ウルピカとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ウルピカの意味・解説 

ウルピカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 20:58 UTC 版)

ウルピカ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナス目 Solanales
: ナス科 Solanaceae
: トウガラシ属 Capsicum
: ウルピカ C. cardenasii
学名
Capsicum cardenasii
Heiser & P.G.Sm.
和名
ウルピカ
英名
Bolivian wild pepper

ウルピカulupica、学名:Capsicum cardenasii)は、南米ボリビアでとれる唐辛子の一種である。

標高2000m前後の山岳部に自生する。他のトウガラシ属よりも葉が細長く、茎や枝も小さい。釣り鐘状の青い花をつける。果実は直径5mm程度の丸い形をしており、完熟する前は緑色、完熟すると赤くなる。食用には主に緑のものが用いられる。

果肉、種ともに極めて辛い。例えば、皿一杯のスープにウルピカを2・3粒入れてスプーンでつぶすと、スープ全体が大変辛くなる。また、そのスプーンを舐めると舌が麻痺するくらいの刺激を感じる。 乾燥すると辛みは薄くなるが、そのまま口に入れるのは大変危険である。

ボリビアではスープなどに辛みをつける香辛料として、ロコトとともに非常によく用いられる。市場では生のウルピカの他に食用油に漬けて保存されたものも販売されている。ボリビアとペルーの一部以外ではあまり見かけることが無い。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウルピカ」の関連用語

ウルピカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウルピカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウルピカ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS