うちのトコでは
(四国四兄弟 から転送)
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『うちのトコでは』は、もぐらによる日本の漫画作品。略称は「うちトコ」[1]。県民性を題材とした漫画。著者のサイト内で描かれている『四国四兄弟』が始まり。単行本は飛鳥新社から出版された。
- ^ 単行本のタイトルロゴにて -Uchitoko- と略称がローマ字で記されている。また本文注釈にも時々この略称で本作の呼称としている
- ^ a b c 【特別インタビュー】『県民性マンガ うちのトコでは』作者・もぐらさん(ヒョーゴピックス、2018年10月2日閲覧)
- ^ 高知が神戸を説得するシーンで神戸のことを途中まで「兵庫の」と呼んでいたのが最後だけ「神戸」に変わっている、238ページで記述されている起工式の日付に年がなく月日しか書かれていない、265ページの「陽気でお洒落 便利な街」のモノローグの続きが次の見開きの右側(266ページ)ではなく左側(267ページ)となっている等。
- ^ 作者いわく、当初は四国を主人公にする予定であったが、神戸が主役のほうが話が纏まりやすいと判断し、神戸を主人公にすることとなった[2]。
- ^ この2つについては、前者は貿易摩擦解消を目的とした内需拡大が、凍結されていた明石海峡大橋およびしまなみ海道の幾つかの橋の着工に繋がると語られている事、後者は時期や地域的なものも重なっており、工事中の橋が震災後もほぼ無傷でありこの震災をきっかけに明石海峡大橋の重要性が見直され「命綱(橋)は多い方がいい」とされる事などを表現するために挿まれている。
- ^ a b 当時の東京は、海外市場の拡大と首都圏の交通網整備を優先していたという事情もあったのか、本四連絡橋の建設を高いから諦めろと突っぱねたり、建設自体も1ルート3橋で終わった気になったり、神戸の努力をどんなに頑張っても出来ないものは出来ないとことごとく拒否したりする等。但し終盤で神戸が被災した際は、災害支援する事を表明している。
- ^ この女性は物語当初、広島の学校への進学を控えており島根に「ジジくさい」などと言い衝突していたが、進学後は広島で就職して十数年後の里帰りの時に島根と再会している。
- ^ 作者いわく、青い目の人形に関わるエピソードは関連する都道府県が多くキャラが沢山出しやすいことから5巻の中編漫画に選ばれたが、主人公の絞り込みが難航したため、最終的に「設定なし」として描かれることになった。
- ^ 但しこの期間中も落書き漫画の纏めや作者関連の4コマ漫画が挿入される事がある。
- ^ なお、京都は空気を読んで内陸チームに入った。一方、青森は東北のチーム分けのバランスと太平洋側のノリについて行けないという理由で日本海チームに入った。熊本は日本海チームの区分となり本人も「東シナ海があればそっちに行った」と発言している。
- ^ 但し2016年および2017年の企画は四国四兄弟のキャラとは無関係のネタとなっている。2019年は作者の体調不良のため実施されなかった。
- ^ 作中で未成年のキャラが勤務しているシーンや飲酒しているシーンがしばしば見られるのは、このためである。なお、第1巻99ページ「山梨さんと新潟さん」内では、長野が山梨と酒を飲もうとする新潟に「未成年は飲むな」と突っ込んでいる。
- ^ 但し4巻121ページ『同じ雪国でも』では、北海道が石川とあまり面識が無いにも関わらず、石川を呼び捨てで呼んでいた。
- ^ 岩手については、2021年正月漫画では呼び捨てである一方、2023年正月漫画では「くん」付であるなど、一定していない。
- ^ よさこいをモチーフとしたYOSAKOIソーランが登場しているため。
- ^ 沖縄も同じことが言えるがこのような描写は無い。
- ^ 第6巻収録『オープニングマンガ・人国記』より。
- ^ a b 第6巻収録『県名と県庁所在地が異なる理由1』より。
- ^ 5巻の各県紹介より
- ^ 第6巻収録『県名と県庁所在地が異なる理由2』より。
- ^ 秋田と同様大規模な花火大会が開催されているため。
- ^ 自身の県の形がサツマイモに似ていることと、幕末にサツマイモの栽培法を発案・確立したのが埼玉県出身の赤沢仁兵衛であるのが理由である。
- ^ 例として2013年の正月漫画では、わざわざ無理を言って該当のキャラクターの衣装を用意している。
- ^ なお、それ以外の都道府県の仮装(福島のウルトラマン、富山のドラえもん、京都のマリオ、熊本のくまモンなど)はそのまま登場している。
- ^ 例えば3巻では、山の手言葉を使う女東京が登場している。
- ^ 但し静岡以外の都道府県といる時は「静岡」と呼んでいる。
- ^ a b 第6巻収録『地名あれこれ1』より
- ^ 4巻120、121ページ「同じ雪国でも」より。また、5巻でも石川に意外と天然だと指摘されている。
- ^ 話によっては「石川のぼん」「坊」になる事もある。
- ^ 5巻81ページでは、石川が大石川県復活を目指して(石川本人は北海道から「愛や恋の花」と聞かされていた)富山と福井の自宅にクロユリを置いていったが、富山はクロユリを見て「呪われている」と相当な恐怖を感じていた。
- ^ 明治時代の一時期に現在の富山県および福井県の一部を含んでいた時代の石川県を指す。
- ^ 第1巻のキャラ紹介ではカジュアル姿であった。
- ^ 第6巻収録『地名あれこれ2』より。なお「福居」に改名した直後に、江戸幕府(東京)によって「福井」と書き間違えられ、以降「福井」が定着している。福井本人もそのことを非常に気にしていた。
- ^ 新潟県は、地図上は中部地方・歴史的には北陸地方・文化的には信越地方・電力会社は東北電力・高校野球やサッカー地域リーグは北信越地区・衆議院比例区は北陸信越ブロック・一部の行政機関は関東地方の管轄となっている。
- ^ それらの性格故に、外科医や先生、アナウンサー等として登場する事もある。
- ^ 愛知や三重に懐くのは美濃方面の個体で、富山などに懐くのは飛騨方面の個体である。
- ^ 岐阜が鹿児島に懐いているのは、江戸時代に鹿児島(薩摩藩)が治水工事をしてくれたから。
- ^ 例外的に大阪とはプロ野球関連の話題では打ち解ける。
- ^ 他に地名に応じて「みのー」(美濃)「ひだー」(飛騨)「おおがきー」(大垣)「げろっ」(下呂)「せき・・・」(関)「たかやまっ」(高山)「せきがはら」(関ヶ原)などと鳴くこともある。
- ^ 基本的に他のキャラは岐阜の鳴き声の意味を理解出来るが、一部作品では愛知以外のキャラが岐阜の鳴き声の意味を理解出来ない描写がある。
- ^ a b 岐阜・淡路共に一部を除き吹き出しを使わずに喋るが、岐阜の台詞は手書き、淡路の台詞は活字表記となっていることが多い。
- ^ 第3巻の「受け継いでいく宝」での島根との会話より。
- ^ 第6巻60ページより。
- ^ a b c d e f 第5巻収録『改名の理由1』『改名の理由2』より
- ^ ただし、全財産から生活費などを全て抜いた上で残った金を半分にした金額を資金とし、信頼できる企業の株のみを購入する。
- ^ 実際、1巻の「夢の架け橋」本編で大震災が発生した際は、京都が大阪を本気で心配して電話を掛けている描写が存在する。
- ^ それぞれ、平安京(京都)・平城京(奈良)・難波京(なにわきょう・大阪)・福原京(神戸)・大津京(滋賀)を持ち出した。
- ^ この時、和歌山は「さすが近畿(ちかい・みやこ)」と呆れていた。
- ^ ただし「本当に止めたら(琵琶湖の水があふれて)滋賀だって困る」と反論された事がある。その際は、守山の日本晴(全国の米の評価基準になる米)を超おいしく作ると反論していたが、他の近畿勢はそれは困るのかと動揺していた。また、京都に対しては毎年2億円以上の水代(疏水感謝金)を払ってくれていることもあり、止めるのをためらっている節が見られる
- ^ 第6巻76 - 79ページより
- ^ 「関東は畿内(京都を中心とした地域)を守る為に設置された関所の東側」だと主張しているため。
- ^ ただし丹波については、呼び捨てだったり(1巻「夢の架け橋」より)、「はん」付けだったり(5巻冒頭の人気キャラ投票結果発表より)と、統一されていない。
- ^ 6巻の「みんなで”がん”を考えよう!」では奈良から「病院行け」と吉野杉によるツッコミを受けた。
- ^ 一応保護対象ではない鹿は害獣であることは理解しているが、それでも奈良公園の鹿を思い出すため、苦手である(広島も宮島に鹿がいるが平気)。
- ^ 播磨は財政が潤っていたため、但馬と丹波はそれぞれ盛んな養蚕と製糸業で輸出品の生糸を生産するため。
- ^ 兵庫の他の4人が自分から離れていく夢を見た際には、夜中にもかかわらず播磨に「怖い夢を見たから泊まりに来い」と電話をかけている。
- ^ 白鷺城(しらさぎじょう・はくろじょう)は姫路城の別称。
- ^ このため、徳島の唱える「淡路の由来は阿波路」説を「姉の名前が弟の名前にちなむのはおかしい」と真っ向から否定している。
- ^ 徳島県と共に神戸・鳴門ルートの接岸地域であるため。
- ^ 実際、地元の民放テレビ局(RNC、KSB、RSK、TSC、OHK)はいずれも、岡山県と香川県の両方を放送エリアとしている。さらにはこれら各局が制作している天気予報や情報番組(VOICE21、ニョッキン7+th、最強!ドリーム百貨店など)も両県に在するファッションやグルメの店に関して、岡山側の店を香川県に対しても、また香川側の店を岡山県に対しても「地元の店」として紹介している。
- ^ 例えば、テレビ番組『全国高等学校クイズ選手権』ではかつて、四国4県と岡山県を1つのエリアとして「四国・岡山大会」を実施していた。また四国横断新幹線計画では、起点を岡山市とする構想がある。さらに四国八十八箇所をテーマとした徳島・高知・愛媛・香川による共同制作番組である『おへんろ。』でも地上波の最新放送エリアに含まれている。なお、テレビ番組に関して言えば前述した放送エリアの共有があるため。
- ^ 「夢の架け橋」では香川県と共に瀬戸大橋の接岸地域であるため。「受け継いでいく宝」では島根が主人公で中国寄合会がメインとなったため。「地方病とのたたかい」では地方病の罹患地域を抱えていたため。
- ^ メジャーリーグからカープに復帰した男気に全広島が泣いたと語られている(第5巻各県紹介より)
- ^ 「夢の架け橋」では愛媛県と共にしまなみ海道の接岸地域であるため。「受け継いでいく宝」では島根が主人公で中国寄合会がメインとなったため。また世界遺産の話(広島は世界遺産を2つ(原爆ドームと厳島神社)抱えている)でもあったため。「地方病とのたたかい」では地方病の罹患地域を抱えていたため。
- ^ 自身の所属である「中国」の呼び方が「中華人民共和国」と間違えられそうで、且つもう一方の隣が広島か岡山か曖昧な人もいるために、こう表現した。
- ^ 5巻116ページ『ラブリープリンセス1』1コマ目より。
- ^ 2017年正月漫画164より
- ^ 広島県と共にしまなみ海道の接岸地域であるため。
- ^ 香川県内でも限定的な地域でのみの言い回しであり、一般的な讃岐弁とは言い難いが、純然たる作者の好みによって採用されている。
- ^ 岡山県と共に瀬戸大橋の接岸地域であるため。
- ^ 返礼人形のひとつである「ミス香川」がノースカロライナ州ラリー市の州立自然歴史博物館にて、真珠湾攻撃に端を発する太平洋戦争の最中にも、それ以前と変わる事無く日本への友誼を忘れない事と平和を希求する願いを示す事を記したメッセージと共に、展示され続けていたため。
- ^ このためか「おいでよ、よさこい!!」内で阿波踊りを踊った時は普通の体型であった。なお、5巻の各県紹介では「阿波踊り期間中は外見が成長する」旨が書かれているため、設定自体は消滅していないと思われる。
- ^ 「夢の架け橋」では淡路と共に神戸・鳴門ルートの接岸地域であるため。「おいでよ、よさこい!!」ではよさこいと関連のある阿波踊りが登場したため。
- ^ これは某福岡県民からの「福岡に胸の小さい子はいない」という意見に基づき設定されたためである。
- ^ 「受け継いでいく宝」では福岡の商人たちが島根の石見銀山で財を成した記録があったため。「地方病とのたたかい」では地方病の罹患地域を抱えていたため。
- ^ 第6巻収録『県名と県庁所在地が異なる理由3』より。
- ^ 地方病の罹患地域を抱えていたため。
- ^ 第6巻収録『りゅうきゅう』より。
- ^ 雪の落ちる音「ずざっ、ずざざざ、ずどどどっ」を降る音と解釈する、富山県では成人式が夏に行われる地域があるという内容がある(実際の富山県ではどの地域も成人の日前後に行われる)等。
- ^ 国道46号線をネタにした漫画では、作者が実際の国道46号線を知らないまま本書籍に掲載されてしまっている。
- ^ 特にサイト内での初期の作品や1巻でよく見られる。作者も自身のサイト内で公式にこの事を言及している。
- ^ 御かぞくさま御いっこう内拍手返信[1]
- ^ 第6巻カバー裏より。
- ^ 作者曰く「どす」は「京都のわかりやすいステレオタイプの表現」であったが、普通の京都府民は使用しないと指導されている。
- ^ 特筆が無い場合は全て落書き漫画からの収録で、ほぼ全て描き直して収録されている。一部未収録あり。
- ^ 但し落書き漫画41~59の漫画はほとんど書籍化されていない。
- ^ 当初は2012年11月に発売予定であったが、出版社側が他の書籍の発売を優先させた他書店側の事情も重なった為翌年1月に延期となり、その後さらに上記の発売日まで延期となった。
四国四兄弟(四国地方)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 08:39 UTC 版)
「うちのトコでは」の記事における「四国四兄弟(四国地方)」の解説
兄弟をモチーフとしており、上の兄姉に対しては「姉さん」「兄ちゃ」等と呼ぶ(徳島は香川より年齢が下だが、香川を呼び捨てで呼んでいる)。 愛媛県 17歳。身長156cm。旧名は「伊予(松山藩)」「松山県」「宇和島県」「石鉄県」「神山県」。 四国四兄弟の長女。穏やかでのんびりで、一度決めると人の話もそこそこに突っ走る「伊予の駆け出し」タイプだが、根は楽天的。見た目に反して結構早口でもある。かなりの天然ボケで、自身のミスを挽回しようとして更にドつぼにはまるタイプ。権力者など目上の人に対しては従順に接する真面目さも持ち、超保守的思考。仕事より趣味に生きるタイプで、できれば一生遊んでいたいと考えている。妹(香川)の対抗心に関しては我関せず。むしろ香川の対抗心に便乗し自身の仕事を全て放り出そうとするので、逆に香川が焦ってしまい諌められることもある。 広島が大好きであり、気に入らないことなどがあるとすぐ広島に告げ口する。しまなみ海道を建設したがっていたのも、単に広島ともっと仲良くしたいというのが理由であった。また、西瀬戸繋がりで福岡・大分とも仲が良い。 怒るとみかんの汁で相手の目を攻撃したり自分のところに所在する城(伊予松山城など)を投げつけたりする他、運転時や戦闘時、祭りの時、酔っ払い状態などの時にはかなり危ない別人格になる。地元の道路状況は「伊予の早曲がり」を使うことが多い。みかんがシンボルで同作物栽培専用の園芸ハサミで収穫に最適な「愛媛剣(えひめけん)」(制作は広島)を持つ。みかん品質・生産において日本一の自負を持つが、最近はその両面において和歌山に負け気味なのを非常に気にしている。しかし、半ばあきらめて他の物(みかん以外の柑橘類)を作っていたりもする。オロナインは万能薬だと思っており、実際愛媛が北海道に潰されて冷凍のしミカンに退化した際は、オロナインとお湯で元に戻っている。俳句が得意で、標語も全て5・7・5で組んでしまう。 「夢の架け橋」では主要サブキャラとして登場している他、サイト内収録の「朝敵伊予松山藩征伐日誌」では主人公を務めている。 香川県 16歳。身長158cm。旧名は「讃岐」。 四国四兄弟の次女。しっかり者のメガネっ娘(メガネ使用率が全国でも高い)で「着倒れ」と呼ばれる為服装パターンが多い。語尾に「〜ねや」とつける口癖を持つ。表情には出にくいが人懐っこく社交的。自分を四国一と思っているが、愛媛が前述の通りそれを利用して四国一の座を香川に押し付けようとしているためか、現在は本州四国連絡橋の神戸・鳴門ルートが存在する徳島をライバル視している。器用で流行にも敏感で協調性が高い。堅実でお金にはしっかりしている。讃岐うどんが大好きで宇宙一とまで言ってのける。その一方でコシのないうどん(伊勢うどん・博多うどんなど)には驚愕し否定的。またうどん以外の観光もアピールしたがっているが、サッカーのチーム名(カマタマーレ讃岐)やオリーブ牛の肉うどんセットなどで、うどんのイメージを強くしすぎて墓穴を掘っている。毎年水不足に悩み、治水関係の整備(徳島に対して)には余念がない。岡山とは瀬戸大橋や宇高航路、金甲山送信所を通じて通勤・通学・放送の同一圏内であるために共有の文化を持っており仲が良いが、受験関連においてはライバルが増えるために仲が悪い。愛媛および岡山(特に岡山)が暴走した際のツッコミ役&フォロー役。「夢の架け橋」では主要サブキャラとして登場し、「青い目の人形」では物語の締め役を務める。 徳島県 14歳。身長150cm。旧名は「阿波」。 四国四兄弟の長男(第三子)。とことんマイペースで冷静沈着な現実主義者。空気は読めるがあえて読まない。クールであまり協調性を持たない。医師でもあり、「高い薬は効く気がする」という理由でジェネリック医薬品を使っていない。妹の淡路を返して欲しがっているが、神戸と争うほどの情熱はない。和歌山と仲が良いため、表立っては言わないものの密かに「自分は四国ではなく関西」と考えている。本州四国連絡橋の神戸・鳴門ルートの建設に協力する等神戸が喜ぶようなことをするため、神戸によく抱きしめられる。治水に関しては香川と仲が悪く、姉であるにも関わらず呼び捨てで呼んでいる。初期作品では阿波踊りの時期には別人格の熱血男となり体形も大きくなるという設定があったが、その後長い間本編では使われていない。阿波踊りを他人に頼まれて踊る事自体についても、恥ずかしいという理由で消極的である。「夢の架け橋」・「おいでよ、よさこい!!」では主要サブキャラとして登場する。 高知県 13歳。身長147cm。旧名は「土佐」「河内」。 四国四兄弟の次男(末っ子)。豪快奔放で天真爛漫で天衣無縫。常識に囚われない風雲児。反権力や反体制の気風が高い偏屈者。短気で頑固者だが、意外と心はナイーブ。当然ながら酒豪。北海道とはよさこい繋がりで、秋田とは酒豪繋がりで友人。他の姉兄は本州側に親友と言える存在(愛媛は広島。香川は岡山。徳島は和歌山)がいるが、自分にはいないため微妙にさみしがり屋で、あわよくばアメリカと友達になってやると(冗談交じりではあるが)目論んでいる。「夢の架け橋」では高知まで新幹線を通す条件で神戸・鳴門ルートの建設に賛成していたが、岡山・香川の交通の酷さやそれに伴う悲劇を目の当たりにして、岡山・香川ルート整備の急務を痛感し「みんなのために」同ルートへの架橋を決意して徳島に進言し神戸や淡路を説得する。その後、工事がなかなか開始されないことに苛立ちを感じた神戸が明石海峡大橋を鉄道併用橋から道路単独橋にする方針に変更したため、神戸や徳島と一時仲違いした(後に、新幹線は採算がとれないと諦めている)。「おいでよ、よさこい!!」では主人公。
※この「四国四兄弟(四国地方)」の解説は、「うちのトコでは」の解説の一部です。
「四国四兄弟(四国地方)」を含む「うちのトコでは」の記事については、「うちのトコでは」の概要を参照ください。
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