“未来”トランクス編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:43 UTC 版)
「ドラゴンボール超」の記事における「“未来”トランクス編」の解説
(漫画:第2巻 - 第5巻 / アニメ:第47話 - 第76話) かつて悟空らと共に人造人間やセルと闘った未来世界のトランクスが、タイムマシンに乗り負傷した姿で悟空らの前に再び現れ、平和になった未来に、悟空と瓜二つの姿をした「ゴクウブラック」と呼ばれる戦士が現れ虐殺行為を繰り返し、抵抗軍のリーダーとなった未来のマイと共に闘い続けていることを告げる。悟空らは、第10宇宙の界王神ゴワスの下で修行中である界王神見習いのザマスがブラックと何らかの関わりがあることを突き止め、悟空とベジータはトランクスと共にタイムマシンで未来世界へ向かい、ゴクウブラックに闘いを挑むが、ブラックの同胞としてザマスが現れ、「超サイヤ人ロゼ」と化し、ザマスが不死身の肉体を得ていたことで、現代へ敗退する。元凶がザマスであることを聞いたビルスは、ゴワスを殺害しようとしていた現代のザマスを破壊し、その後タイムマシンで未来が平和になったか確認に向かった悟空たちだったが、ブラックもザマスも消えておらず戦闘となり応戦するも二度目の撤退を強いられる。 ゴクウブラックの正体は、ビルスに破壊されずにゴワスの殺害を成功させた、異なる歴史を歩んだ「もう一つの現代世界」のザマスであった。ビルスが現代のザマスを破壊しても、未来が救われるのは、あくまでその時間軸の世界だけでしかなく、歴史が分岐した並行世界には影響を与えなかった。「もう一つの現代世界」では、ザマスはゴワス殺害に成功した後、時間を往来することができる神具「時の指輪」を奪い、超ドラゴンボールの力で悟空と肉体を入れ替え「ゴクウブラック」となってから、未来トランクスの世界へ渡った。そこでもゴワスを殺害し、未来のザマスを仲間にする。超ドラゴンボールの力で、未来のザマスに不死身の肉体を与えた後、準備を整えたブラックと未来のザマスは、争うばかりで進歩しない人類を一掃した後に、新たな世界を築く「人間0計画」を完遂させようとしていた。 悟空はザマスの不死身対策に亀仙人から魔封波を伝授され、ベジータは更なる修行を積んだ上で、闘いを続けるトランクスを救うため未来へ向かい、三度目の決戦を挑み奮闘するが、ブラックとザマスは「ポタラ」を使って融合し、合体ザマスへと進化し悟空たちは追い詰められ、悟空とベジータもポタラを使いベジットとなり猛攻を畳み掛けるが、時間切れとなり2人に分離し、再び危機に貧した悟空らの前に、折れた剣の柄から気で刀身を形成したトランクスが割って入り、地球に生きる人々の願いと悟空らの力を集束していき、青色に光り輝く大剣となり、その大剣に思いを籠めてトランクスは合体ザマスを一刀両断にした。合体ザマスが消滅し安堵する悟空たちであったが、ザマスは自身の存在を霧状に変容させて全宇宙に拡散して未来世界そのものとなり、戦場にいた悟空たち以外の未来の住人らを全員消滅させ、為す術がない悟空たちだったが、以前に全王から友情の証として授けられた押せば全王を召喚できるスイッチを押し、未来世界の全王を召喚し惨状を目の当たりにした全王は、万物を消し去る力を行使してザマスを未来世界ごと消滅させた。一人残った未来の全王を悟空は現代世界に連れて帰り、現代の全王と友達になった。 トランクスとマイは、自身らの世界がなくなったが、ザマスらが虐殺を行う前の世界で生きることをウイスから提案され、それを受け入れる。トランクスとマイの出発の日。トランクスはマイと共にタイムマシンで新たな未来へと悟空たちに見守られながら旅立っていった。
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“未来”トランクス編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:49 UTC 版)
「ドラゴンボール超の登場人物」の記事における「“未来”トランクス編」の解説
ゴクウブラック 声 - 野沢雅子 『超』のおもな舞台である悟空らが住む時代より、約17年後の未来のトランクスの世界に現れた、悟空と瓜二つの姿をした戦士。 自身の宿願「人間0計画」を実現するため、多くの人々を虐殺する。 詳細は「ゴクウブラック」を参照 ババリ人 声 - 小山剛志、平井啓二、藤本たかひろ ごく最近ババリ星に誕生した人類。屈強な体格で爬虫類のような頭部を持ち、性格は非常に凶暴かつ好戦的。ザマスとゴワスが時の指輪で訪れた1000年後の世界では集落のようなものを作るといった多少の文化は生まれていたが、その凶暴性にほとんど変化は見られなかった。 漫画版では様々な体型のものが登場する。また、村長らしき人物が現れると争いをやめてひれ伏すといった秩序が生まれつつあったが、アニメ版同様に凶暴な個体のババリ人に阻まれ、ザマスがそれを目にすることはない。 家庭教師 声 - 森下由樹子 カプセルコーポレーションでトランクスと子供になったピラフ一味に勉強を教える家庭教師。悟空たちの超人的な力を目の当たりにして頭痛を起こし、早退する。漫画版では算数の授業と間違えて、トランクスたちにとっては難しいカシコイ大学オリコウ学部のテキストで並行世界についての授業を行う。 ハル、マキ 声 - 藤井ゆきよ、金魚わかな トランクスがいた未来世界で生き残った幼い子供たち。トランクスやマイを慕っている。漫画版には登場しない。 レジスタンス兵士 声 - 藤本たかひろ、松原大典、宮崎寛務 未来世界でマイを中心に抵抗軍を組織し、ゴクウブラックから町を守っている。一度悟空をゴクウブラックと間違え、攻撃するもトランクスの説得で別人であることを知り、詫びる。トランクスにサインをねだろうとしたり、未来のヤジロベーがすぐ逃げるにもかかわらず食事のときだけ現れることを明かすなど、フランクな一面もある。漫画版には登場しない。 合体ザマス 声 - 三木眞一郎 超サイヤ人ロゼのゴクウブラックと、未来世界のザマスが、界王神に伝わる秘宝「ポタラ」の力を用いて融合し、さらなる進化を遂げた姿。 詳細は「界王#合体ザマス」を参照 ワタガッシュ 声 - なし 凶悪指名手配犯の宇宙人。単体では無害だが、人間の心の闇に引き寄せられて寄生する習慣がある精神寄生体であり、寄生主に超人的なパワーを与えることができる。心の闇が大きければ大きいほどパワーは増す。寄生された者は、頭に触角が生える。ジャコによると、ワタガッシュのために文明ひとつが滅んだ事例もあるという。 一度ジャコに捕らえられるが、ジャコが仕事を怠けて屋台でラーメンを食べている間に逃げ出し地球にやってくる。一度銀行強盗の男に寄生するが、その男が悟飯に倒されたあとは人気俳優のバリー・カーンに寄生する。 バリーが倒されたあと、再度ジャコに捕らえられるがまた逃げ出すような描写がなされている。その後の消息は不明。漫画版には登場しない。 甘栗ココア(あまぐりココア) 声 - 浅野真澄 グレートサイヤマン映画化の際、グレートサイヤマンの恋人役を演じるアイドル。悟飯とブルマの会話を盗み聞きし、グレートサイヤマンの正体が悟飯であることを知る。 アイドルと女優に挑戦していくつもりだが、新曲の売り上げがよくなかったことをバリーに指摘された上、「落ち目のアイドル1人潰すくらい訳はない」という脅しに逆らえず、バリーに雇われる形で悟飯にハニートラップを仕掛けようとする。自分には才能がないのではと自信をなくしていたが、悟飯に自分と似た境遇だから互いに頑張ろうと励まされ、悟飯を屋上から逃がし、礼として頬にキスをするが、結局はこのキスシーンをバリーに盗撮され、悟飯を窮地に追いやることとなる。 ワタガッシュに寄生されたバリーが悟飯に倒されたあとは、バリーに対し悟飯のことを明かせば、怪物がバリーであることを明かすと脅す。漫画版には登場しない。 監督、助監督 声 - 池田勝、山口勝平 グレートサイヤマンの映画版の監督と助監督。助監督はバリー・カーンに逆らえず言いなりだが、悟飯のスタントを見た監督は、それまで牛乳瓶の底のようなメガネをかけボーッとしていた態度から一変、目に炎が宿りバリーを「若造」と一喝する。その後グレートサイヤマンとワタガッシュの戦いをカメラに収め、そのまま映画化する。漫画版には登場しない。
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