体型の違いを考慮したサイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 06:28 UTC 版)
「既製服」の記事における「体型の違いを考慮したサイズ」の解説
男性用のスーツなど体にフィットした服では上記のサイズに加えて体型の違いが考慮されたサイズが用いられる。具体的には、標準体型をA体とし胸囲と胴囲との差が大きいものをY体、逆に差が小さいものをB体とする。また、より厳密にY体とA体の中間としてYA体、A体とB体との間にAM体やAB体、B体より差が小さいものとしてO体などが用いられることがあり、その場合B体はBB体と表記されることもある。ただし、体型を考慮したとしてもすべての人にフィットする服は作れないため、スーツなどでは今なおオーダーメイドで作られることも珍しくない。以下、表では胸囲の違いで行を分けているが、量販店などでは分かりやすくするために便宜上身長の違いを号で分けていることが多く、タグも身長・胸囲・胴囲の三元表示といわれる表記法が一般的である。なお、スーツにおいて表記されている身長は着丈×2+25(cm)で計算されたものである。 (例:単位はcm)胸囲YAAMAB身長 胴囲 着丈 身長 胴囲 着丈 身長 胴囲 着丈 身長 胴囲 着丈 (前略) 92 171 75 73 169 78 72 167 81 71 165 84 70 94 173 77 74 171 80 71 169 83 72 167 86 71 96 175 79 75 173 82 74 171 85 73 169 88 72 98 177 81 76 175 84 75 173 87 74 171 90 73 100 179 83 77 177 86 76 175 89 75 173 92 74 102 181 85 78 179 88 77 177 91 76 175 94 75 (後略) 体型の違いを考慮するとサイズの数が膨大になるため、量販店などでは該当者が少ないサイズを省いた品揃えが一般的である。 (量販店の品揃えの例:単位はcm)胸囲YAABB身長 胴囲 着丈 身長 胴囲 着丈 身長 胴囲 着丈 身長 胴囲 着丈 90 165 74 70 165 78 70 92 170 76 72.5 170 80 72.5 94 175 78 75 175 82 75 165 84 70 96 180 80 77.5 180 84 77.5 170 86 72.5 98 175 88 75 165 92 70 100 180 90 77.5 170 94 72.5 102 175 96 75 104 180 98 77.5
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