妖怪・魔物・動物とは? わかりやすく解説

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妖怪・魔物・動物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:12 UTC 版)

「どろろ」の記事における「妖怪・魔物・動物」の解説

死霊 自分では形が無いため様々なものに次から次へ取り憑き執拗に百鬼丸たちへ襲い掛かる。斬ったりバラバラにすると一旦は引っ込む。川に浮かぶゴミの塊に取り憑き人間溶かす怪物になった百鬼丸木造橋桁を斬って崩壊させ下敷きになる。死骸にも取り憑く百鬼丸斬り捨てられた。原作では他にも草履、野犬野原などにも取り憑いて襲い掛かりアニメでは大量大量カラスにも取り憑いて襲い掛かった百鬼丸原作では死に神アニメでは魔物どもの手先という呼び方もしていた。 アニメではカラーパイロットフィルム版にも登場した死霊の女 女の姿をした死霊患者装い寿海の家を訪ねる。いずれ真実知った百鬼丸己ら滅ぼそうとする邪魔な恐ろしい敵になる前に寿海もろとも殺そうとした。伸びる髪で寿海絞め殺そうとしたが、幼い頃百鬼丸に斧で切られ火を点けられて倒された。単行本では戸口から中を覗き込む大きな目闇夜浮かび上がる姿も見せたが、週刊少年サンデー連載当時は、寿海の家を見下ろす巨大な全身像も描かれた。 金小僧(かねこぞう) 村人万代奪われ埋められ隠匿された金の精。手から下げた鈴の音響かせながら、さまよう早く地上に出るために、百鬼丸枕元で「やろうかぁ」と告げ万代取られの金が埋められている自らの居場所教えた万代ばんだい) / 人面瘡 ある百鬼丸とどろろが出会った美しい女性。貧し村人たちに金や物を恵んだり、村道を拓いたりと表向き慈悲深い性格だが、実は密かに殺戮強奪働き村人を生かさず殺さずの状態で奴隷にしていた。 その正体人面瘡で、人間の女の体に憑依して完全に吸収し、彼女の腰のあたりからサンショウウオ似た怪物の姿として生えている妖怪緑色血を流す百鬼丸曰く「あんな醜い妖怪見たことねえ」「ガマクジラ」、小説版ではどろろから「世界一美し万代から世界一醜い魔物生えている」「ガマナメクジ」などと言われていた。サンショウウオのような形態では、髪のような触手吸盤百鬼丸捕まえ念力矢のように竹を降らせ、舌で舐めた人間笑い死にさせることができる。人間の姿のときはサンショウウオのような妖怪になる醜い尾を隠すためいつも寝ており、邸内では村人たち交替住み込んだ通ったりして身の回り世話近侍をしたりしていたものの、誰一人として尾があることや、時おり襲撃のため不在にしていた事実には気づかなかったが、忍び込んだどろろに正体見られる。どろろを人質取りつつ『女夜叉にょやしゃ)』という般若のような鬼女変化して百鬼丸始末するために戦い挑み振り回した髪で屋敷を崩すが、寺の大鐘上ったところを鐘で突かれ倒され、焼かけられ人面瘡が死ぬと人間の顔戻り安らかな顔で天へと旅立っていった。 原作では、16番目の魔物女夜叉の姿では、百鬼丸落雷落とした女夜叉が「千歳いにしえよりこの如月谷に年ふりたる」と口にしたため百鬼丸は、ができるずっと前からこの谷に住みついていた妖怪が、どこかの女の体に取り憑いたと説明している。冒険王連載では、サンショウウオのような形態は『ごろんぼう』と呼ばれていた。 アニメでは、このの娘に妖怪取り憑いたと百鬼丸説明している。カラーパイロットフィルム版では、屋敷踏み込んだどろろと百鬼丸正体見られ戦い発展したが、女夜叉には変身せず、人面瘡登場しなかった。 倒すと、原作とカラーパイロットフィルム版では百鬼丸右手が、アニメ版では左脚が戻ったちなみに額に高眉描き御簾囲まれている寝所の中で寝ているなど、上流公家女性装っているが、この時代には戦乱逃れて都落ちした公家少なくはない。 人面瘡 原作登場百鬼丸以前出会った妖怪万代人面瘡とは別個体。ある娘の膝小僧にできた大きなできもの潰れて人の顔の顔のようになり喋った食ったりする。妖怪取り憑いているため切って切って後から後から生えてくる。百鬼丸の焼殺された。後に出会った万代人面瘡のことを百鬼丸は、この人面瘡と同じ仲間で、もっとあくどいなんだろう予想した似蛭(にひる) 手にした人間思考乗っ取り殺人鬼変える妖刀。主に田之介を操っていたが、一時はどろろを操り田之介の父親斬りつけさせた。その際一緒にいた妹のお須志も斬られる筈であったが、お須志持っていた護符効力により出来なかった。 田之介が死んだ後に百鬼丸叩き折られボロボロ風化して消滅した。 倒すと百鬼丸に左目が戻った九尾の狐 ばんもんに宿って狐火操り両国間の戦を人心弄びながら長引かせようとしている妖怪中盤までは、狐火の渦の中心に顔だけ浮かび上がらせた姿で2度渡り百鬼丸襲い掛かる。その正体は、体が狐火包まれており九本の尾を持つ、野ギツネ悪霊総大将不気味な幻術使い百鬼丸たちを惑わせ、川の中から浮かび上がった無数の頭蓋骨が炎に包まれ飛び回る醍醐景光魔神身体売り渡した父親戦っている多宝丸も弟だと、百鬼丸苦しめるため真実教える。この妖怪死体重量最後の『ばんもん』を崩壊させる原因となった原作では、激昂し百鬼丸爆薬玉』が仕込まれた鼻を口の中に投げ込まれ爆死して、その死体戦場境界線『ばんもん』に晒された。 アニメでは、百鬼丸の刀で首を斬り落とされ体も斬られて苦しみもだえ『ばんもん』にしがみつき絶命した。 原作では、倒すと百鬼丸に鼻が戻った野ギツネ 朝倉領と冨樫領の境界付近に生息していた妖狐悪霊達。死んだ兵隊の肉を喰らい急に増えた人間思考を弱らせて好きなように操る妖術持ち、戦が終わりそうになる町の人々にかけ、食料死体大量生産させるためにわざと戦争を長引かせていた。夜に群れ行動し妖術を使う。体は狐火包まれていることが多く兵隊の骨(死体)を餌としているため、口から燐が燃えている。水中でも追いかけてくる。夜が明けると消え去るが、大量に斬ったにも関わらず百鬼丸がゾーッとするほど1匹も死骸が残らなかった。 白面不動はくめんふどう) 行者水ごりを行う『みしらずの滝』の正面鎮座している不動明王像妖怪。己の顔を持たないため、滝ごりをする人間の顔奪い己の顔としていた。すぐに次々と新しい顔を欲しがり、顔が手に入らない酷く狂いだす。顔を取られのっぺらぼうになった死骸は、谷底にあるほら穴中に氷漬けにして並べている。手下の女を使ってどろろの顔を手に入れよう目論んだが、親子の情が移った彼女がどろろと逃げたため激昂。滝のを操ることで、頭上から激しく降り注ぎ鉄砂混じった目つぶし浴びせかける崩れた顔で、手にした剣を振り下ろし襲い掛かった百鬼丸により首を刎ね飛ばされ絶命。その正体は、精気潜り込んだカビが岩にびっしり貼り付き不動明王の形を成していた妖怪だった。 原作では、19番目の魔物水ごりをする人間は滝に打たれているうち気を失いその人間の顔が不動移ってしまう。どろろを逃がした手下の女を元の死霊戻した。谷に大水起こして、どろろの行く手阻み、手に持った紐をマムシの群に変え襲わせたが、マムシの群は百鬼丸に斬り殺された。 アニメでは、「顔がほしい、顔がほしい」とひたすら繰り返す落雷行者たちの水ごりの館を壊し山犬魔物群れ操って手下の女を始末させたが、山犬悪霊たちはどろろに噛み付く寸前百鬼丸琵琶法師に斬り倒された。 原作では、倒すと百鬼丸に右耳が戻った白面不動の手下 白面不動によってかりそめの命を与えられた女の死人代償として、白面不動言いつけ人間を谷に連れてきて滝ごりをさせていた。相手が心に思い描いている人間の顔成りすます力を持つ。 百鬼丸一方的に別れ告げられ泣いてたどろろの前に彼の母親の顔を装って近づき、滝のそばにある行者たちの水ごりの館にどろろを誘い出す。嫌がるどろろを水ごりさせて白面不動生贄捧げようとするが、自分を「おっかちゃん」と呼んで彼女を母と慕うどろろとの触れあいを通じてどろろに情を抱き命令背いて共に逃げ出す原作では、白面不動のために、のっぺらぼう化した行者死体滝壺に落とす。命令背いたことを怒る白面不動から滝の浴びせかけられ、命を奪われ元の顔に戻り崩れ去ったアニメでは、白面不動仕え巫女死人ノタには早々に正体嗅ぎつけられる山犬魔物群れけしかけて生きている行者滝壺落としノタ助けられた行者も始末させ、ほら穴中にある凍った死骸褒美として山犬魔物たち与える。どろろを見逃してほしいと白面不動懇願する断られ、自らの正体をどろろに明かし逃がしたことで白面不動追われ、どろろとほら穴逃げ込んだところを山犬魔物たち追われ川に突き落とされ死亡ミドロ号 原作では木曽路アニメでは景行飼っていた、幾多戦乱をくぐり抜けてきた牝の名馬主人から大切な子馬引き離され脱走瀕死になったミドロ号は妖馬の精神体に、憎い人間復讐するための力を貸す怨みの心を付け入られ憑依され、燃え盛るのような毛並み持った妖怪の馬になった妖怪になって母親として愛情残っている模様で、自分の子馬を見るやいなや動転して逃げ出したりもしている。 原作では、小間使い陰口聞き逆上した木曽路から酷い扱い受け子馬とも引き離され戦場木曽路踏み殺す矢傷を受け死にかけていたところに妖馬の憑依受け入れて妖怪になる。賽の目の三郎太妖気操り蹄鉄を作らせ、恨みのままに人々踏み殺し暴れていたが、百鬼丸により全ての脚を切断され、焼かけられて本来のミドロ号諸共消滅した百鬼丸48体の魔物の1匹だろうと踏んでいた。 アニメでは、戦で死んだ馬たちの呪い晴らすことを目的にしている妖馬の精神体が宿る空飛ぶ4つ蹄鉄が、新助殺害してミドロ号憑依踏み殺す刃物斬り殺す松明をくわえ火を点け街を焼くなどして人々無差別に殺害ミドロ号討とうとした景行噛み殺し返り討ちにした。百鬼丸両腕の刀で胸を刺し飛び出た妖馬は首を刺し浴びせ消滅させたが、ミドロ号死体その場残ったPS2版では、元は景光愛馬という設定ミドロ号の子馬 性別不明だ親離れはしていない母親再会した際は喜んで近寄るが、既に妖怪化したミドロ号からは拒絶されてしまう。 原作では、木曽路から「(子馬が)目障りだからどこか百姓家払い下げろ」と命じられ2人家来騙して、どろろが奪い取るアニメでは、ミドロ号の子馬新助無理矢理売りつけられた庄屋・作左衛門から百鬼丸買い取り、どろろがチビ名付ける百鬼丸己が殺した母馬死体寄り添う子馬の姿を見て初めて涙を流し子馬置いていかざるを得ない状況悲しんだマイマイオンバ 妖怪で、産卵のため鯖目の妻となって人間の姿で暮らしていた。普段人間女性装っており、マイマイオンバ一族一緒になった男は徐々に命を吸い取られ、だんだん魂は死んでいき鯖目のように死んだ魚のような目になる。妖怪になると、毒の鱗粉まき散らしながら飛ぶ。最後歌舞伎の鬼の演者の様な出で立ちの姿となって復活し百鬼丸挑むも、闇の中では火に集まるという特性突かれ絶命原作では、赤ん坊連れ子があり、その子ネバ糸を出す芋虫妖怪で、屋敷内百鬼丸を襲わせたが百鬼丸から返り討ちにされそうになりマイマイオンバ助け出した屋敷にいる召し使い女性たちマイマイオンバ一族妖怪目的若い男夫婦になり、もっともっと一族増やすこと。マイマイオンバ自ら「遠い世界からやってきた」と語っており、後に裏山見つかったUFOのような巣の形状から、宇宙から来た可能性匂わせている。子供何度も脱皮する秘密付近の寺に住む慈照尼(じしょうに)が知った為に口封じのため寺に油を撒き火を点けて養われていた孤児ごと皆殺しにする。土蔵忍び込み我が子抜け殻の山を見つけたどろろを召し使い女たちと共に殺そうとするも抵抗され逆にどろろから土蔵置いてあった油壷に火を点けられ、焼き殺されかける。その後鯖目毒薬渡して百鬼丸毒殺するよう仕向け、自らは一族と共に尼僧扮してどろろを再度殺そう目論むも、その際居合わせた寺の孤児の霊達に阻まれた上、逆に村人達の攻撃にも逢って近く底無し沼追い詰められ一族揃って沼の中に沈む。我が子殺され裏山にあった卵も百鬼丸に見つかり処分された。火に集まる特性でおびきだされ歌舞伎の鬼の演者の様な姿となって現れ百鬼丸挑むも、どろろがかざした松明灯り引き付けられ所を斬り刻まれた上に松明焼き払われ絶命週刊少年サンデー連載当時は自らを「昔、伊吹山中に千年の齢を重ねた毒虫の精にして世の人仇なす者」と説明しており、マイマイオンバの子供も脱皮するごとに姿が変わる能力持ち、それを使ってどろろに化け百鬼丸を襲うが返り討ちにあい、毛むくじゃら芋虫のごとき本来の姿となった死体鯖目晒す羽目になったアニメでは、道端見かけ百鬼丸を危険と感じ殺せ鯖目焚きつけ鯖目失敗する屋敷の中で妖怪になり襲い掛かる。どろろから屋敷地下にあった大量の繭に火を点けられ沼の中に逃げ歌舞伎の鬼の演者の様な姿になり百鬼丸挑むが、松明引き寄せられ、どろろから投げつけられ松明で体に火を点けられて百鬼丸から斬られ絶命した。 倒すと百鬼丸右脚戻った小僧妖怪 原作登場。「子供はいらぬか。子供を買うてくだされ」と口にする頭を丸めた姿をした尼・慈照尼の幽霊に連れられた図体大きな子供妖怪胎児にも似た姿をしており赤ん坊のように甘えてくる。突如消えた慈照尼の幽霊から、百鬼丸押し付けられた。その正体マイマイオンバ焼き殺された寺の孤児たちの霊の集合体で、優しくしてくれたどろろをピンチから救いマイマイオンバしがみついて動き封じた二郎丸(じろうまる) 原作登場普段海の底の姿になって隠れているが人間が海に出ると襲って喰ってしまう物の怪が昔から取り憑いていると言われている『白骨岬』で、しらぬい飼っている人喰い妖怪体の中魔物が巣くい妖怪特有の三白眼持っている。 まだ小さなだった頃から三郎丸共々しらぬい幼い頃から飼われている。小さい頃は小鳥与えられていたが、大きくなるにつれ肉をもっと喰いたがり、殺したや、こっそり殺した隣の家の馬では追いつかなくなりある日しらぬいの家の前で死んだ落ち武者を裸にしたもの与えられたことをきっかけ人間の味を覚え次々人間喰っていた。 三郎丸一緒にイタチ部下たちを喰い殺す。三郎丸死に激怒したしらぬいと共に、敵を討つためにどろろ達を襲うも、百鬼丸に腹ビレと右目を潰され逃走するその後、宝の島に向かった野盗達を襲い殺するが、目に刺さった刀を引き抜こう奮闘するどろろに陸上引きずり上げられてしまう。陸上上がっても、食べたものを腹の中発酵させて出す妖気含んだ強いアルコールガスを吹き付け百鬼丸泥酔状態にして苦しめるが、どろろのアドバイスにより弱点突かれ横倒しにされて腹を切り裂かれ絶命。 倒すと百鬼丸声帯戻った三郎丸さぶろうまる原作登場しらぬい二郎丸一緒に飼っていた人喰い二郎丸一緒にイタチ部下たちが乗った船を転覆させて喰い殺す。姿形二郎丸にそっくりで、性格獰猛。囮になったどろろを追い掛け水上出た隙を突かれイタチ一派によってありったけの刀を腹に突き刺され絶命妖怪なのか普通の生物なのかはっきりとするシーン最後まで無いが、誰かから妖怪だと指摘されるような場面無く三郎丸死亡直後百鬼丸身体戻ったような様子描かれていないどんぶりばら アニメではこの名前。原作での正式名称不明その本体は、象ほどの巨体で牙が生えた妖怪ガメで沼の底に潜んでおり、別名・『どんぶりがめ』という。 沼のものを腹いっぱい食べて動けないほど体が大きくなりすぎたがために奇妙な姿をした僧侶のような形の精気を外に泳がせてどんぶり長者の臍から体内侵入し養分吸収していた。精気長者無理やり飯を食わすことができる鐘を鳴らす。 精気実体でないため刀も焼効かない飛び去る精気追って本体にたどり着いた百鬼丸始末するために、甲羅から剛毛生やし百鬼丸絞め沈もうとするも、どろろと村人達により沼から引きずり出されるその後百鬼丸により体内に焼流し込まれ内臓焼き尽くされ絶命した。 アニメでは、28番目の魔物アニメオープニングにも登場するアニメでは、精気は焼浴びせられたとき叫びながら飛び去っており、本体大亀引きずり出されたとき腹が大きくあまり動けないため妖力雷雨発生させて勝負してきた。 倒すと百鬼丸に右目が戻った四化入道(しけにゅうどう十年ほど前は村人だけでなく鼠からイタチにまで慕われる慈悲深い人格者として知られ山寺住職だったが、寺を壊して三方見渡せるこの場所に砦を造ろうとする景光計画に『三か』が戦場になることを危惧して反対し、生き埋めにされて死亡。しかしそれでも山を守らんと、地下モグラカワウソ野鼠精気交じり合い妖怪となって蘇り、心まで妖怪成り果ててしまった。 モグラカワウソ野鼠大群手足のように操り、寺を壊そうとする侍たちに飛び掛からせたり、どろろを連れ去ったりした。妖怪になっても、空き寺となり荒れ果てた元の寺に棲み付いていた。生臭い息を吐き怯んだところを狙ったり、モグラのように土中進んで襲い掛かったが、最期住処の穴の中に煙を送り込まれ、いぶり出され地上出てきたところを百鬼丸から眉間に刀を突き立てられて絶命死後4種類動物の骨になったアニメでは、原作よりも人間らしい姿で現れ正体見破られ原作と同じ姿に姿を変えた妖怪封じ込める力がある独鈷型という形の木で動き封じれて絶命外見鉄鼠似ており、泳いだり地に潜ったりと4種類動物特徴備えている。手塚長男である手塚眞によると、この妖怪自作妖怪図鑑ババー百鬼』に出てくる、モグラモチーフに眞が6歳の頃に考えた『死毛』という一匹を、鳥山石燕画図百鬼夜行描かれている鉄鼠イメージ参考にしつつ手塚治虫アレンジして作ったものだという。 漫画版ではあくまで人間後天的妖怪化した存在であり魔神ではないとも受け取れるが、アニメでは明確に魔神の一体であり、倒すと百鬼丸神経戻った 胴体は虎、頭部尻尾は頭のある巨大な妖怪。口から火を吹き尻尾大蛇絡みつき襲い掛かる原作では、最終話登場最終話では百鬼丸が母にあと30分取られた部分足りない語っていて、倒されていないそれらの妖怪が束になりくっついた集合体妖怪屋敷の影から百鬼丸たちの様子窺っていたが百鬼丸から額に刀を投げつけられ現れ、腕の刀で斬られ焼かけられ倒された。倒されたときに何体もの妖怪分離して飛んで行ったが、百鬼丸集まった中の少なくとも5、6匹は倒したと言っている。 アニメでは、26話最後妖怪』に登場する47番目の魔物アニメオープニングにも登場する上記特徴のほか、たてがみライオンのように生えた頭部人間筋肉質割れた腹筋に似た腹部前足鳥類のような4本指という特徴を持つ。どろろと別れて単独旅をする百鬼丸と戦う。百鬼丸の刀で腹を縦に裂かれ絶命アニメでは、倒すと百鬼丸右手戻った三河島婆(みかわしまばばあ) / 大川村婆(おおかわむらばばあ) 背中車輪背負い突いている老婆亡霊原作では最終話で、強制労働から集団脱走図った村人たちへの報復として、景光焼き払われ大川村で、病の床に伏せていたため逃げることもできずに亡くなった老婆亡霊。 霊となったことで景光素性がわかるようになったのか、景光四十八の魔物取りつかれた呪われた定め人間である旨を恨み言として百鬼丸語りそのままいずこへと去って行ったアニメでは最後妖怪探す百鬼丸前に現れ景光48匹目の妖怪だと告げて消える。 手塚治虫マンガ大全手塚治虫トレジャーボックスにも掲載されている週刊少年サンデー1968年2・3号イラスト『特別大画報どろろ百鬼』にも描かれている。

※この「妖怪・魔物・動物」の解説は、「どろろ」の解説の一部です。
「妖怪・魔物・動物」を含む「どろろ」の記事については、「どろろ」の概要を参照ください。

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