トムヤムクンとは? わかりやすく解説

トムヤムクン


トム‐ヤム‐クン【(タイ)tom yam kung】

読み方:とむやむくん

酸味辛味のきいたタイ代表的なスープ具にエビ野菜キノコなどをたっぷり用いる。


トムヤムクン

作者小林紀晴

収載図書文学 2005
出版社講談社
刊行年月2005.5


トムヤムクン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/21 12:19 UTC 版)

トムヤムクン
バンコクのレストランのトムヤムクン・ナムコン
種類 スープ
発祥地 タイ王国の旗 タイ
主な材料 エビ唐辛子香草ナンプラー
その他お好みで 魚介類フクロタケココナッツミルク
類似料理 カインチュアソムロームチュー
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トムヤムクン

トムヤムクンต้มยำกุ้ง, Tom yam kung)は、タイ王国スープ料理トムヤムの一種で、エビ(クン)を主な具材とする。タイ料理の中で最もよく知られているものの1つで、世界三大スープの1つとされている[1][2][3]日本ではトムヤンクンとも表記される。2024年にはユネスコ無形文化遺産として登録された[4]

調理法や種類の詳細については「トムヤム」を参照。

概要

唐辛子による辛味、タマリンドやマナオ(メキシカンライム)などによる酸味、そしてレモングラスやバイマックルー(コブミカンの葉)などによる香りが特徴的なスープ。

料理名はタイ語で「エビ入りトムヤムスープ」を意味する言葉で、トム(ต้ม)は「煮る」、ヤム(ยำ)は「和える」、クン(กุ้ง)は「エビ」という意味を持つ[1]

エビ以外の食材を用いていれば料理名も変わり、鶏肉であればトムヤムガイ(ต้มยำไก่)、魚肉であればトムヤムプラー(ต้มยำปลา)、イカであればトムヤムプラームック(ต้มยำปลาหมึก)となる[5]

またココナッツミルクの有無により、こってりとして見た目も乳濁しているナムコンน้ำข้น, nam khon)と、さっぱりとして見た目も淡麗なナムサイน้ำใส, nam sai)とに分かれる。前者はハーブ類による味付けがマイルドになる代わりにコクが増し、後者はハーブ類の風味と酸味が強調される[1]

2024年12月3日、パラグアイのアスンシオンで開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会第19回会議において、ユネスコ無形文化遺産代表一覧に登録された[4][6]。 登録にあたっては、タイ中央平野の河川沿いに暮らす仏教コミュニティを発祥とする伝統的な料理文化としての価値が認められた[4]。この地域は古くからタイの主要食料生産地であり、大型動物を食べることを避けてきた仏教的慣習から、豊富に採れる淡水エビが好んで用いられてきた。レモングラス・コブミカンの葉・ガランガル・エシャロットなどの薬草に関する伝統的知識と組み合わさることで発展した料理であり、特にモンスーンの季節における健康増進の効果があるとも信じられてきた[4]。調理法・ハーブの選び方・環境保全の知識は家族内や社会的・文化的な集まりを通じて口頭で伝承されており、近年はレストランや学校・大学を通じた伝達も行われている[4]。トムヤムクンはタイの仏教的価値観を反映し、地域の環境と資源に関する伝統知識の体現として評価された[4]

脚注

  1. 1 2 3 タイ料理”. タイ国政府観光庁. 2022年9月4日閲覧。
  2. お味噌汁感覚で! トムヤムクン”. All About (2013年3月18日). 2013年8月6日閲覧。記事名は2013年当時のものを記載。
  3. 世界三大スープの一つ、トム・ヤム・クン! - 食”. 朝日新聞 (2007年11月9日). 2013年8月6日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 Tomyum Kung”. ユネスコ. 2024年12月11日閲覧。
  5. 水野うしお (2020年5月19日). 本場タイのトムヤムの種類と注文の仕方”. タイ国玉手箱. 2022年9月4日閲覧。
  6. "Tomyum Kung" has been inscribed on Representative List of UNESCO Intangible Cultural Heritage of Humanity”. タイ王国外務省 (2024年12月4日). 2025年1月1日閲覧。

関連項目


トム・ヤム・クン!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/25 03:56 UTC 版)

トム・ヤム・クン!
ต้มยำกุ้ง
プレス・カンファレンスにて
監督 プラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本 プラッチャヤー・ピンゲーオ
製作 プラッチャヤー・ピンゲーオ
製作総指揮 ソムサーク・テチャラタナプラサート
出演者 トニー・ジャー
ペットターイ・ウォンカムラオ
ボンコット・コンマライ
撮影 ナタウット・キッティクン
配給 クロックワークスギャガ・コミュニケーションズ
公開 2005年8月11日
2006年4月22日
上映時間 110分
製作国 タイ
言語 タイ語
英語
官話
製作費 3億バーツ
次作 マッハ!無限大
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トム・ヤム・クン!』(Tom-Yum-Goong, ต้มยำกุ้ง, 他の題名はThe Protector(米), Warrior King(英), Honour of the Dragon(蘭), Neak Prodal Junboth(カンボジア))は、2005年に公開されたタイアクション映画

プラッチャヤー・ピンゲーオトニー・ジャーによるムエタイアクション映画の2作目。全編にわたって常人によるものとは思えない程のアクションシーンが連続する。

ストーリー

象を愛するタイ人青年カームが、ベトナム人ジョニーによって盗まれた象を追ってシドニーにやってくる。ジョニーが店長のタイ料理店「トム・ヤム・クン」の背後には中国人マダム・ローズが率いる悪の密輸組織があった。

本作品の評価

前作『マッハ!』に続き、ワイヤーを使わない、CGを使わない、スタントを使わない、早回しを使わない、というアクション映画にしては無謀とも言える試みに挑戦しており、全編に渡ってトニー・ジャーの超人的な肉体技が光る。当然、全ての打撃攻撃は直接当てており、劇中盤に登場する四分ワンカットのシーンでは、全ての出演者が当初計画されていた通りの動きをしてみせなければならないため、全ての出演者がまさに神技的なアクションに挑まなければならない。『マトリックス』の登場によってワイヤー・CGを使用したアクションが主流となっていた映画界にとって本作品はジャッキー・チェンの登場以来の衝撃であり、日本はもちろん、海外での評価も破格のものである。また、"カンフーカポエイラ剣術プロレス等の使い手と次々闘う" "前作でも披露した、クラビー・クラボーンを用いた戦闘" "古式ムエタイ関節技で70人(日本公開版では49人)をたった1人で次々と倒す" 等のアクションも高く評価された。

キャスト

役名 - 俳優(ソフト版吹き替え)

トリビア・他

  • 映画の中で4分以上に及ぶ連続シーンがある。建物の吹き抜けロビーと階段を駆使して1台のカメラがトニー・ジャーを取り続けるのが見もの。
  • 実家で2頭の象を育てていて、子どものころから象と触れ合っていたトニーには、象の訓練が必要なかったらしい。
  • 終盤、格闘家達によって小象が攻撃される描写がいくつかあるが、スタッフらの象への愛から、本物を使うのは言語道断とされ、剥製で代用している。
  • アメリカ版では2枚のディスクにタイバージョンとアメリカバージョンがあり、内容が若干違う。タイバージョンでは撃たれた父親は傷を負っただけで生きているが、アメリカバージョンではトニーの父親役が死んで仇を取るということになっている。アジア人以外の文化に対してはそのほうが自然だと監督が判断したとのこと。
  • 映画の中のマダム・ローズは性転換したキャラクター(金星の実生活も同じ)という設定なのだがストーリーに大きく反映はされていない。
  • ネイサン・ジョーンズは、ジェット・リー主演の映画『SPIRIT』に出演したのをきっかけにこの映画に誘われた。

外部リンク


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