独鈷とは? わかりやすく解説

とく‐こ【×鈷】

読み方:とくこ

⇒とっこ(独鈷)


とっ‐こ〔トク‐〕【×鈷/独古/独股】

読み方:とっこ

《「どっこ」とも》

密教用い法具金剛杵(こんごうしょ)の一種鉄製または銅製で、両端とがった短い棒状のもの。独鈷杵(とっこしょ)。とこ。

縦に1模した形を連ねて縞状織り出した織物また、その模様。主に帯地用いる。

独鈷/独古/独股の画像
独鈷(1)

独鈷

読み方:トッコtokko), トクコ(tokuko), ドッコ(dokko)

仏具の一


独鈷

読み方:トッコtokko), ドッコ(dokko), トコtoko

仏具の一。


独鈷(どっこ)

両端分岐していない金鋼のこと。本来はインド古来武器であり、密教では煩脳を払う目的法具刀身にはデザイン化された独鈷柄付剣が彫刻されたり、簡略化されて素剣のみが施される場合がある。端部分岐三つ場合には三鈷五つ場合には五鈷称する

独鈷

読み方:どくこ

  1. 僧侶間で節のこと、又陰茎のことをいう。共に形が似ているところからたとえたもの。

分類 僧侶


独鈷

読み方:とくこ,どくこ

  1. 独鈷。男陰の形容隠語。「山伏をいぢらせとくこ握らせる」「山伏はとくこをのんでへどをつき」。
  2. 隠語
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金剛杵

(独鈷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 13:59 UTC 版)

金剛杵(こんごうしょ、サンスクリット: वज्र vajra ヴァジュラチベット語རྡོ་རྗེワイリー方式rdo rje ドルジェ)は、日本仏教の一部宗派(天台宗真言宗禅宗[1]チベット仏教の全宗派で用いられる法具


  1. ^ 「施餓鬼」, pp,827-828。
  2. ^ a b 中村ら (1989:288).
  3. ^ インド神話:マハーバーラタの神々』, p. 95.
  4. ^ 中村ら (1989:657).
  5. ^ 「施餓鬼」, pp.825-826。
  6. ^ a b 金属の中世:資源と流通』, pp.158-162.
  7. ^ 石清水八幡宮で銅製法具出土 京都”. 日本経済新聞 電子版 (2010年12月1日). 2015年10月16日閲覧。
  8. ^ 小峰彌彦『図解 早わかり! 空海と真言宗』(三笠書房、2013年)


「金剛杵」の続きの解説一覧

独鈷

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:06 UTC 版)

名詞

 (とっこ、どっこ、とこ)

  1. 密教用い仏具製または製で両端尖った短い
  2. 語義1のような図形織り出した織物

発音(?)

と↘っこ

「独鈷」の例文・使い方・用例・文例

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