まんざいきょうかしゅう〔マンザイキヤウカシフ〕【万載狂歌集】
万載狂歌集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 22:43 UTC 版)
『万載狂歌集』(まんざいきょうかしゅう)は、江戸時代の狂歌集。天明3年(1783年)正月刊行。故人を含めた232人の748首を集める。17巻。編集者は四方赤良と朱楽菅江。刊行者は須原屋伊八。
注釈
- ^ これは明らかに不注意による13巻の表示落ちなので、後世の出版では 13,14巻が雑歌 と編集される場合がある。
- ^ 鹿津部真顔と並んで寛政年間に狂歌四天王と呼ばれた銭屋金埒、頭光、宿屋飯盛 の3人は、作品が収録されたのが『徳和歌後万載集』以後で、『万載狂歌集』には入選してない。
文献
- ^ 大田南畝 奴師労之(やっこだこ) (日本随筆大成第2期14に収録)
- ^ 浜田義一郎 天明三狂歌集の成立に就いて (江戸文芸攷 岩波書店 昭和63年 に収録)
- ^ 石川了「近世韻文の力:-天明狂歌を中心に-」『日本文学』第60巻第10号、日本文学協会、2011年、 22-29頁、 doi:10.20620/nihonbungaku.60.10_22、 ISSN 0386-9903、 NAID 130005665375。
- ^ 石川了「天明狂歌・狂文作者索引総覧稿 その一」『大妻国文』第31号、大妻女子大学、2000年3月、 63-81頁、 ISSN 02870819、 NAID 110000127684。
- 1 万載狂歌集とは
- 2 万載狂歌集の概要
万載狂歌集(狂歌集)
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四方赤良(南畝)と朱楽菅江の共編。題名から知られるように『千載和歌集』のパロディであり、200人以上の詠んだ狂歌を集めたもの。
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