動作原理と構造
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「ブースター (音響機器)」の記事における「動作原理と構造」の解説
簡易にはトランジスタあるいはFET一石による固定ゲインの増幅器であり可変出来るパラメーターを持たない物があげられる。 これにたいして増幅段の後にボリュームをつけたもの、増幅段のゲインを可変する為に可変抵抗器を用いた物がセッティングの幅を広げるために出現した。ギター内蔵型の場合は増幅度は半固定抵抗器によって決定され演奏中は操作できないような物もある。 特定の帯域を強調するためには一般的にコンデンサを用いたフィルター回路を組み込み不要な帯域を阻止するか、NFBに対して周波数特性を持たせることで実現する。 ブースターは数個の部品で容易に構成できるために利用者によって自作されることも多い。
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動作原理と構造
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「コーラス (音響機器)」の記事における「動作原理と構造」の解説
コーラス効果は遅延素子によって数十msec程度遅れた音声信号に対してLFOで周期的な遅延時間の揺らぎを与え、原音と空間上または回路上でミックスすることで実現される。一般にエフェクト音から入力に対してのフィードバックはかけない。ステレオ・コーラスの場合は片方のチャンネルから「原音+エフェクト音(正相)」を、もう片方のチャンネルから「原音+エフェクト音(逆相)」を出力させることで効果が生み出される。なお、原音をカットし、エフェクト音のみを出力した場合、それはヴィブラート効果となる。 遅延素子としてはBBD(アナログ素子)あるいはメモリIC(デジタル素子)が用いられる。 上記の方法の他に、ピッチシフターを数セントずらして原音とミックスすることでも、似たような効果が得られるが、この場合は上記方法のような音の揺れが無い(デチューン効果)。 原理としては前述の通りフランジャーエフェクトとほぼ同じであり、その違いはエフェクト音の遅延の長さとフィードバック回数などによる。よって、設定の細かいコーラスではフランジャーに似たサウンドを作ることも出来、反対に設定の細かいフランジャーではコーラスのようなサウンドも作成可能。実際、「コーラス/フランジャー」として一台に集約された機器や、マルチエフェクタ類ではプリセットが「コーラス/フランジャー」として同一エフェクトとされていることも多い。
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動作原理と構造
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「トーキング・モジュレーター」の記事における「動作原理と構造」の解説
トーキング・モジュレーターは楽器用アンプに接続する外部スピーカーと切替スイッチを組み合わせたものである。 スピーカー部分は主に2種類の構造が存在する。 内部スピーカーにコンプレッションドライバを使用する物。コンプレッションドライバ(音をまっすぐ遠くへ飛ばすためのドライバユニット)を使用したタイプは、コンプレッション(圧縮)して出力するため、ホースを経由しても口元まで十分に音を飛ばすことができ発音もよく聞こえる。デメリットとしては音を出しながら口を閉じるとコンプレッションドライバに対して更に音の圧力がかかるためドライバへ負荷をかけ最悪ドライバが飛ぶ。トーキング・モジュレーターに使用されるコンプレッションドライバで有名なのがエレクトロボイス社の1823Mである。 内部スピーカーにフルレンジコーンを使用する物。コンピューター用スピーカー等のフルレンジタイプの物は出力はあまり大きく取れない物が多く、構造的に音を遠くへ飛ばすのには不向き。音量が小さいがパワーアンプも内蔵されている物が多く、配線の容易さは優れている。現在では、トーキング・モジュレーターとしてはほとんど利用されていない。 内部スピーカーに対して水道のホース程度のビニールチューブにより口腔内に音波を導き共鳴させるが、口腔内からの唾液が内部スピーカーに流れ込むと内部スピーカーの腐食などによる劣化がおこるために、マイクスタンド部分でホースを一回転させて唾液が溜まる場所を作るように設置する。 スピーカー切替部分はアンプからの出力を本来のスピーカーに接続する回線と、トーキングモジュレーターに接続する回線のいずれかに切り替える。同時使用はおこなわない。スピーカー部分ではなく楽器出力から通常の楽器用アンプとトーキングモジュレーター専用アンプを切り替える手法も考えられる。
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