内閣参議とは? わかりやすく解説

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内閣参議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 22:00 UTC 版)

内閣参議(ないかくさんぎ、旧字体: 內閣參議)とは、1937年昭和12年)から1943年(昭和18年)にかけて存在した日本内閣諮問機関




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内閣参議

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末次信正」の記事における「内閣参議」の解説

右翼的傾向があり、国家主義者でもあった末次は、連合艦隊司令長官の頃から政治的野心持ち始めたといわれ、平沼騏一郎松岡洋右近衛文麿交流持ち次第政治力強めていった。 陸軍では当初荒木貞夫真崎甚三郎皇道派つながりがあったが、のちに林銑十郎親密な関係にあった国家革新を必要とする考え持っていた近衛新党結成目指した際、末次はその相談役となった近衛新党結成運動はのち大政翼賛会結実する末次大政翼賛会中央協力会議議長東亜建設国民連盟会長スメラ塾長務めた1937年昭和12年2月林内閣成立時末次林銑十郎から海軍大臣就任要請を受け了承したが、海軍人事影響力があった伏見宮博恭王信頼失っており、海軍大臣永野修身海軍次官山本五十六推した米内光政後任に選ぶ。 同年6月近衛文麿初の組閣際し末次の内閣参議就任要望する。この時、末次は「軍令部総長になれるなら、内閣参議は断る」と海軍省人事局長・清水光美を通じて米内伝言していたが、現職軍令部総長皇族伏見宮であり、伏見宮末次に後を譲る気はなかった。また海軍政治関わるのは海軍大臣のみとする伝統から、10月15日米内末次予備役編入する。なお両人個人的関係は険悪であった。後に末次米内内閣成立時に内閣参議を辞任している。

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内閣参議

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末次信正」の記事における「内閣参議」の解説

1939年昭和14年)、第1次近衛内閣退陣後首班となった平沼騏一郎は、末次一心同体見られていたが、平沼末次内相留任させず内閣参議にとどめた第3次近衛内閣日米和戦決定迫られる中、近衛日本の軍事能力への疑問から、末次軍事的見通し問いかけている。 末次次のように回答した。 そんなことを一々考えて居たら何も出来はしません。日本南方をしっかり確保すれば、半年や一年では大した国力増大にはならない漸次自給自足体制強化されて行く、さすれば長期となればなる程日本体制強化される訳で何も憂うるには当たらぬ。 — 『日本海軍終戦工作』より引用元資料は高木惣吉作成政治情報昭和16年9月5日 この見通し太平洋戦争実相から程遠いものではあるが、当時軍務局第一課長、作戦課長らが加わった海軍国防政策委員会・第一委員会見通しと同様であった

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