出版経緯とは? わかりやすく解説

出版経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 07:01 UTC 版)

エンジェルボール」の記事における「出版経緯」の解説

電子書籍高評価を得ると、紙の書籍による商業出版を望むようになり、いくつかの出版社に、作品評価簡易製本した原稿持ち込んだ。しかし、いずれの出版社からも出版にあたり大幅な量の原稿削減求められた。周囲から商業出版チャンス捉えて出版社要求応じるべきとの声もある中、作品本質代償にはできないことから話をすべて断った2014年6月小説としての出版不可能と判断し青年漫画刊行する双葉社漫画原作として持ち込んだ。 本来、原稿持ち込み受け付けていない双葉社であったが、たまたま漫画担当同社編集局次長のS の目に留まる。Sは作品一読後、小説としての出版可能性模索すべく、文庫編集部副編集長Oに相談をした。 当時多忙極めていたOは、素人長編原稿を預かることを大変負担思い、「いつ読めるかわからない」とSに返答した。しかしたまたまその日帰宅電車の中で読む本がなかったOは、預かった原稿を軽い気持ちカバン入れて会社出た。 断る理由探しながら読み始めたOであったが、衝撃を受ける物語の世界引き込まれ最寄り駅についても読むことを止められず、ホームベンチ座って駅が閉まるまで読み続けてしまった。 その後、OとSは、この本をベストセラーにしなくてはならない決め無名新人文庫4冊でデビューするという前代未聞企画立ち上がった2015年5月エンジェルボール1巻2巻、翌6月3巻4巻出版

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:55 UTC 版)

百器徒然袋――雨」の記事における「出版経緯」の解説

1999年平成11年11月 講談社ノベルスより探偵小説百器徒然袋――雨刊行2005年平成17年9月百器徒然袋――雨』が講談社文庫より刊行2008年平成20年5月薔薇十字探偵 1』〈講談社MOOK ペーパーバックスK〉より刊行。『百器徒然袋――雨』より「鳴釜」のみ収録表紙イラストレーション小畑健2010年平成22年1月爆裂薔薇十字探偵』』〈講談社MOOK ペーパーバックスK〉より刊行。『百器徒然袋――雨』より「瓶長」のみ収録表紙イラストレーション小畑健

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 19:38 UTC 版)

アメリカの鳥類」の記事における「出版経緯」の解説

1820年頃、35歳くらいであったジョン・ジェームズ・オーデュボン北アメリカにいるあらゆるを描くと宣言したオーデュボン鳥類画において、当時真剣な画家メディアとされていた油彩をほぼ断念し水彩とパステルクレヨンを好み時には鉛筆木炭チョークグァッシュペンインクなども使用した1807年時点で、オーデュボン死んだを描く際、針金と糸を用いて生きているのようなポーズ固定する方法編み出していた。 1823年オーデュボン自分芸術作品刊行できるくらいの金銭的支援講読予約者という形で募ろうとしてフィラデルフィアニューヨーク訪れたが、十分な援助得られなかった。結局1826年オーデュボン金銭的援助をしてくれる講読予約者優れた技術を持つ彫版工や印刷業者を探して自作イラストのうち250点を持ってイギリスに船で渡ったリヴァプールマンチェスター自作ドローイング展示した後にエディンバラまで旅をし、そこで熟練した彫版工ウィリアム・ホーム・リザーズに会った。リザーズは最初プレートのうち10まで彫ったが、彩色工がストライキ入ってしまったためプロジェクト続けられなくなってしまった。1827年オーデュボンロンドン有名な動物専門の彫版工ロバート・ハヴェル・ジュニアとその父ロバート・ハヴェル・シニアと契約した。ハヴェル・ジュニアは1838年プロジェクト完成するまで作業監督した。 『アメリカの鳥類』の最初の版印刷業にちなんハヴェル版と呼ばれるともあれば、またサイズ大きさから「ダブル・エレファント・フォリオ」と呼ばれることもある。この版は縦39.5インチ(100センチメートル)、幅28.5インチ(72センチメートル)の手製紙刷られた。刷るのに使われ主な技術銅板エッチングだが、エングレーヴィングアクアチント使われた。刷った後で水彩により手彩色された。 オーデュボンその都度支払いを受ける方式講読予約高価な版画プロジェクト資金調達した1826年から1829年まで、オーデュボン富裕なパトロン版画シリーズ購読者としてとりこむ努力一環として鳥類学アメリカ開拓地生活について講演しながらイギリスまわってパリまで旅した予約購読者にはフランス王シャルル10世英国王アデレード・オブ・サクス=マイニンゲン第2代スペンサー伯爵ジョージ・スペンサーなどがおり、のちにダニエル・ウェブスターヘンリー・クレイなどアメリカ人もそれに加わった版画毎月あるいは2か月おきにブリキケース入った5冊セットとして発行された。それぞれのセット通常、非常に大きな1羽、中くらい大きさ1羽、小さな3羽からなっていた。13年プロジェクト終わりとなる1838年には、435プレート(5×87セット)が総額870アメリカドルあるいは175イギリスギニー(183.75ポンド)で発行されていた。イングランド公共図書館無料献本をせずにすむよう、プレート綴じられずに文章なしで出版された。完全な版としては多くて200セットほどが編纂されたと推定されている。付属する文章別に分けて作られオーデュボンスコットランド博物学者鳥類学者であるウィリアム・マクギリヴレイ1831年から1839年にかけて、『鳥類生態』(Ornithological Biography, or, An account of the habits of the birds of the United States of America)というタイトル五巻本としてエディンバラ刊行された。文章おさめた五巻本もあわせると、プレートまとめて総額1,000ドルほどの価格になったフォリオ版ができあがると、オーデュボンはもっと入手しやすい版を作ることに決めJ・Tボウエンという名前のフィラデルフィア出身リトグラフ職人雇ったボウエン率いチームはもっと小さなロイヤル・オクターヴォ版を作ったが、これは七巻本として予約購読者に頒布され、1,199セット売って1844年完結した1877年までにさらにオクターヴォ版が5回刊行された。オクターヴォ版は『鳥類生態』の文章用いていたが、もともとは一緒に描かれていた別々にしたりしてプレートの数を500まで増やしていた。新しい絵も含まれており、オーデュボンボウエンチームメンバーかかわっていたものの、ほとんどはジョン・ウッドハウス描いたのだったビアン版(クロモ石版パイオニア、ジュリアス・ビアンにちなむ)はオーデュボンの一番下の息子であるジョン・ウッドハウス・オーデュボンの監督のもと、1858年ニューヨークでロー・ロックウッドによりフルサイズ再版されたものだったアメリカ南北戦争のせいもあり、この版は完結しなかった。44部のシリーズのうち15部だけができあがった。この版は105プレートからなり、もとの文章は全く含んでいなかった。100人足らずしかいなかった予約購読者に販売されており、このため他の初期の版よりもこの版のほうがさらに稀少である。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 22:43 UTC 版)

万載狂歌集」の記事における「出版経緯」の解説

明和年間から狂歌流行し内山椿軒の下で唐衣橘洲四方赤良らが和歌狂歌学んだ明和6年から洲の家で狂歌会が開かれ、赤良、平秩東作元木網、その妻の智恵内子本屋浜辺黒人らが集まった天明入り浜辺黒人が『初笑不琢玉』『栗野下風』などの狂歌集出版をした。それが洲や赤良を刺激した天明2年洲、東作、木網らが69840からなる狂歌若葉集』の出版予定。それに対し赤良は、洲らの上品な読みぶり同意せず、大胆奇抜な歌風で、古来の名狂歌もふくめ、主題別に狂歌集編集した。それが『万載狂歌集』である。 『狂歌若葉集』と『万載狂歌集』は同じ天明3年正月出版され後世大きく影響したのは後者となった2年後天明5年には続編となる『徳和歌後万載集』が赤良、蜀山人編集により刊行され天明狂歌作風確立された。一方洲は狂歌界から一時遠ざかることとなる。

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バイオハザード5 追跡者ネメシス」の記事における「出版経緯」の解説

2005年平成17年) 『バイオハザード5 追跡者ネメシス』が中央公論新社C★NOVELSより刊行書籍情報 バイオハザード5 追跡者ネメシス 2005年 ISBN 4125009171

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バイオハザード6 CODE:Veronica」の記事における「出版経緯」の解説

2006年平成18年) 『バイオハザード6 CODE:Veronica』が中央公論新社C★NOVELSより刊行書籍情報 バイオハザード6 CODE:Veronica 2006年 ISBN 4125009279

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バイオハザード 北海の妖獣」の記事における「出版経緯」の解説

1998年平成10年)『バイオハザード 北海の妖獣』がジャンプ ジェイ ブックスより刊行書籍情報 バイオハザード 北海の妖獣 1998年 ISBN 978-4087030679

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BIOHAZARD ローズ・ブランク」の記事における「出版経緯」の解説

2002年平成14年) 『BIOHAZARD ローズ・ブランク』が電撃文庫より刊行書籍情報 BIOHAZARD ローズ・ブランク 2002年 ISBN 978-4-8402-2080-4

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BIOHAZARD to the Liberty」の記事における「出版経緯」の解説

2002年平成14年)『BIOHAZARD to the Liberty』が電撃文庫より刊行書籍情報 BIOHAZARD to the Liberty 2002年 ISBN 978-4-8402-2093-4

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バイオハザード1 アンブレラの陰謀」の記事における「出版経緯」の解説

2004年平成16年) 『バイオハザード1 アンブレラの陰謀』が中央公論新社C★NOVELSより刊行書籍情報 バイオハザード1 アンブレラの陰謀 2004年 ISBN 4125008620

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 16:24 UTC 版)

バイオハザード3 死者の街」の記事における「出版経緯」の解説

2005年平成17年) 『バイオハザード3 死者の街』が中央公論新社C★NOVELSより刊行書籍情報 バイオハザード3 死者の街 2005年 ISBN 412500885X

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てのひら怪談」の記事における「出版経緯」の解説

第4回ビーケーワン怪談大賞応募作の水準著しく高かったため、選者一人である東雅夫単行本化目指したいと自身ブログ表明したところ、『八本脚の』(二階堂奥歯著)の編集制作通じて東と親交があった、ポプラ社編集者斉藤尚美即座に応じて出版実現した。「てのひら怪談」のネーミングは、斉藤発案によるという。

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バイオハザード4 地下世界」の記事における「出版経緯」の解説

2005年平成17年) 『バイオハザード4 地下世界』が中央公論新社C★NOVELSより刊行書籍情報 バイオハザード4 地下世界 2005年 ISBN 4125008981

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 16:25 UTC 版)

バイオハザード2 悪夢の洞窟」の記事における「出版経緯」の解説

2004年平成16年) 『バイオハザード2 悪夢の洞窟』が中央公論新社C★NOVELSより刊行書籍情報 バイオハザード2 悪夢の洞窟 2004年 ISBN 4125008736

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野獣は甦える」の記事における「出版経緯」の解説

1992年12月光文社より『野獣は甦える刊行1997年2月光文社文庫より『野獣は甦える 伊達邦彦全集(8)』刊行

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夢判断」の記事における「出版経緯」の解説

フロイト1856年生まれウィーン大学医学を学ぶ。脳解剖専門医としてウィーン総合病院勤務しフランスサルペトリエール病院でも学ぶ。1893年友人医師ヨーゼフ・ブロイアー共同で『ヒステリー研究』を発表する本書医師として担当した事例に関する研究の成果であったが、出版当初評価されなかったために初版600部を完売するために8年かかった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:02 UTC 版)

黄金の犬」の記事における「出版経緯」の解説

1977年から1978年にかけて週刊誌アサヒ芸能』に掲載された。第1部2部構成となっている。単行本第1部1978年第2部1979年徳間書店から出版されている。『西村寿行選集』には、第1部1979年第2部1980年収録されている。1981年徳間文庫版が刊行された。1999年光文社文庫からの再刊に際して、第1、2部は上下巻となった。 また1970年代後期にはやまおか次による本作コミカライズ版が、『劇画ザ・タウン』(徳間書店)に連載された。単行本1979年に全1巻発行された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 10:07 UTC 版)

化石の荒野」の記事における「出版経緯」の解説

1975年に『野性時代12月号に掲載1976年角川書店より出版

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日本文典 (コリャード)」の記事における「出版経緯」の解説

この書籍は、日本キリスト教布教従事する宣教師日本語基礎学ばせるために、ローマ教皇庁布教聖省援助のもと刊行されたものである著者コリャード1589年?-1641年)は、1619年禁教下の日本潜入し2年余にわたって長崎周辺布教活動携わった人物である。彼は1622年報告のために日本離れており、この書籍ヨーロッパ戻っている時期執筆された。コリャードにはほかに『懺悔録』『羅西日辞書』があり、日本語三部作呼ばれる本書序文コリャード日本語の文法語彙ばかりでなく、発音アクセントをも重視する姿勢示している。

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おくのほそ道」の記事における「出版経緯」の解説

西村本の題簽外題)「おくのほそ道」は芭蕉自筆とされており、これが芭蕉公認最終形態とされる芭蕉はこの旅から帰った5年後1694年死去したため、「おくのほそ道」は芭蕉死後の1702年元禄15年)に西村本を基に京都井筒屋から出版刊行され広まった。「奥の細道ではなくおくのほそ道と書くのが正式とされるのはこの原題名に基づく。この元禄初版本は現在1冊しか確認されていないが、増し刷りされ広まったため版本多く残る(本文変化見られない)。よって現在世一般に知られるおくのほそ道」は、西村本を原本とした刊本本文を指す。 1938年昭和13年)に曾良本(そらほん)が発見された。1960年昭和35年)に衞本(かきもりほん)の存在発表され1996年平成8年)に芭蕉真筆である野坡本(やばほん)の発見とされた中尾本(なかおほん)の存在発表されている。これによりこの本の原点を探る研究・出版がより増すこととなった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 05:55 UTC 版)

雨月物語」の記事における「出版経緯」の解説

上田秋成は、明和3年1766年)に処女作である『諸道聴耳世間猿』(『諸道聴耳世間狙』)を、明和4年浮世草子の『世間妾形気』を書いた。そして、『雨月物語』の序には「明和戊子晩春」とあり、明和5年晩春に『雨月物語』の執筆終わっていたことになる。しかし実際に雨月物語』が刊行されたのは、その8年後の安永5年1776年)のことであった。 ここに、『雨月物語成立の謎がある。つまり、『雨月物語』は本当に序にあるよう明和5年成立しただろうか刊行まで8年という長い間には、どういう味があるだろうか、というものである山口剛研究以来重友毅中村幸彦と、明和5年を一応の脱稿、それからの8年間は『雨月物語』の推敲費やされた、という見方強かったそれまでの『世間』『妾形気』の2作品浮世草子属していた。そして『妾形気』の末尾近刊予告を見ると、『諸国廻船便』と『西行はなし 歌枕風呂敷』の2作品並べられており、まだ秋成浮世草子を書く気、予定があったことが見えることもこの論を裏付けている。 しかし、この説の裏側には、当時浮世草子軽く見られる風潮があったことを、高田衛などは指摘している。そして、大体の成立は序の通りでよいのではないか、という説を提唱している。つまり、『世間』と『妾形気』の浮世草子2作品と『雨月物語』という読本作品連続したもの、という考えである。また、巻之四蛇性の婬」には内容に、日付日数計算合わないことが知られていたが、これに対して大輪靖宏指摘がある。もし、序に書かれた年の前年明和4年に「蛇性の婬」が書かれたとする場合、序の年の前年、閏9月のあった明和4年念頭に置くとうまく計算が合う。 この説の場合脱稿からの8年間『雨月物語』をめぐって何がおこなわれていたのかはわからないが、明和8年安永元年には、それぞれ野村長兵衛梅村兵衛という別々の版元から『雨月物語』の近刊予告出ていたり、明和8年には秋成家業の嶋屋が火事焼けたことなどを契機に、都賀庭鐘から医学学んだり、医院開業したりしていた。坂東健雄は、高田説が通説であるとしながらも、どちらの説も決め手欠けるとし、やはり出版にいたる8年間に推敲が行われた可能性否定できないこと指摘した

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