動作仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 06:31 UTC 版)
高可用クラスターとして、各ノードの生存をハートビート機能により相互に確認し合う。具体的にはKeepAlive(KA)パケットを相互に送信するが、その経路はネットワークアダプタ経由のTCP/IPによるものに加え、非IP経路として共有ディスクまたは非同期通信(シリアル、いわゆるRS-232C、EIA-232-D)のいずれかを組み合わせる事が推奨されている。 非IP経路との組み合わせを推奨する理由は、TCP/IP経由のみではネットワーク障害(NIC障害、LANケーブル障害、Ethernetスイッチ障害など)の場合に相手ノードの生死が正確に判定できないため、誤った引継ぎが発生して共有ディスク上のデータの不整合や破損が発生する事を、最少化するためである。なお、RS-232Cはノイズが乗り易く排他制御が利かないなど信頼性が低いため、HACMPではサポートするシリアルアダプターを明示している(標準搭載のRS-232Cポートは通常サポートされていない)。また2009年現在では、RS-232C経由よりも共有ディスク経由の使用が一般化している。 スプリットブレインシンドローム対策として、KA信号(経路)の多重化及び、特定のデバイスに特化しない事を前提とし、更にサービスノードより強制終了させる、孤立してしまった旧サービスノードはDeadman Switchにより「自爆」する、などが実装されている。 基本機能であるプロセスの起動時名称による監視はpsコマンドによるものだが、拡張機能としてHACMP5.1以降に追加されたユーザー作成によるシェルスクリプトを使用した拡張監視機能を使用すれば、多くのソフトウェアパッケージの細かい動作を監視する事が可能となった。
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動作仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 15:48 UTC 版)
「シリアル・ペリフェラル・インタフェース」の記事における「動作仕様」の解説
SPIバスは、単一のマスタと、1つ以上のスレーブの装置で操作することができる。 もし、スレーブの装置が単一であり、スレーブの装置が許可するなら、SSピンは論理レベルをLに固定してもよい。ただし、ある種のスレーブは、SS信号の立下りのエッジを、動作開始のために必要とするので、固定できない場合がある。例えば、Maxim MAX1242 ADCであり、HからLへの遷移で変換開始する。複数のスレーブ装置を使うには、マスターからそれぞれのスレーブへの独立したSS信号線が要求される。 ほとんどのスレーブ装置は、トライ・ステートの出力状態を持ち、デバイスが選択されていない時のMISO信号は、高インピーダンス(電気的に切断された状態)になる。トライ・ステート出力を持たない装置は、外部トライ・ステート・バッファを用いない限り、SPIを他の装置と共用する事ができない。
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