動作不良の原因とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 動作不良の原因の意味・解説 

動作不良の原因

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:17 UTC 版)

L85」の記事における「動作不良の原因」の解説

SA80ジャム起こさせる原因は多い。SA80ボルトにはコッキングレバーが直接取り付けられており、これが発射の際に激しく前後運動する事になる。そして、SA80レバー同じよう構造AK-47違って配置悪く排出され薬莢がこのコッキングレバーに当たってしまう。その結果、排スピード妨げられるだけでなく、薬莢排莢口挟み込まれ最悪場合は孔の中に跳ね戻ったりしてしまう。当然、それは作動不良引き起こすまた、マガジン信頼性が非常に低かったSA80マガジン弾薬押し出すためのスプリング弱く、ほとんどの兵士装填28発以下に留めていた。それでも弾薬途中で止まってしまい、装填不良原因となったまた、マガジン挿入口を広く取ったのは良いが、マガジンキャッチのスプリング貧弱で、マガジン自重によって滑り落ちてしまう事もあった。 この結果発射同時に装填と排どちらも正しく行われず弾薬薬室送り込まれる段階噛み合って止まってまったり或いは薬莢機関部中に戻ってまったりして、作動不良引き起こした。コッキングレバーを動かして手動で排したりマガジン入れ直して撃てれば良し、フィールド・ストリッピングでも直らず、最悪機関部破損して工場送りになる事も珍しくなかったと言われている。 実際改修前L85イギリス軍配備されてすぐに多くトラブル発生しており、幾多大小規模改造経てL85A1となるが、それでも、問題解決には至らなかった。後述大改修前にクウェート行われた試験では平均99毎に作動不良起こしたとのことである。 そのため、イギリス陸軍特殊部隊SASではL85ではなくアメリカ軍のM16シリーズ或いはそのライセンス生産品であるカナダディマコC7を使用していたことが知られている。

※この「動作不良の原因」の解説は、「L85」の解説の一部です。
「動作不良の原因」を含む「L85」の記事については、「L85」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「動作不良の原因」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「動作不良の原因」の関連用語

動作不良の原因のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



動作不良の原因のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのL85 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS