stupid
「stupid」の基本的な意味
「stupid」は主に日本語の「馬鹿」に相当する英単語。基本的には形容詞であり、人そのものだけでなく、行動や発言に対しても使用することが可能だ。そして、「馬鹿者」「愚か者」を意味する名詞としても使える。また、話や冗談がつまらない、くだらないといった意味で使われることもある。stupidは、人を罵る際に使うことが多く、数多くある罵倒の中でも、相手を貶す意味合いが強い。そして、自身がイライラするほど、相手が愚かであったり、頭が悪かったりするという意味合いで使用されることもめずらしくない。そのように、相手を強く罵る表現であるため、よほどのことがなければ、stupidは使用されない。
「stupid」の発音・読み方
「stupid」の発音記号は、アメリカ英語とイギリス英語共に/stjuːpɪd/である。カタカナで表現すると、「ストゥーピッド」となるが、発音する人によっては「ストゥーピッ」に近い形になる場合がある。「stupid」の語源
「stupid」の語源は、英語やフランス語に繋がる、インド・ヨーロッパ祖語の単語「stup」である。「麻痺させる」「びっくりする」という意味を持つ単語だ。それがラテン語の「愚かな」という意味の「stupidus」となり、最終的に「stupid」となった。「stupid」の意味である「馬鹿」には、「脳が麻痺している」という、stupに近い意味合いが含まれている。「stupid」と「foolish」の違い
「馬鹿」を意味する英単語には「foolish」 があるが、「stupid」とは馬鹿さの度合いが異なる。foolishには、「適切な判断ができない」「知識が足りてない」といった意味合いがある。それに対してstupidは、「生粋の馬鹿」「生まれつきの愚か者」といった意味合いだ。よって、判断ミスや知識不足を非難する際には、foolishが使用される。人格を根底から否定する場合に用いるのが、stupidである。「stupid」を含む様々な用語の解説
「stupid love(歌)」とは
「stupid love」は、レディー・ガガの楽曲のタイトルであり、曲中で使用されているフレーズだ。相手に対して、ひたすら愛を求める内容となっている。stupid loveを直訳した場合、「愚かな愛」となるが、この曲中のフレーズでは、「どうにかなってしまいそうなほどの愛」という意味合いで使用されている。「Stupid Fellows(歌)」とは
「Stupid Fellows」は、日本のアーティストであるgeroの楽曲タイトルである。何らかのミスをした愚か者と、インターネット上でその愚か者を攻撃する人をテーマとした楽曲だ。「Stupid Fellows」は、「愚かな仲間」という意味である。歌詞には、愚か者を攻撃する人に対する、「攻撃するあなたも愚か者、つまり仲間だ」という意味合いが込められている。「STUPID GUYS(アーティスト)」とは
「STUPID GUYS」は、音楽系youtuber2人が、2019年に結成した音楽ユニットである。STUPID GUYSのstupidには、富と名誉のことは重視せず、ただ音楽を楽しむことだけを考える馬鹿であるという意味が込められている。「stupid」の使い方・例文
「stupid」は、他者を愚か者だと責める際に使用することが多い。例文にすると、「You ruined this ceremony. You are stupid(あなたがこの式典を台無しにした。あなたは愚か者だ)」といった形だ。また、「あなたは馬鹿か?」という意味の、「Are you stupid?」を使用する場合も多い。例文だと、「Are you stupid to come to work at this hour?(こんな時間に出社するなんて、あなたは馬鹿か?)」のような使い方をする。そして、「I'm stupid」という風に、自身を責める意味で使用することも可能だ。自分自身に大きく失望したり、自分の馬鹿さ加減にうんざりした際に、「I'm stupid」を使用することが多い。例文だと、「I made the same mistake again. I'm stupid(また同じミスをしてしまった。私は馬鹿だ)」のような形だ。
また、「~ほど愚かではない」という意味合いで、「I'm not stupid」という表現を使用することもある。例文にすると、「I'm not as stupid as him(私は彼ほど愚かではない)」「I'm not stupid enough to repeat the same mistakes(私は同じ過ちを繰り返すほど馬鹿ではない)」といった形になる。
ばか【馬鹿/×莫×迦】
読み方:ばか
[名・形動]《(梵)mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》
1 知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「—なやつ」⇔利口。
2 社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。「役者—」「親—」
3 つまらないこと。無益なこと。また、そのさま。「—を言う」「—なまねはよせ」
4 度が過ぎること。程度が並はずれていること。また、そのさま。「—に風が強い」「—騒ぎ」「—正直」
5 用をなさないこと。機能が失われること。また、そのさま。「蛇口が—で水が漏れる」→馬鹿になる2
[補説] 元来は相手をののしる言葉であるが、相手に対する思いやり、親しみ・愛情の気持ちを込めて用いることもある。「—だな。そんなに思いつめなくていいのに」など。また、「—! あきらめるな」のように、否定や批判などの意で、感動詞的にも用いられる。
[派生] ばかさ[名]
[用法] 馬鹿・阿呆(あほう)——「馬鹿」のほうが広い地域で使われ、意味の範囲も広い。「馬鹿に暑い」「馬鹿正直」「このネジは馬鹿になっている」のような意は「阿呆」にはない。◇「馬鹿」は関東で、「阿呆」は関西で多く使われる。
[補説]
2015年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2015」キャンペーンでの「馬鹿」への投稿から選ばれた優秀作品。
◆考えることを放棄したさま。
MORIZOさん
◆自分の頭で考えることをしない者のこと。
もりぷーさん
◆変わろうとしない人のこと。
瑠加さん
◆言葉の発し方で、けなすことにも愛情表現にもなる不思議な言葉。
バレエ・メカニクさん
◆きれいで魅力的な女の人に耳元でそっと甘くささやかれると、どんなことでも許してしまう言葉のこと。またはそれによって簡単にだまされてしまう男のこと。
はいちゃんさん
◆一拍置いて呟く様に言うと、とんでもなく「萌え」となる言葉。
ケロッキーさん
◆愛情の裏返しの意味を持つ。連呼すればするほど「愛しい」という意味になる。素直になれない人が使用する。
えるるさん
◆自ら、一次情報を確かめることをせず、インターネット上の情報や、テレビ、伝聞、噂に基づいて、他人を見下し、攻撃する人、またはそうした性質。
larimarさん
◆関西人に対する最高の侮辱の言葉。「アホ」との誤用に注意。
MGNさん
◆時にはわざとその素振りをすることで、うまくいく時がある。
といしさん
ばか 【馬鹿・莫迦】
馬鹿
- 砂糖或は八十八の花合せのこと。「ばかばな」ともいふ。
- ①茗荷(みようが)=野菜の名。茗荷を食べると馬鹿になるという迷信より。〔業〕 ②すりの使う幕(外見を遮蔽する具)。「カバー」Coverの反転語。〔す〕
分類 業/す/犯罪
馬鹿
馬鹿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 21:55 UTC 版)
馬鹿(ばか)とは、
注釈
- ^ この説を採る場合、開国当時よりの学生語の由来にドイツ語系列が多い事を根拠としている(ドイツ発音でw字母はヴ発音を表すため。この場合いわゆるクサチュー語のヴァカ時の置き換え由来の一つでもある)。事実日本語を初学するドイツ人は例外なくwの綴りをヴと読む。
- ^ 同様に原義から大きく変わった悪党とは逆の変遷をして来た事になる(こちらの原義も狼藉者の意味ではない)。
- ^ なお、同型の標準語で「たくらだ」があり、「たくらだ猫の隣歩き」という諺も存在する。
出典
- ^ a b c d e f 広辞苑「ばか」
- ^ a b c d 大辞泉「ばか」
- ^ a b 「ばか」『新明解国語辞典 第六版』三省堂、2005年、ISBN 4-385-13105-8
- ^ a b 「新明解国語辞典 初版」
- ^ 広辞苑「親馬鹿」
- ^ 「ばかうけ」の名前のヒミツ | 株式会社栗山米菓|Befco(ベフコ)
- ^ 『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』(松本修著、新潮文庫、1996年)pp.372 - 403、pp.438 - 445
- ^ かつては加賀藩の領地だった。
- ^ a b アナタは何人知っている? 年末・年始も引っ張りだこの“おバカ”タレント、そのブームの背景に迫る! 日経トレンディネット(2007年12月27日)2011年(平成23年)4月7日閲覧
- ^ a b おバカタレント、その真価を探る All About(2008年10月23日)2011年(平成23年)4月7日閲覧
- ^ Edward P. Stafford, Little Ship, Big War, New York: Jove, 1985, pp. 253 & 282, ISBN 0515084182, OL 7656661M.
- ^ Robert C. Mikesh, "Baka", Japanese Aircraft: Code Names & Designations, Atglen PA: Schiffer, 1993, ISBN 0887404472.
- ^ “马鹿的解释|马鹿的意思|汉典“马鹿”词语的解释”. 汉典. 2022年3月16日閲覧。
- ^ a b 建築慣用語研究会 編『建築現場実用語辞典』井上書院、1988年。ISBN 4-7530-0077-X。
馬鹿
「馬鹿」の例文・使い方・用例・文例
- 私を馬鹿にしないで
- 彼が人を馬鹿にしている
- 気が付かなかった私が単に馬鹿だった
- 彼女の提案の馬鹿馬鹿しさに言葉を失った。
- 私がうるさいおんぼろ車に乗っているので彼女はいつも私を馬鹿にする。
- 私がすました雑誌社で働いていると言って友達が馬鹿にする。
- 自分がすごく馬鹿であほらしい人みたいな気がする。
- 官僚社会の馬鹿げたこと
- 彼らはそれを見るには馬鹿すぎた。
- 馬鹿にしてるの?え、どういうこと?
- 彼は自分の馬鹿さ加減に顔をしかめた。
- そのうち馬鹿の治療薬ができるかもしれない。
- あなたは本当の馬鹿です。
- 政府はクソ馬鹿だ。
- 私は馬鹿みたいに待つのはもううんざりだ。
- 私って、本当に馬鹿・・・
- 信じた私が馬鹿だった。
- この馬鹿者!
- あなたは馬鹿ですね。
- 私はよく馬鹿にされる。
馬鹿と同じ種類の言葉
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