エマダツィ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 10:26 UTC 版)
エマダツィ (ゾンカ語: ཨེ་མ་དར་ཚིལ་)とは唐辛子(エマ)とチーズ(ダツィ)を用いた国民食のような料理である。ブータンでは唐辛子は香辛料として使うのではなく、野菜として食べる。ブータンに唐辛子が伝来する前は山椒などを使っていた。この料理を含め、ブータン料理は世界一辛い料理と表現されることもある。作り方は、唐辛子を火にかけ、少量の水とチーズを入れて煮たあと、トマトやにんにくなどを自分の好みで入れてさらに煮る。1日3食エマダツィだと言うブータン人も少なからず存在する。外国人向けホテルでは辛みがあまりないものを販売している。
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