体に適切な量でなければ負担が大きすぎるため、体が付いていけず身を壊すことになる。 実戦ではナッパとの戦いで初使用。当時の悟空は2倍界王拳までしか耐えられず、界王から「3倍以上は使ってはいけない」と釘を刺されたが、ベジータに2倍界王拳が通用しなかったことから、3倍界王拳を使用し、ダメージを与えることに成功。次に4倍界王拳によるかめはめ波でベジータのギャリック砲を押し返して吹き飛ばしたが、4倍界王拳を使えたのはほんの一瞬だけで、ベジータを吹き飛ばした後はまともに動けなくなっており、姿を現したヤジロベーが労うつもりで悟空の体を叩いた際には苦痛に喘いでいた。 最終形態のフリーザ戦での悟空は10倍界王拳に耐えるほどまでに成長していたが、フルパワーの半分も出していない状態のフリーザにすら全く通用しなかった。限界を超える20倍界王拳のかめはめ波もフリーザに「今のは危なかった」「今のは痛かった」と言わしめるだけのパワーを発揮するが、それでもほとんど通用せずに悟空は大半の力を使い切り「クソッタレめ」と毒づき、ピッコロにはフリーザに挑んだことを後悔させた。原作ではこれ以降、界王拳は使用していない。 ただしアニメオリジナルのあの世一武道会編では、パイクーハンとの戦いで超サイヤ人の状態で界王拳を発動させる「スーパー界王拳」を一瞬だけ使用している。 『ドラゴンボール超』では第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合にて、ヒットとの戦闘中に使用。超サイヤ人ブルーの状態に10倍界王拳を上乗せし更なる戦闘力の飛躍を実現した。悟空によると、ただでさえ身体に無理を強いる超サイヤ人の状態にさらに負荷がかかる界王拳を上乗せして発動すると、気が暴走して死亡するおそれがあったためこれまで封印していたとのこと。だが、強さと穏やかな心を併せ持ち、気のコントロールを極めた超サイヤ人ブルーの状態なら可能かも知れないと以前から試してはいたが、ヒットとの試合中に初めて成功させた。ただし超サイヤ人ブルーでも、その状態を長時間維持することは不可能。この無理の影響で、ヒットとの対戦が終わって界王拳を解除した直後には筋肉が膨張収縮を繰り返し、試合の後日も気のコントロールがままならない状態になる「遅発性乱気症(ちはつせいらんきしょう)」をしばらくの間発症していた。なお、漫画版においてウイスが界王拳についての構造を「パワーの前借り」と説明している。 ゲームでは原作同様、一定時間しか使えず、使用している間は体力や気力が徐々に減り続ける、界王拳を解いた後はステータスが低下する、などのリスクを付ける場合が多い。『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』では、シナリオによっては悟空との修行でクリリンも使用可能になる。『ドラゴンボール ゼノバース』でもクリリンが使用可能になっている他、あの世にいた際に界王の下で修行していたヤムチャも使用可能になっている。 時とばし ヒットが使用。自分以外の時間を0.1秒だけ止め、相手には不可視の道の攻撃と感じさせる。破壊神選抜格闘試合ではベジータ相手に完封勝利したが、悟空との対戦で成長し、0.5秒に伸ばした。“未来”トランクス編での悟空との再戦では、飛ばされた時間を蓄積し、蓄積された時間からパラレルワールドを作ることで移動する技を見せた。 漫画版では相手との実力差があるほど効果が薄れるため、超サイヤ人ゴッドの悟空には無効化された。 時ずらし 漫画版でヒットが使用。時とばしを改良した技で、術をかけた対象者の時間を切り離すことで、ヒットが早く動いているように見せることができる。 身勝手の極意(みがってのごくい) 『超』で登場。意識と肉体を切り離し、無意識に体を任せることであらゆる攻撃を回避する技。五感の反射や脳から神経を通って体に伝わるまでには時間がかかるため、頭で考え動いているうちは速さに限界があるが、この状態は状況に応じて頭で考える前に身体中のあらゆる部分が自動的に判断して的確な行動を取る能力を発揮するため、この領域外にいる人物には動きを見切るどころか動いたという実感すら持てない。極めればあらゆる危機も回避することが可能となり、悟空の攻撃は弾かれる度により強く、鋭い攻撃へと進化していった。また、単なる技術体系という枠に留まらず、超サイヤ人ブルー+20倍界王拳をもってしても手も足も出なかったジレン相手でも互角に戦えるぐらいに気が高まる効果がある。神々ですら容易に到達できない領域とされ、宇宙サバイバル編の力の大会で悟空が発動した際には各宇宙の破壊神、界王神、天使たちが騒然となった。会得するのは極めて困難であり、ビルスすらまだ完璧ではなく、自らは会得していると悟空らに公言したウイスも道端にあるウンチを踏んでしまい、「靴は勝手に判断してくれませんから」と動揺していた。その力と引き換えに体に掛かる負担は尋常ではなく、長時間維持することさえ至難である。極めた状態の悟空でも闘いの終盤には、潜在能力を全て解放したジレンの攻撃を食らう場面もみられた。また、完全に極めていない状態は、各種関連書籍や関連ゲームなどでは「身勝手の極意“兆(きざし)”」と呼称されている。 悟空が発動したときには、完全に極めていない状態のときには眼の虹彩は銀色になって白いオーラも発生し、完全に極めた状態のときには髪と眉も銀色に輝いた。完全に極めていない状態の悟空は、防御面は極めていたものの、攻撃に移る瞬間どう攻撃すれば効果的か考えて攻撃を意識してしまい、意識と肉体を切り離して無意識に任せることができず、技を鈍らせ本来あるべき威力の発揮を妨げる枷となっていたため、攻撃面が未完成で真の力を発揮できずにいた。その後、ジレンとの戦闘で脱落寸前まで追い込まれるが、ただひたすら戦いそのものに全身全霊をぶつけ続けて己を熱く激しく燃え上がらせ、迷い、焦り、恐れも、その炎の中で無へと帰り、感じられるのは己と相手、戦いとなって、意識の乱れではなく純粋な衝動で加速する気の高まりで、やがてそんな認識すら霞んで消えゆくほどに熱く、速く、本能よりも深い領域へ突き進み、攻めようとする瞬間、頭を駆け巡る様々な思考、判断を克服して攻撃面も極め、ついに身勝手の極意を完成させることに成功する。完全に極めた状態の悟空はジレンを圧倒し、敗北寸前まで追い詰めるが、限界突破による肉体への負荷は神の領域により深く踏み込むほど大きくなるため、その場に昏倒し、しばらくの間戦闘不能になるほどのダメージを負った。なお、悟空はこの状態について、闘いで追い込まれ偶然発揮できただけと語っており、力の大会終了後も自由に発動することはできていない。漫画版では「パオズ山の清流のような穏やかな心」を会得することで「身勝手の極意」を完成させることに成功したが、第7宇宙の天使であるウイスいわく「使いこなすにはまだまだ修行不足」とのこと。 我儘の極意(わがままのごくい) 漫画版『超』の生残者グラノラ編にて、ベジータがビルスとの修行で破壊神の力を身につけた形態。正式な呼称は存在しないが、悟空の身勝手の極意に対抗してベジータ自身が「本能(我)に突き動かされるまま(儘)暴れ回る」として「我儘の極意」と作中で名付けた。身体的特徴は後ろ髪が少し伸びて、超サイヤ人3同様、眼窩上隆起の発現に伴い眉毛が縮退し、さらに瞳に瞳孔が黒く現れ、体の周りにはスパークが飛び交う。左耳にはビルスたち破壊神と似た耳飾りをしており、これは破壊の技を使う者の証である。 ボディチェンジ ギニューの技。「チェンジ!」と発音することで相手と自分の身体を交換する技。しかし、いくら強い相手と身体を交換しても、交換したばかりの身体、特に相手が気をコントロールできる戦士だと十分に扱うことはできない。悟空曰く「精神と肉体を一致させないと力を引き出せない」。また、身体が入れ替わる前に第三者が割り込むなどで妨害が可能。『ドラゴンボール超』では交換対象がギニューの代わりに「チェンジ」と言っても発動可能で、ギニューが書いた「チェンジ」という文字をタゴマがうっかり読み、ギニューと体を入れ替わった。 タイムストップ グルドの技。グルドが息を止めている間だけというわずかの間ではあるが時間を止めることができ、その間に攻撃したり身を隠したりすることができる。エネルギーの消耗が激しいらしく、一度の使用で顔中に汗をかき、計3回使っただけでそれ以上は使用できなくなった。ただしその状態でも金縛りの術は使える。時間を止めたまま攻撃することも一応可能なようだが、あまりにもエネルギーの消耗が大きすぎるとのことで実際には行われていない。 アニメ版では停止中に攻撃しようとしたが、途中で息を吐きだしてしまって解けてしまい、不発に終わった。 金縛りの術 ブルー将軍、餃子、グルド、東の界王神が使用する技で、敵を金縛りにあわせ行動を封じることができる。グルドの場合はリクームによると滅多に使用しない技で、この技で一瞬にして孫悟飯とクリリンの両方を金縛りにして窮地に追い込んだ。他に劇場版では銀河戦士のザンギャ、ビドー、プージンも同じ効果の技が使える。ブルーの金縛りは相手を睨み付け眼光をあびせ、グルドは特定のポーズをとり、界王神は両手を前にだし、銀河戦士は特殊な結界を作り出し相手のパワーを封じ動きを止める。なお動きを止められている時には、光の糸のようなものが絡まっている。また彼らの場合、もがくとパワーを著しく消耗させる効果がある。餃子の場合ゲームでは「超能力」表記が多い。 超能力第2弾 ブルー将軍の技。ブルーの使うもうひとつの超能力で、縄などを遠隔操作する能力。ブルーは亀仙人ですら解けないほど硬く、力が入りにくいようにして縄を縛った。 瞬間移動(しゅんかんいどう) 孫悟空がヤードラット星人に教わった技で、いわゆるテレポーテーションである。感じ取った気の持ち主のいる場所に移動する(気を探るときは、主に手の指を額に当てている)。そのため、移動できる場所は知っている気を感じるところのみ。どんな遠隔地であろうと瞬時に移動でき、敵の攻撃を避ける時にも使用できる。これを応用した瞬間移動かめはめ波はセルをも騙した。復活した完全体セルも悟空との戦いの中で修得した。 移動させられるのは術者一人に限らず、術者が触れているものならどんなものも一緒に移動させることができる。ジャンプスーパーアニメツアー08『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』で悟空は誰もいない自分の家に瞬間移動している。また、『超』で登場したヤードラット星人のジーミズも、フリーザから距離をとるために誰もいない空中へ瞬間移動している。 また、キビト(東の界王神とのポタラ合体後も含む)も「カイカイ」というかけ声と共に、瞬間移動することが可能である(体力を使い過ぎると、自然に体力が回復するまで使用不可能)。移動できるのは界王神界と下界の星々との間。遠隔地の場合、悟空の用いるタイプの瞬間移動よりもはるかに速い速度で瞬間移動できる。またこれを見切った魔人ブウも使用している。 メタルクウラやジャネンバも瞬間移動を使える。ただ、メタルクウラは瞬間移動中の次元で同じく瞬間移動した悟空と肉弾戦を演じている。ジャネンバの場合、体が一瞬バラバラになり、移動先で再構築する、という一風変わったもので、ベジータにその特性を一目で見抜かれ、気弾で「吹き飛ばす」ことで移動先を暴かれた。 パッパラパー バビディが使用する術。正確には詠唱呪文。瞬間移動の一種で、バビディが見ている人物・宇宙船の入り口など一帯を他の場所へ瞬間移動させることができる。 パワーボール 限られたサイヤ人のみが造りだすことができる気の球。これを星の酸素と混ぜ合わせることで人工的に満月を造りだす技。人工満月には1700万ゼノを超えるブルーツ波が含まれており、これにより月が無くても大猿への変身が可能になる。なお、この人工満月は90分ほどで消滅する。地球来襲時のベジータが使用した他、映画で登場したターレスや、ゲームではベジータ王も使用している。手に浮かんだパワーボールを空中へ投げ、「弾けて混ざれ!」という掛け声と同時に空中に投げたパワーボールに向けた手を握ることで技が完成する。 フュージョン 悟空があの世でメタモル星人に教わった技。気や体形などが近い二人が、同じ動きを対称に行い、最後に指先を合わせることにより融合する術。その時の動きはベジータが非常に嫌がるほど格好悪い。成功すれば戦闘力は融合前の何倍にも跳ね上がるが、タイミングが合わない、ポージングを間違えるなどで失敗すると弱体化した状態で融合する。融合していられる時間は30分間だけで、その後に再び融合することも可能である。ただ、エネルギーを多く消耗すればそれだけ変身時間も短くなり、超サイヤ人4となったゴジータの場合は10分間、超サイヤ人3となったゴテンクスの場合は5分間しか融合していられず、しかも融合が解けた後に1時間経たなければ再び融合することはできない。 グルグルガム 口からゼリー状のガムを吐き出して縛り付け、相手を動けなくする技。ギランが悟空とタンバリンに使用したが、いずれも破られた。アニメではほかのギラン族もグルグルガムが使えるようで、ナムの村の近くの川の上流の滝をせき止めていた。 ダーブラの唾 ダーブラが使用する術。口から出した唾を相手にかけ、相手を石にする。ダーブラ本人が死ぬと術が解ける。 アクマイト光線 アックマンの技。相手にわずかでも悪の心がある場合、その心を無限大に増幅させ、体を爆発させる。占いババが慌てて制止しようとしたほどの凶悪な技だったが、悪い心を持たない悟空には効かなかった。 ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』では対象者の邪悪さによって威力が変わり、必ずしも一撃必殺にはならない。 よいこ眠眠拳 ジャッキー・チュンの使用した相手を眠らせる技。手の動きと歌声による催眠術である。 隠れ身の術 ムラサキ曹長が煙球を放った後に使用した技。背景と同じ模様の布を用いて隠れるはずが、両面リバーシブルになっている布の表裏を間違えてアメリカの国旗で隠れたため、すぐさま悟空に見つかる。 ハイレベルな隠れ技 ムラサキ曹長が使用した技。相手に目をつぶってもらい、30まで数えさせている間に作り物の岩に隠れる。しかし、悟空が18までしか数えられず振り向かれてすぐに見つかる。 水遁の術 ムラサキ曹長が使用した技。相手に目をつぶってもらい、30まで数えさせている間に池の中に隠れる。しかし、水の中での呼吸の際に呼吸用の筒から音が出たことですぐに見つかり、熱湯を流し込まれた。 忍法タタミ返し ムラサキ曹長が使用した技。手裏剣を持った相手からの防御手段で、畳敷きの部屋にて手裏剣を投げられると畳を剥がして盾代わりに防御する。しかし、4畳半間にて手裏剣1枚に畳1枚で受けたため、5回使ったところで悟空の投げた6枚目の手裏剣が額に刺さり、「6畳間にすれば〜」と嘆く。 アメンボの術 ムラサキ曹長が煙球を放った後に使用した技。悟空から逃げるべく、ピラニアを放している人工の川の上を水蜘蛛を履いて渡った。 分身の術 ムラサキ曹長が使用したとっておきの忍法。残像拳と違い全部本物の人間であり悟空は驚いていた。実はムラサキ本人が5つ子でそれぞれ違う武器を持ち悟空を襲うというインチキ忍法であり、ムラサキは残像拳を「ホントの分身の術」と言っている。 サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ ミスター・サタンの必殺技。天下一武道会で18号に負けてもらったときに使用。実際はただのパンチで、18号には通用するどころか微動だにしなかったが、直後に18号が自分から吹っ飛んで負けた。そのためパンチが当たってから18号が吹っ飛ぶまでに"間"があったが、本人はこれを「攻撃から一間隔おいたあとに爆発的な威力を発揮する技」と言い訳していた。 なお、もう一度技名を尋ねられた時は正確に答えることができず、サタンミラクルビーチフルスーパーバリバリパンチに言い換えられる。 ダイナマイトローリングサンダーパンチ ゴテンクスの技。ジャンプスーパーアニメツアー08『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』でアボとカドが合体したアカに対して使用。とどめとして使ったが倒せなかった。 ダイナマイトキック サタンとゴテンクスの技。相手に強烈な飛び蹴りを食らわす技。サタンがセルに使ったダイナマイトキックもゴテンクスがブウに使ったダイナマイトキックも両者とも全く通用しなかった。
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