Biographyとは? わかりやすく解説

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biography

別表記:バイオグラフィー

「biography」とは・「biography」の意味

「biography」とは、ある人物の人生業績について記述書物である。日本語では「伝記」や「人物記」と訳されることが多い。自己紹介の際にも、自分経歴人生について語ることが「biography」となる。

「biography」の発音・読み方

「biography」の発音は、「バイオグラフィー」(/bɑɪάgrəfi/)である。アクセントは「グラ」の部分置かれる

「biography」の語源・由来

「biography」は、ギリシャ語の「bios生命)」と「graphia(記録する)」が組み合わさった言葉である。これらの言葉が合わさり、「人の生涯を書く」という意味が生まれた

「biography」の類語

「biography」の類語には、「memoir回顧録)」、「life story人生物語)」、「chronicle年代記)」などがある。それぞれニュアンス焦点異なるため、使い分けが重要である。

「biography」と「profile」の違い

「biography」と「profile」の違いは、前者人物の人生業績について詳細な記述であるのに対し後者人物の概要特徴簡潔にまとめたものであるプロフィールは短い文章で人物像伝えるが、バイオグラフィーより詳細かつ長い文章で人物の人生を描く。

「biography」を含む用語・関連する用語

「my biography」とは

「my biography」とは、自分自身人生業績について記述書物である。自分人生振り返り経験成長綴ったものとなる。

「autobiography」とは

autobiography」とは、自分自身自分人生業績について書いたのである日本語では「自伝」と訳されることが多い。自分自身視点から人生振り返り経験成長綴る

「biography」の使い方・例文

1. I'm reading a biography of Steve Jobs.(私はスティーブ・ジョブズ伝記読んでいる。) 2. She wrote a biography about her grandmother's life.(彼女は祖母人生についての伝記書いた。) 3. His biography was published last year.(彼の伝記昨年出版された。) 4. The biography covers his entire career.(その伝記は彼のキャリア網羅している。) 5. The author spent five years researching for the biography.(著者その伝記のために5年調査行った。) 6. The biography provides insight into his personal life.(その伝記は彼の私生活について洞察提供している。) 7. She is a well-known biography writer.(彼女は有名な伝記作家である。) 8. The biography highlights her achievements in the field of science.(その伝記は彼女の科学分野での業績強調している。) 9. His biography was adapted into a movie.(彼の伝記映画化された。) 10. The biography describes his struggles and triumphs.(その伝記は彼の苦闘勝利を描いている。)

バイオグラフィー【biography】

読み方:ばいおぐらふぃー

伝記伝記文学

「バイオグラフィー」に似た言葉

伝記

(Biography から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 06:40 UTC 版)

伝記(でんき、: biography)とは、個人の生涯の事績をかきつづったものもの[1]。広義には書き記された記録の総称だが、狭義には個人の事績の記録を指す。現代においては、狭義に使われることが多い。以下にそれぞれについて記す[1]

語源である中国語(中期漢語)としての伝記については儒教における伝記)の記事を参照。

伝記(記録・文書)

伝記(でんき、しるしぶみ)とは、記録や文書のこと。または、古来伝わる事柄の記録。伝説・伝承を書き記したもの。古伝、伝とも言い、『烏丸鮮卑東夷伝』、『魏志倭人伝』のように記される。

「しるしぶみ」と読む場合、「文史(文学史学のこと)」とも書く。

伝記(個人の事績の記録)

伝記とは、前項のうち記録対象を個人に限定したもので、記録する行為自体も指す。ある特定の人物の生涯を、時間に沿って記述しながら、対象となる人間の性格や業績などをたどるもの。こちらも伝と略されることがあり、『○○(人物名)伝』のように記される。筆者が自身について書いたものは、特に自伝(自叙伝)という。

歴史的には、時代により、そのパターンや表現方法に大きな差が見られる。

中世ヨーロッパにおける聖人の物語や、罪人の物語なども広く伝記のルーツとして認められてはいるが、これらは道徳的要素が強く、現在的な意味で言う伝記とは趣を異なるものとしている。

中国の『史記』の中に「列伝」が設けられて歴代の紀伝体正史に引き継がれ、中国や古代日本において漢文による伝記が書かれた。日本におけるものは、後世の仮名交じり文による伝記と区別して特に漢文伝と呼ぶ。

伝記の性質・意義は、時代の流れで変化し、特に20世紀心理学の発展は、伝記のあり方に大きな影響を与えた。

教育面からの伝記を学ぶ意義

日本でも、授業の一環で国語英語日本史などの科目で取り上げている。

教科書に掲載する意義は、まず児童や生徒たちに伝記で取り上げた人物たちと「友だちになってほしい」、やがて授業を進めて「教育的な観点で接し学んでほしい」となる。例えば、カトリック教会・学校では、イエス・キリスト聖人たちの業績・足跡を学んでいる。

また、日本における初等教育においては、修身第二次世界大戦の敗戦まで)の授業科目があり、多くの偉人伝記を学ぶ機会があり、特に重い荷物を背負った二宮金次郎の銅像は、校庭の隅などに設置されていた。金次郎の銅像を目にする児童たちに人となりを見習い、勤勉で向上心のある人物になってほしいという意図があったとされる。

学校教育以外の一般図書でも小中学生向けに児童伝記シリーズ伝記シリーズ子どもの伝記全集などが販売された。

子どもを対象とした伝記シリーズの出版について

小学校教諭の矢野四年生は、1979年刊行の『学校図書館(特集——伝記とは何か)』(全国学校図書館協議会の機関誌)への寄稿のなかで、子どもを対象とした伝記シリーズの出版について、『子どもの本棚』(日本子どもの本研究会編、明治図書刊)を引用して、被伝者選びの安易さ、書き手の問題、内容の問題、フィクションを用いることの問題などを指摘している[2]

関連語句

  • 本伝
主となる伝記(記録や伝)のこと。外伝が存在する伝記に対して用いる。
本伝に対して主たる部分や要点については不足するが、その補助となるような記録や注釈のこと。転じて、本伝において主たる部分ではない、何れかの部分に焦点を当てた記録や文書を指す。
  • 紀伝体(列伝・本紀ほか)
  • 偉人伝
主に歴史上の偉人の伝記で、児童向け出版が多い。
  • 立志伝
将来の目標を掲げ志を立て、様々な困難、激動を乗り越え成功し功成り名遂げた人間の生涯、半生を描いた伝記。
  • 評伝
人物評をまじえた伝記。知人による回想・追悼出版もある。

脚注

  1. ^ a b 伝記. コトバンクより2024年5月11日閲覧
  2. ^ 矢野 1979, pp. 29–31.

参考文献

  • 矢野四年生「現代の子ども向き伝記出版の特徴」『学校図書館』第341号、全国学校図書館協議会、29-33頁、1979年3月10日。 ISSN 0435-0405NDLJP:3431731 (要登録)

関連項目

外部リンク


Biography

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 16:25 UTC 版)

シュテファン・ドール」の記事における「Biography」の解説

ミュンスター エッセン音楽大学でヴォルフガング・ウィルヘルミ教授に、ケルンエーリヒ・ペンツェル教授師事し19歳フランクフルト歌劇場ホルン奏者として活動しバイロイト祝祭管弦楽団、ニース・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・ドイツ交響楽団でも活動した1993年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ホルン奏者として活動始めた。またソリストとしてダニエル・バレンボイムベルナルド・ハイティンククリスティアン・ティーレマンクラウディオ・アバドなど多く著名な指揮者共演しルツェルン音楽祭首席ホルン奏者として招かれたこともある。古典派ロマン派ソロ・レパートリーのほか、リゲティ・ジェルジュオリヴァー・ナッセン、フォルカー・ダヴィッド・キルヒナーなどの現代作品においても活動し2008年3月には、オーストリア作曲家ヘルベルト・ヴィリが特別に作曲したホルン協奏曲世界初演している。また、フィルハーモニー管弦楽団との様々なアンサンブルや、マウリツィオ・ポリーニラルス・フォークト、コリヤ・ブラッハー、イアン・ボストリッジなどと共演している。また、アンサンブル・ウィーン・ベルリン常連メンバーでもある。2008年創立25周年迎えルツェルン音楽祭オーストラリア作曲家ブレット・ディーンの新作世界初演するなど、一連のコンサート開催した2007年7月には、ベルリン・フィル・ホルンセクションの仲間たち録音したCDオペラ」をリリースし2021年5月、マリカ・フィールド、カタリーナ・カルネウス、ユーナス・クニュートソン、ステン・サンデル、ドゥロ・ジヴコヴィッチ、安倍圭子、ジャンカルロ・アンドレッタ、リチャード・スパークス、クインシー・ジョーンズとともにスウェーデン王立音楽アカデミー新たに選ばれた。

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