体外で用いられる抗凝固薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 08:48 UTC 版)
「抗凝固薬」の記事における「体外で用いられる抗凝固薬」の解説
次のような目的で抗凝固が行われる 血漿と血球を分離するため 液体としての流動性を残すため 血液凝固因子を消費させないため EDTA 二価の金属イオン(カルシウムイオンもこれである)をキレートする。 クエン酸 クエン酸三ナトリウムとして用いられ、カルシウムイオンと結合する。 シュウ酸 クエン酸と同様。 フッ化ナトリウム NaF。カルシウムイオンと結合。解糖系を阻害するので血糖測定に用いられる。 ACD Acid Citrate Dextrose Solution。クエン酸とデキストロースを含む。輸血用保存血液に添加される。
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