本家及び最高幹部
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近藤勇足(近藤勇) 新鮮組の二代目で先代総長。静也の父親。その強大な戦闘力とカリスマ性により、新鮮組を一気に関東最大の暴力団に発展させた。 大久保によると「重厚でカミソリのように切れる」男で、平気で子分を捨て駒に使い数々の抗争を勝ち抜いた。普段から凶暴だが、酒を飲むと更に手が付けられなくなり、数々の刃傷沙汰を起こしていた。しかし、泥酔して起こしたある事件の際に、当時中学生だった静也に、料亭の階段から突き落とされて頭を打ち、髪が真っ白になってしまった。その後は穏やかな性格となり、酒を一切辞め、代わりにペロペロキャンディを舐める甘党になるなど、少しボケた様子が伺われるようになっている。 物語は彼が敵対組織・鬼州組に射殺されたことにより始まる。写真嫌いであり、まともな写真が残っていなかっため、死後の遺影には、とぼけた顔でペロペロキャンディを持つ写真が使用されている。 近藤妙 先代、近藤勇足の正妻で静也の母親。現体制の新鮮組内においても、二代目姐として強い発言力を持つ。彼女の作画は劇画調に描かれている。 常にサングラスを着用。ニトログリセリンを携帯していることから「ニトロのお妙」と呼ばれるようになった。 静也の極道としての才能を見抜き、静也が幼い頃より極道の英才教育を施してきた。しかし、静也はその期待に反し、下着デザイナーという彼女から見れば「くだらない仕事」を選んだ。下着会社を辞めて、ヤクザ家業に専念して欲しいと願い、これまで何度か会社を辞めさせる工作をしている。しかし、静也がデザイナーとして表彰をされた時には密かに授賞式を見に行ったりするなど、サラリーマンとしての静也をある程度認めている節もある。 新鮮組幹部たちを駆け出しの頃から面倒見てきたため、「姐さん」と呼ばれ一目も二目も置かれている。還暦を迎えるような高齢だが、年齢を全く感じさせない美貌を保っている。 様々な事情により静也が指揮を取れないとき、秋野の姐としての才能を見抜き、総長代行に据えたことが2度ある。 序盤から中盤までは息子の幸せは二の次で組の存亡を第一とし、失態を繰り返す静也を殺して心中しようとすらする、非情で冷酷な「姐さんの鑑」として存在感を放っているが、物語終盤では、静也の遺書の内容を知ったあと秋野の両親に土下座までして2人の結婚を認めて欲しいと直談判しに行ったり、表では厳しい発言をしつつも秋野を認めて守ってやろうとしたり、静也が中東S国の捕虜収容所にいるとの知らせを受けて影で泣くなど、誰よりも息子を愛し幸せを願う一人の母としての描写が増える。 2008年の読者アンケート「近藤静也以外の登場人物で『描いてほしいキャラ』」の1位を獲得し、スピンオフ作品『静かなるドン エピソード0 妙の眼鏡』(20ページ読み切り第97巻末収録)が描かれた。 鳴戸竜次(鳴海清) 新鮮組ナンバー2の貸元頭。 静也の父の代に精鋭の武闘派集団『鳴戸組』を率い数々の抗争を勝利に導いた。 破天荒かつお茶目な性格で、当初は組の金を持ち逃げしたことにより命を狙われていたが、それを元手に競馬で大勝ちして増やしたため組に戻ることを許される。その際、初対面の静也とたちまち意気投合し、忠誠を誓うようになる。その理由として、拡大主義・抗争を好む先代と違い、平和主義で守りに徹する静也に共感を覚えたこと、静也が三代目を継いで以来、自分の組員が死亡していないことに気付き「本当の親分は戦いを避ける親分じゃねぇのか」と語っていることなどが挙げられる。 なお、金に対する執着が強いのは、抗争で命を落としていった組員達の、残された家族を養うためであり、このことは誰にも告げていなかったが、静也にはあっさりと看破されている。 新鮮組内では静也に絶対的な忠誠を誓う数少ない人間であり、静也の危機を公私に渡り何度も救ってきた。しかしながら、その余りにいい加減な性格と規律を無視して自由奔放に行動する生き様が災いし、組織内における自身の評判は沖田などの一部の幹部を除いてあまりよくはない。 しかし、新鮮組最強と言われた実力の持ち主であり高い戦闘力を持つため、侮られると同時に他の幹部からは「恐怖」の対象でもある。鬼州組、沢木五代目の東京侵攻作戦の際、囚われの身になった静也を救うため、万間猛と相打ちになったと見られていたが、実は生きておりその後はドン・ファンと名乗り、理江と共にシシリアン・マフィアのボス、コルネオーネのボディガードとして姿を現す(ドン・ファンとは「ドンのファン」という意味)、この時、覆面をしており正体を隠していた。 後のアメリカン・マフィアとの抗争時に再度、静也の前に現れ窮地を救う。この時は正体を明かしたものの、助けの船を呼びにいったまま行方をくらませた。 白藤龍馬率いる鬼州組と新鮮組の抗争が本格化したのち、静也の前に現れ組に堂々と復帰した。最強の「鳴戸うずしお軍団」(ネタは鳴門の渦潮)の彼に対する忠誠は深く、鳴戸不在時に龍宝が鳴戸組を率いるようになっても、軍団長を始めとする軍団員達は鳴戸の言うことしか聞かない。 龍宝国光 鳴戸が出奔した後の貸元頭。 鳴戸の忠実な子分で、極道世界では「龍宝を手に入れるものは天下を制す」とすら言われた逸材。 物語当初は抗争の影響で刑務所に入っていたが、鳴戸亡き後(実は生きていたのだが)に出所し、鳴戸組の二代目を継ぐ。非常に高い戦闘力を持ち、特に射撃においては鳴戸すら上回る抜群の腕前。性格的には鳴戸とは少々異なり、生真面目で冗談の通じない性格。 最初は静也の資質とカタギの仕事に疑問を抱き、生倉のクーデターに協力、静也を退陣に追い込む。しかし生倉の正体を知り失望するとともに、静也の底知れぬ能力と人柄を知り、以後は静也に忠誠を誓い心強い味方となる。ただし静也が極道に専念しないことをよく思わないのは相変わらずで、未だに絶対服従するのは鳴戸のみである。 一見クールに見えるが熱い性格の持ち主で、しばしば静也の命に背き、破門や絶縁になってでも、己の信念を貫き通そうとする。最初の親分である鳴戸への敬愛の気持ちは強く、後に再会した時は涙を流していた。容姿、性格ともに男前であるため、ナナちゃん、アニーなど女性には非常にモテるが、本人は一向に気にしていない模様。 ピアスをしているが、これには自殺用に青酸カリが仕込まれている。実際に服用しようとしたケースは2度あり、1度目はドン・ファン(鳴戸)に叩き落とされ失敗、2度目は飲み込んだもののすでに青酸成分が酸化しており、いずれも死には至らなかった。のちに鳴戸から新しいピアスをプレゼントされ窮地で役立つことになる。 自身が助命嘆願し舎弟となったイゴールを連れ、ギャンブラーになると言い組を畳み出ていった鳴戸を探す旅に出る。その先で「当方、腕利きの用心棒リュウ」と広告を出したところ、雇い主として現れた鳴戸、理江と再会する。 猪首硬四郎 新鮮組の突撃隊長。 新鮮組最古参の化石組出身で、静也が子供の頃から部屋住みとして本家に務めており、静也の教育係を任されてきた。静也のことを初期は「若」と呼んでおり、新鮮組よりも静也個人に忠誠を誓う組員である。 作中でも屈指の巨漢で、ゴツい外見のとおり抗争になるとそのパワーを活かしてバルカン砲などの重火器を用いる。 一見すると暴力だけの粗暴な組員と見られるが、根は穏やかな性格で人の気持ちを察することも多い。秋野との初対面で静也が本気で惚れている女性と見抜いて気づかったり、彩子の復讐に血迷って一人で鬼州組本家へ突撃しようとする静也を鳴戸の件を持ち出して冷静に諫めたりするなどの場面もある。 女の色気に弱く、保毛田兄弟やムッチリーナなどオカマにモテる。ぬいぐるみを抱いて寝ていることがある。 なお、別れた女房との間に一人息子の硬太がいて、父親であることを隠して会いに行くなど子煩悩な性格でもある。 生倉新八(永倉新八) 新鮮組のナンバー3。 新鮮組系の組織で最大最弱の『生倉会』の会長。奸智に長け、上昇志向が強く、常に総長の座を狙っているものの、その強面や野望に反して非常に臆病かつ小心者。自身または新鮮組が危機的な状況に陥ると、すぐに精神錯乱を引き起こす。本作におけるギャグ担当要員として欠くことのできない人物でもある。 静也が総長であることに不満を抱いており、暗殺・失脚など様々な策を用いて何度も総長の座から下ろそうと画策するが、そのたびに失敗してきた。一度だけクーデターに成功し新鮮組総長に就任するが、早とちりから鬼州組組長、海腐の娘を100円で売り飛ばしたことによりたちまち失脚、処刑されるところを静也に罪を許され、その後も新鮮組幹部として活動する。が、全く懲りておらず、その後もありとあらゆる策謀を用いて総長の座を狙い続ける。 弱者や格下の相手に対しては傲慢に振舞うが、暴力による脅迫にはほとんど無抵抗に従う。またその場その場で有利な方に寝返ることを繰り返しているため、肘方からは「お前の人格はめちゃくちゃ」と評された。また子分の小林から「あいつは日本一喧嘩の弱いヤクザじゃ」と評されるほど戦闘力は低く、年寄りに一発でノックアウトされたこともある。また、静也が暴走と化した時に戦闘力0の赤子同然と評された。しかし薬物催眠によって理性を失った時には肉弾戦で妙を押さえつけるほどの身体能力を見せており、身体能力はそれなりに優れているが、その「気の小ささ」が災いして実力を発揮できないものと思われる。 政治力(?)に長け、ほぼ全ての幹部に付け届けを行っている。その範囲も幹部本人だけでなく、幹部の家族の誕生日などありとあらゆる祝い事にプレゼントを贈り、プレゼントの中身も相手に応じて宝石から子供の玩具までと非常に幅広く徹底している。別名『付け届けの生倉』。その付け届け気質が災いして、鬼州組の胡麻田と同盟を結ぼうと彼の家族へのプレゼントを贈ろうとした際、胡麻田は、同盟を断ったら家族を殺すという脅迫か、と疑った(生倉本人に全くそんな気はなかったのだが)。その交友関係の広さは静也すら認めるほどの物で、病院や政治家なども深く関わっている。自身が会長を務める『生倉会』を先代の頃に上手く立ち回り、抗争の矢面に立つの避けて組を拡大させた。数は力、というと聞こえはよいが、実際は生倉会は結束力も弱く組員の質も低い数だけの弱小組織である。 「完全卑劣知性体」を自称し自ら進んで戦闘に出る事は一切なかったが、銀座のマフィア抗争の際は機銃掃射により片足を失ってもなお新鮮組の勝利を見届けるために病院に行くことなく前線を見守り続ける肘方の姿に感銘を受け奮起、鳴戸に烏合の衆と称された大量の子分達を引き連れて突撃した。 非常に愛妻家。娘の豊美はヤリマンで、フェラチオの練習のために舌をペロペロ動かす癖があり、その下劣振りには父親の生倉ですらドン引きするほど。 肘方年坊(土方歳三) 新鮮組のナンバー4。 新鮮組内では生倉会と勢力を二分する肘方組の組長で、禿頭に小さなサングラスが特徴。生倉とは跡目上のライバル関係にあり、ことあるごとに対立している。連載開始当初は「鬼の肘方年坊」といわれていたが、全くそれらしい活躍がない。 当初は生倉と同様に静也が総長であることを快く思っておらず、自分が総長になることを夢見ていた。しかしどちらかと言うと組内の序列を重んじる律儀な性格であり、積極的に静也を引きずり下ろそうとするのではなく、他の人間が静也に対する不満を持ちだした際(主に生倉)に、その尻馬に便乗する形で総長退陣の姿勢を持ち出す。また静也が死んだと思われたときには総長代行として鬼州組と手打ちをしようとする幹部を一喝したりと、多少気弱ながらもオーソドックスなヤクザの幹部とも言える。 初めは軽視していた静也の能力に徐々に畏怖するようになり、龍宝を取り込んだ生倉の猛攻から救ってもらった以後は反抗する姿はめったに見られない。金を借りている子分に頭が上がらないなど、親分としての器には若干問題があり、結果、総長職を譲られた時には辞退し、静也に忠誠を誓っている。 丸禿で髪が1本もないが1度だけ1本生えたことがあり「お毛々様」と呼んで我が子のように慈しんでいた。しかし生倉との抗争でその髪の毛は焼けてしまった。この時、自分の体よりも髪の毛の心配をしている。 一人娘の沙也加を溺愛している親バカであり、そのせいで沙也加はわがままな性格に育っている。とある正月に、新年の挨拶で静也に沙也加を引き合わせ、二人に交際関係を結ばせ、自分は義父とし静也を影から操る「院政」を組に敷こうと企んでいた。しかし、静也がサラリーマンの仕事のために、どんな下着を着用しているのかを聞いたところ、沙也加が激怒してビンタを喰らわしたことで破談した。 沖田寝多(沖田総司) 新鮮組のナンバー5。沖田組・初代組長。 新鮮組内では数少ない鳴戸の理解者。また、三代目を継いだ静也にも、他の幹部とは異なり、できるだけ理解しようとしていた。中立的かつ現実的な性格で、鬼州組の脅威がなくなるならと静也の奇想天外な行動にも一応の理解を示していた。 しかし沢木五代目の東京侵攻作戦の際、一向に静観する静也に失望し、鬼州組の刺客に家族を人質に取られて自殺を強要され死亡した。 親類に組のヒットマンを捨てて女と駆け落ちした沖田総次がいる。 引田(沖田総司) 沖田組・二代目組長。 先代の沖田同様、中立的な立場をとっているが鬼州組に対しては少々血の気が多い。新鮮組の幹部の中では比較的高い戦闘力を持つまともな極道で、肘方によると「若手の星」らしいが今のところあまり活躍はしていないものの、白藤竜馬の危険性をいち早く見抜くなど高い能力をうかがわせる。地味ながら頼れる若手であり、龍宝もかつての鳴戸と沖田の関係に似た付き合いをしている。 銀座のマフィア抗争で死亡。 胴堂平助(藤堂平助) 新鮮組最高幹部。 本人を含め傘下のものは経済ヤクザばかりで抗争は苦手である。基本的に肘方派のようで生倉と肘方が対立する場合は肘方につく。 山波敬助(山南敬助) 新鮮組最高幹部。沢木五代目の東京侵攻作戦の際に射殺される。彼の死には普段冷静な沖田でさえ取り乱した。 泥沼 新鮮組幹部の一人。元は、蛭夜組の組員。 高知県出身。昔恩を受けた病院長の息子の頼みを断りきれず、静也に銃を向ける。その義理堅さがかえって静也に気に入られ、杯を受け、静也に絶対の忠誠を誓う数少ない組員のひとり。 新鮮組の幹部が抗争で倒れた事から序列も上がり幹部となり、後に組を起こしたのか泥沼組の組長となっていた。生倉と取り込まれた龍宝によるクーデター時も変わらず静也に忠誠を誓い守ろうとする。 静也が最も頼りにする部下の一人だったが、鬼州組東京侵攻後、暴利組達に新鮮組本家を襲われ、近藤妙を守り、死亡。壮絶な死にざまを見せるが乳栗に台無しにされる。 隅田小夏 戦前から続く名門・関東鉄火組の六代目。女ながら非常に好戦的な性格。 妙の案で静也と見合いをする。見合いは不調に終わったが、後に妙の推挙で新鮮組幹部となった。その後登場しなくなる。 清川一郎(清河八郎) 六本木陰獣会・二代目会長。 誤解により静也に感服し盃を受けたが数年後に幻滅していたところを海腐に唆され新鮮組に反乱を起こした。結果的に反乱が失敗に終わり八方塞がりになっていたが静也に許され新鮮組の幹部として復帰した。その際、再び静也に感服し幹部の中では数少ない静也に忠誠を誓う人物でもある。 静也と初対面した登場当初はダンディな雰囲気を漂わせており、東京大学卒という経歴から知性派と見られていたが、反乱を起こした再登場時以降、誇れる学歴が無いことが判明、向こう見ずで自信過剰なギャグキャラクターとなっており、若干子供っぽい面が見られ、新鮮組の船にロボットアニメのタイトルのような名前をつけようとしていた。 その後、銀座のマフィア抗争で死亡。 大久保竜造 関東に隠然たる勢力を持つ関東正気会の会長。容姿が「ゴルゴ13」のデューク東郷に酷似する。 新鮮組の先代近藤勇足の兄弟分であり、静也が三代目を襲名する際に後見人になった。かなりの短気で居合い斬りの達人でもある。 仕込み杖で「斬る!!」というのが口癖(というより本当に斬ってしまう危ない人物である)。初期は一向に極道稼業に専念する気のない静也に対して苛立ちを表しており、何度も「斬る!」を連発していたが、そのたびに静也に切り替えされる。また、妙から静也によって勇足の人格が変わった逸話を聞かされるなどして、次第に静也の非凡さを認めるようになる。しかしカタギの仕事を認めたわけではなく、一度プリティに押しかけたことがあるが、その時高名な下着評論家と間違えられ、恥ずかしい写真を静也に撮られてしまう。 初期は関東正気会は新鮮組とは別の独立した組織(その証拠に幹部会に大久保は出席していない)だったはずだが、現在は『新鮮組内関東正気会』などとTVで紹介されるなど、新鮮組の内部に組み込まれたようである。鬼州組東京侵攻後、暴利組達に新鮮組本家を襲われ、近藤妙を守り死亡。最後は感動の最期を見せるが、乳栗に台無しにされる。 勝魁舟(勝海舟) 深川の幕臣組の組長。勇足の代に新鮮組と事を構えたが、惨敗させ手打ちに持ち込んだ。 静也がいる限り天下に名前を売るチャンスは来ないと思っていたが静也が引退を表明すると生倉を利用して陰ながら操ることで自分の実力を試そうとしていた。 その後は静也が引退を撤回すると元通りに深川に引っ込もうとしていたが、静也が思いついた総長代行案により、総長代行として静也の杯を受けて組の運営に携わることになる。 頭が切れることで新鮮組幹部たちにも一目置かれており、静也が白藤龍馬との戦いで落命したと思われたとき、近藤妙は彼を後任の総長に推している。 榎本武明(榎本武揚) 月野一家を追い落とし北海道のヤクザ全てを新たに統括している函館晴々会の会長。 表向きは獅子王総裁とおなじ海運業をしており表家業の仕事においてもめったに人前に姿を現さない。勝の説得により静也の配下となり、その大艦隊は鬼州組も恐れを抱くほど。 原田左巻夫、平間明彦、井上源太(原田左之助、平間重助、井上源三郎) 新鮮組の幹部達。 基本的に名前のみの登場だが、原田は肘方・生倉とともに鳴戸の引退を直訴した時に登場している。 新巻 常任顧問。組の功労者だが老齢のためにボケている。
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