レバー (操作機具)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 04:29 UTC 版)
レバー(英: Lever)とは、機器を操作するための入力機器の一種であり、多くの機械に取り付けられている。一般的には棒状で、固定された支点があり、支点に対してレバー自体を動かすことで操作する。機械の動作状態を変更したり、機械の動作するトルク・速度などを調節する為に使用される。同様の物は分野や組織によっては、スティックやハンドルとも呼ばれる。
採用例
自動車
- シフトレバー
- 自動車のトランスミッションの回転比を変更したり、自動車を後退させたりする時に使用する。
- ウインカーレバー
- 方向指示器を出し、周りの車に移動しようとする方向を知らせるのに使用する。
- パーキングブレーキレバー
- 自動車を固定する場合、あるいはフットブレーキが効かない時に非常ブレーキとして使用する。
等
鉄道車輌
- マスター・コントローラー
- レバーと名はつかないが、レバーの一種である。
- 電車・電気機関車のモーターにかかる電力、あるいは気動車・ディーゼル機関車のエンジンに送る燃料の量を変化させ、列車の加速力の調節に使用する。
- ブレーキ設定器
- ブレーキレバー[1]と一般的に呼ばれる。上記のマスター・コントローラーと一体になっている物も存在する。
- 列車を減速、停止させるのに使用する。
等
航空機
- スロットルレバー
- スラストレバーとも呼ばれる。
- エンジンに流れる燃料の量を変化させ、航空機の速度や高度等を加減するのに使用する。
- ランディングギアレバー
- 離着陸時に航空機の車輪を出し入れするのに使用する。
- フラップレバー
- 離着陸など、速度が遅い時に大きな揚力が必要な場合などに、航空機のフラップの角度を変化させるのに使用する。
- スポイラーレバー
- 空力ブレーキの制動力を変化させ、航空機を減速させるのに使用する。
等
汎用
- ジョイスティック
- 電子、電気機器に方向を入力する為の部品
- レバーと名はつかないが、レバーの一種であるものが多い。また、操作説明で「レバーを左に入れて」などと記述される場合も有る。
- ビデオゲーム中の主人公キャラクターの操作、入力インタフェースのカーソルの移動、ロボットやクレーン、輸送機器などの操作などに使われる。
脚注
- ^ 部内では「ブレーキハンドル」と言われる。
関連項目
「レバー (操作機具)」の例文・使い方・用例・文例
- そのレバーをたたけば歯車が回転します
- ねぎまと手羽先とレバーを2人前頼みましょう。
- レバーを押すことによってマイクロスイッチが作動する。
- レバーは内側に湾曲した形をしている。
- レバーソーセージをトーストに挟んで召し上がれ!
- 私は、アンレバードβの計算方法を勉強しました。
- このレバーは緊急時以外には手を触れないよう、念のために申し上げておきます
- レバー初期位置
- 調節レバーを上に上げると座面の高さを調節できます。
- レバーを押しあげて下さい。
- レバーひと切れ.
- 機械のレバーを操縦する.
- レバーを手前に引け.
- レバーの上で激しく押される
- レバーをコントロールする
- レバーを動かす
- 中央で接触する2つのキャンチレバーで建築された橋
- 回転軸と駆動装置をかみ合わせる、またははずすペダルまたはレバー
- ペンシルバニア州のチェスターのキャンチレバー橋
- 支柱で繋がった1組のレバー
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