主な技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:19 UTC 版)
スケーティング(skating) 前足をバインディングにつけたまま、後ろ足を外して蹴って進む方法。平坦な場所やリフト乗降時には必須の技術。 ドリフト・ターン(drift turn) 板をずらすことで減速しながら行うターン。(JSBAはドリフトターン、SAJはスキティングターンと言い、呼び方も技術も違う) カービング・ターン(carving turn) 板のサイド・カーブを利用した、ずれと減速の少ないターン。文字通り雪面を「彫る」ようなターンである。 ヴィテリー・ターン 雪面に手を着きながら、体を極端に寝かせてするターン。フランスのセルジ・ヴィテリが考え出した。欧米では、ユーロカーブと呼ばれることが多い。 スイッチ(switch) 利き足を前にして滑る技術。フェイキー(fakie)とも呼ぶ。 グランド・トリック(ground trick) フラットなバーンや地形だけを利用して(構造物を使用せず)行うトリック全般。グラトリと略して言われるが、海外でグランド・トリックという言葉は通じなく、バター・トリックと呼ばれている。 プレス(press) 板を押しつけることでノーズかテールを浮かせて滑る方法。グラウンド・トリックの一種で、ノーズ、テール共にフロントサイド、バックサイド、マニュアルの3種類ある。 オーリー(ollie) 板の弾力を使い、テール部分で雪面を弾いて飛び上がるスケートボードから応用された技術。ノーズ部分を使う場合は「ノーリー」と呼ぶ。昨今では、オーリーの先行動作を強めにかけ、100cmを超えるオーリーのことをポーリーと呼ぶ。 正式記録では95cmの世界タイ記録を持っていたチャンピオンK2ライダーの高井隆司、そしてムラサキチームライダーである兄・康平、弟・勇希の元木兄弟以上3名がポーリーの世界新保持者である。 パンピング(pumping) ワンメイクやパイプなどでリップを抜ける時、腰を微妙に振るなどし重心を移動させる技術。実際は物理学的に重心の移動は減速につながるため、板の運動と合わせた動きをする、と言うこと。 エア(air) ジャンプ全般。ハーフパイプではエアーターンと同意。 シフティ(shifty) ジャンプトリック中に上半身と下半身を逆方向に捻る技術。 グラブ(grab) ジャンプトリック中に板をつかむ技術。つかむ部位、つかむ手によって、名称が変わる。インディーグラブ…後方の手でフロントサイド(体の前方)をつかむ。 メランコリーグラブ…前方の手でバックサイド(体の後方)をつかむ。メラン(あるいはメロン)と略することも多い。メソッド…メランコリーグラブの状態から、上体を反らす。トゥイーク…メソッドの状態から更に前方へ下半身を捻る。 ミュートグラブ…前方の手でフロントサイドをつかむ。ジャパンエア…ミュートグラブの状態からメソッドの様に体を反らす。 ステールフィッシュ…後方の手でバックサイドをつかむ。 ノーズグラブ…前方の手でノーズ(板の前方)をつかむ。 テールグラブ…後方の手でテール(板の後方)をつかむ。 カナディアンベーコン…後方の手で股の間を通してフロントサイドをつかむ。 スイスチーズ…前方の手で股の間を通してバックサイドをつかむ。 ローストビーフ…後方の手で股の間を通してバックサイドをつかむ。チキンサラダ…ローストビーフと同じ手で同じ所を、手首をひねらせ肘が外側に向く様につかむ。 ポーク…グラブ中に体を伸ばすこと。 ボーニング(ボーン)…グラブ中に足を伸ばすこと。インディノーズボーン…インディグラブの状態で前方の足を伸ばす。 クレイル…インディグラブをノーズ寄りにグラブして、その状態で後方の足を伸ばす。 シートベルト…ミュートグラブをテール寄りにグラブして、その状態で前方の足を伸ばす。 スティフィ…グラブ中に両足を伸ばすこと。ミュートグラブですることが多い。 ダブルグラブ…1エア中に2箇所グラブすること。ゴリラ…インディグラブとミュートグラブを同時にするダブルグラブの一種。別名トラックドライバー。 ロケットグラブ…両手でノーズをつかむ。手を交差させるとクロスロケットという別のトリックになる。 スピン・トリック(spin trick) 回転技。水平に回転する角度によって、半回転は180(ワン・エイティー)、一回転は360(スリー・シックスティー、スリー・シックス、スリー、サブ・ロク)と変化する。回転方向によってオープン(まず体が正面を向く回転方向、つまり前方の足と同じ方向に回転。フロントサイドとも呼ぶ)、ブラインド(まず体が背面を向く回転方向、つまり後方の足と同じ方向に回転。バックサイドとも呼ぶ)スピンと呼ぶ。また縦方向の回転は、前方回転はフロント・フリップ、後方回転はバック・フリップと呼び、2回転する場合はダブルを付加する(例:ダブル・バック・フリップ)。 キャブ(CAB) スピントリックにおいてスイッチ・スタンスでアプローチし、レギュラー・スタンスで着地するトリック。スケートボードのキャバレリアル・トリックに由来する。半回転をハーフ・キャブと呼んだり、この回転を経て行ったトリックの頭に付けることがある。 例:CAB9(キャブ・ナイン。スイッチでジャンプし、オープンサイドに2回転半回転する技。スイッチ・オープン・ナインと同じ意味。) 3D回転 回転軸が斜面に対して垂直でない回転技。ロデオフリップ、マックツイストなど。 ジブ(jib) ジビング。レールやボックス、丸太など、雪以外を滑走する(こする)技術。これに用いられる人工物をジブ系アイテムと呼び、近年日本のスノーボードパークにも頻繁に見られる。
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主な技術
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「プロペラヘッド・ソフトウェア」の記事における「主な技術」の解説
ReWire アプリケーション間でオーディオとMIDIおよび同期情報をやりとりする技術。当初は『ReBirth RB-338』とスタインバーグ社の『Cubase VST』の連携を目的に開発されたが、現在では多くの音楽制作ソフトウェアで採用されている。2001年に機能を強化したReWire 2を発表。音楽産業に関わるソフトウェア企業であれば無償でライセンス申請が可能。 REX/REX2 『ReCycle!』で作成されるスライスループファイル形式。バージョンはREXとREX2があり、REX2はステレオ音声が扱えるほか、可逆圧縮が施されている。ファイル読み込みは音楽産業に関わるソフトウェア企業であれば無償でライセンス申請が可能であるが、ファイル書き出しについては外部企業にライセンスされていない。 NN-XTファイル形式 『Reason』が内蔵するサンプラ「NN-XT」で使用されるパッチファイル形式。ファイル形式の仕様は企業・個人に関わらず誰でも無償でライセンス申請が可能。 ハイパーサンプリング(Hypersampling) 異なるピッチ(音高)やベロシティ(強さ)、バリエーションごとのマルチサンプリングのほかに、異なるマイクセッティングで同時収録し、あとからマイクの構成やミキシング比率を変更できるサンプリング手法。Reason Drum Kits以降のプロペラヘッド社製ReFill製品に多用されている。 Remote アプリケーションとコントロールサーフェス(キーボード、フィジカルコントローラなど)を連携させる技術。主に『Reason』と『Record』で使用されている。特殊な動作仕様を持つコントロールサーフェスに対応する為のコーデックの開発は、音楽産業に関わるソフトウェア企業であれば無償でライセンス申請が可能。 Rack Extension 『Reason』にサードパーティー製のラックデバイスを追加する規格。既存のプラグインシステムと異なり、クロスプラットフォーム開発の容易さや、ホスト本体のクラッシュの防止、アンドゥ操作などの統合性の高さ、オンラインストアと統合されたライセンス管理などが特徴とされる。2012年にSDKバージョン1、2014年にユーザインタフェースの自由度などが向上したSDKバージョン2が発表された。
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