ReWire
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/05 14:06 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ReWire(リワイア)は、2つのソフトウェア(主に音楽制作用)の間でオーディオデータやMIDIデータをやりとりするためのシステムのひとつ。また、その規格の名前。
1998年にPropellerheadのReBirth RB-338とスタインバーグのCubase VSTの間の連携をとるためにPropellerhead Software ABが開発。以降いくつか改良と機能の追加が重ねられ、現在はReWire 2がリリースされ、異なるメーカーの多数のDAWソフトウェアに対応している。
特徴
- 最高256の個別のオーディオチャンネル(ReWire 1では、最高64チャンネル)をリアルタイムでやりとりできる。
- 最高4080の個別のMIDIチャンネルをリアルタイムでやりとりできる。(1つのバスにつき16チャンネル、255MIDIバス)
- 両方にシーケンサーが内蔵されている場合、再生・停止や早送り・巻き戻しを同期させることができる。
- 一方のアプリケーションが、もう一方のアプリケーションにオーディオチャネル名などを問合せることができる。(ReWire 2が必要)
関連項目
外部リンク
ReWire
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「プロペラヘッド・ソフトウェア」の記事における「ReWire」の解説
アプリケーション間でオーディオとMIDIおよび同期情報をやりとりする技術。当初は『ReBirth RB-338』とスタインバーグ社の『Cubase VST』の連携を目的に開発されたが、現在では多くの音楽制作ソフトウェアで採用されている。2001年に機能を強化したReWire 2を発表。音楽産業に関わるソフトウェア企業であれば無償でライセンス申請が可能。
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