ターンシグナルランプ
進行方向変更を点滅表示するために車体前後面および側面に装着する信号灯。保安基準では(1)灯光色は橙色(欧州も同様。ただしアメリカは後面用に赤色を認めている)で同時点滅(2)前後面用は昼間100m先から確認でき、かつ指示部自体が車両中心線上の前方、後方30mから見通せることとなっている。具体的には、光源が15W以上で、照明部の大きさが20cm2以上(3)側面用(アメリカでは不要)は乗用車の場合、3W以上、10cm2以上(4)一定周期(60~120回/分)で点滅し、作動表示灯を運転席に設置することなどが規定されている。一般にウインカーと呼ばれており、ボディ4隅と左右フロントフェンダー(サイドミラー)に配置され、ステアリングコラム部に設けたレバー式スイッチを上下して操作し、ステアリングホイールを直進状態にもどすと自動的にオフするものが多い。アメリカではいずれかのランプが断線した場合、点滅周期を変えて警告することを法制化しており、アメリカと日本の灯火器安全性に対する考え方の相違が表れている。なお、すべての方向指示灯を同時に点滅させるのがハザードフラッシャーランプである。
方向指示器
(ターンシグナルランプ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 04:35 UTC 版)
方向指示器(ほうこうしじき)とは、自動車、オートバイなどに付ける保安部品で、右左折や進路変更の際に、その方向を周囲に示すための装置である。ウインカーとも。緊急時にはすべてのランプを同時に点滅させることで、ハザードランプとしても使用される。
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