常任顧問とは? わかりやすく解説

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顧問

(常任顧問 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 08:45 UTC 版)

顧問(こもん、英語: adviser、counsel、of counsel)は、ある組織に関与し、意思決定権を持たないが、意見を述べる役職やその役職に就いている者のことである。オブザーバー参与カウンセルなどとも呼ばれる。相談役も同義の役職名称だが、やや栄誉職的なニュアンスが強い。


注釈

  1. ^ 自民党創設後の早い時期には吉田茂岸信介のような「議員在職25年未満の三権の長経験者」がいた。
  2. ^ 1974年の時点で60人いて、その中には三木武夫中曽根康弘のような「これから総裁を目指す人物」まで入っていた。戸川猪佐武「昭和の宰相7 田中角栄と政権抗争」講談社文庫、1985年、P109
  3. ^ 戸川猪佐武「小説永田町の争闘」P361~364(角川文庫)によると、1980年の時点では「[正副総裁・衆参両院議長の経験者で現職国会議員であること」が資格であり、1982年に「国会議員を引退している岸信介元首相を最高顧問に加えたい」という鈴木善幸総裁(首相)の意向で「現職国会議員」が削除された(ただし、「福田赳夫に近い岸を最高顧問にして福田を懐柔する」という鈴木の意図そのものは失敗に終わった)。この時点で岸と同様の立場にあった人物に中村梅吉(元衆議院議長)と西村英一(元副総裁)がいたが、戸川は中村と西村について何も触れていない。

出典

  1. ^ 『派に頼らず、義を忘れず 奥野誠亮回顧録』PHP研究所
  2. ^ a b 奥島貞雄 『自民党総裁選』中央公論新社、P119~120
  3. ^ 浅川博忠『戦後政財界三国志』講談社文庫、P132~133
  4. ^ 樋口雄彦「第十六代徳川家達」祥伝社新書・P97


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