蕃椒とは?

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ばん‐しょう〔‐セウ〕【××椒】

トウガラシの別名。


とう‐がらし〔タウ‐〕【唐辛子/唐芥子/蕃椒】

ナス科一年草多く出しは長卵形。夏、付け根白色の5弁花をつける。実は細長く初め緑色秋に熟す深紅色になる。ふつう果皮種子辛味強く香辛料薬用にする。南アメリカ原産日本には16世紀伝来南蛮船がもたらしたという。変種が多い。南蛮がらし。《 秋 花=夏》「青くてもあるべきものを—/芭蕉

唐辛子/唐芥子/蕃椒の画像 唐辛子/唐芥子/蕃椒の画像 唐辛子/唐芥子/蕃椒の画像 唐辛子/唐芥子/蕃椒の画像
唐辛子/唐芥子/蕃椒の画像
花/撮影植松国雄

ばん‐しょう ‥セウ 【蕃椒】

〔名〕 植物とうがらし唐辛子)」の漢名

俳諧八番日記文政四年(1821)九月「蕃椒もあくまを払ふ山家哉」


とう‐がらし タウ‥ 【唐辛子・唐芥子・蕃椒】

〔名〕

ナス科一年草南アメリカ熱帯地方原産で、日本へは慶長年間(一五九六一六一五)に渡来し、畑に栽培され、品種が多い。高さ四五七五センチメートルは卵状披針形長柄をもち対生する。夏、葉腋ナスに似て先が五裂した径一〜一・五センチメートル白色合弁花をつける。果実細長くくちばし状で、初め緑色秋に深紅色熟す果実刺激性の強い辛味があり、香辛料食用として広く使われ、葉とうがらしなどの煮物にされる。漢名、蕃椒・辣。そらみとうがらしなんばんごしょうこうらいごしょう。《季・秋

紋所の名。①の実をかたどったもので、三つ唐辛子・龍胆唐辛子など、種類が多い。

三つ唐辛子@龍胆唐辛子の画像

③ 奴を卑しめていう語。奴が酒を飲むのに、よく唐辛子を肴にしたところからいう。

浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)四「すいさんなる蕃椒(トウガラシ)め」

④ 子どもの陰茎をいう。

雑俳柳多留‐八四(1825)「筒井づつそばにとうからし」

[語誌]トウキビ唐黍)、トウナス唐茄子)などと同様に旧来の辛子に対して新しく渡来した辛子という意味で命名されたもの。他に、コウライゴショウ(高麗胡椒)、ナンバンゴショウ(南蛮胡椒)などの呼び名があり、いずれも近世前期から文献見える。


蕃椒

読み方:バンショウ(banshou)

ナス科一年草園芸植物薬用植物


トウガラシ

トウガラシ
科名 ナス科
別名: ナンバン
生薬名: バンショウ(蕃椒)
漢字表記 唐辛子
原産 中部アメリカ原産
用途 タバスコなどで有名な香辛料です。七味唐辛子は、アサ・ケシ・サンショウ・ゴマ・シソなどの種子に、トウガラシの果実チンピ陳皮ミカンの皮」をブレンドした薬味です。
学名: Capsicum annuum L.
   

蕃椒

読み方:トウガラシ(tougarashi)

ナス科一年草園芸植物薬用植物

学名 Capsicum annuum


蕃椒

読み方:トウガラシ(tougarashi)

唐辛別称

季節

分類 植物


唐辛子

(蕃椒 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 23:16 UTC 版)

唐辛子(とうがらし、唐芥子、蕃椒)は、中南米を原産とする、ナス科トウガラシ属 (Capsicum) の果実あるいは、それから作られる辛味のある香辛料である。栽培種だけでなく、野生種が香辛料として利用されることもある。


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  42. ^ 唐辛子の産地と輸入量グリコ(2019年11月16日閲覧)





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