drift

実用日本語表現辞典

drift

別表記：ドリフト

「drift」とは・「drift」の意味

「drift」は英語の単語で、日本語では「漂う」「流れる」といった意味を持つ動詞である。また、名詞としては「漂流」「流れ」などの意味がある。自然界の風や水の流れによって物体が移動する様子や、人々の意見や考え方が変化していく様子を表現する際に用いられる。

「drift」の発音・読み方

「drift」の発音は、/dríft/となる。dの後にrが続くため、日本語話者には発音しにくい部分があるが、練習を重ねることで正確な発音が身につく。

「drift」の語源・由来

「drift」は、古英語の「drifan」に由来し、その意味は「流れる」「押し流す」である。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ語族の「*dʰreybʰ-」（移動させる、押す）という語根から派生しているとされる。

「drift」の類語

「drift」の類語としては、「float」「glide」「slide」などが挙げられる。これらの単語も、物体が滑らかに移動する様子を表す言葉であるが、それぞれニュアンスや用途が異なる。

「drift」を含む用語・関連する用語

「drift ギルティギア」とは

「drift ギルティギア」は、人気格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズにおいて、キャラクターが移動する際に滑るように動く技のことを指す。

「driftゲーム」とは

「driftゲーム」は、車を操作してドリフト走行を行うことが目的となるレースゲームの一種である。プレイヤーは、車のコントロールを駆使してドリフトを成功させ、高得点を狙う。

「drift（スラング）」とは

「drift（スラング）」は、話題や意見が徐々に変化していく様子を指す英語のスラング表現である。会話の中で、話が別の方向に流れていくことを示す。

「Drift（ジャニーズWEST）」とは

「Drift（ジャニーズWEST）」は、日本の男性アイドルグループ「ジャニーズWEST」が歌う楽曲「Drift」のことである。歌詞の中で「drift」の意味が用いられている。

「drift away」とは

「drift away」は、英語で「心が遠のく」「気持ちが離れていく」といった意味を持つ表現である。また、同名の楽曲がいくつか存在し、それらの歌詞にもこの表現が使われている。

「drift」の使い方・例文

1. The boat drifted along the river.（ボートが川を漂っていた。） 2. Her mind began to drift during the meeting.（彼女の心は会議中にうろつき始めた。） 3. The conversation drifted from one topic to another.（会話は次々と別の話題に移った。） 4. The clouds drifted across the sky.（雲が空を流れていった。） 5. The icebergs drifted in the ocean.（氷山が海を漂っていた。） 6. The scent of flowers drifted through the air.（花の香りが空気中に漂っていた。） 7. The leaves drifted down from the trees.（葉が木から落ちて漂っていた。） 8. The snow drifted against the fence.（雪がフェンスに吹き寄せられていた。） 9. The balloon drifted out of sight.（風船が視界から漂い去った。） 10. The party's policies have drifted away from their original goals.（その政党の政策は、元々の目標から離れていった。）

（2023年5月17日更新）

デジタル大辞泉

ドリフト【drift】

読み方：どりふと

［名］(スル)

１ 漂うこと。流されること。漂流。

２ 自動車のコーナリング技術の一。コーナーでハンドルを切るとともにアクセルを踏み、後輪を滑らせて回る方法。

３ 物質内の粒子がブラウン運動をしながら外力に作用されて移動する現象。

４ 磁場内で、荷電粒子の描く円軌道の中心が、磁場の変化や外力の作用によって磁束線に垂直に移動する現象。

５ 測定器で、測定対象や条件を固定しても、時間とともに示される値がしだいにずれること。また、その値。

大車林

ドリフト

英語 drift

コーナーの入口で意図的にテールスライドを起こし、カウンターステアを併用してスライド状態のままコーナーをまわるテクニック。近年ではタイヤ性能が向上したため、舗装路面上ではかえってタイムロスする傾向があり、あまり用いられなくなった。しかし、オフロード系の競技では今でも基本テクニックである。

参照 カウンターステア

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

パラグライダー用語辞典

ドリフト drift

１　計器のドリフト
アルチ･バリオメーターをＯＮにすると、まもなく音と表示が現われ正常な動作状態となる。
しかしＯＮした直後から数分を経ると、１度合わしたはずの高度の表示がずれていたり、少しの風の変化でピーピーとうるさかったバリオが安定して鳴り止んだりする。
これはバリオの動作点がドリフトしている事からくるもので、少なくともフライトの５分前くらいから計器はＯＮして安定してからフライトにのぞみたい。
トランシーバーなどもドリフトして正確には周波数がずれるのであるが、ＰＬＬという周波数を一定に保とうとする回路が働く為、実用上問題にはならない。
２　サーマルのドリフト
サーマルを捉え、センタリングをしていると風に流され風下に流されていく。
ところが、ある高度までいくとサーマルから外れてしまうことがある。
その原因のひとつにサーマルのドリフトがある。
地上風と上空の風の方向が違うことはよくあり、地上風に流されていたサーマルが上空の風に達した時、方向を変えるのである。
サーマルを外さない対策として
　１　センタリングのバンク角をなるべく一定にしていることで、ドリフトしたサーマルに自然についていく。
　２　上空に雲がある場合、地上に写った雲の影の移動方向から上空の風向きを察知する。
　３　ＧＰＳを使いドリフトの存在とその方向を早めに察知する。
ＧＰＳ連動で、その空域の風向きを確認できる多機能のバリオメーターもあるので積極的に使いたい。

　trimmer　 キャノピー(翼）の迎え角を変える装置のこと。
リアーライザー部に調整用レバー（トグル）が付き、引いた状態でアタックアングルが大きく、スピードが遅くなり、戻した状態で速くなる。
レバーは半固定式の為に、その時のフライトコンディションに合わせ、巡航速度を調整する時などに便利である。
ＰＰＧ（パワードパラグライダー）では、エンジン推力の為、フライト時、常にアタックアングルが大きくなる傾向があり、その調整の為や、平地からのライズアップを楽にしたい時などでも、トリマーを有効に使うことができる。
ただ、トリマーを標準装備すると、トリムＭＡＸスピード時、コラップスからの回復特性が悪くなる傾向があり、出来るだけＤＨＶなど安全規格を通過する際、高い安全率にてパスしたいという思惑から遠ざかる。この為、コンペ機やＰＰＧ専用機を除き、トリムライザー（トリマー付きライザー）はオプションとして別売りしている事が多い。
ただし、タンデム機では、パッセンジャーの位置からアクセルバーが取り付けられないため、加速用に殆どの機体がトリマーを標準装備している。

トリムライザー 写真はトリムが一番引かれた（絞った）状態。 トリムを一番引かれた状態にするとＡＢＣＤの各ライザーの長さは等しくなる。 稀にそうならないトリムライザーが有るが敬遠した方がよい。

ウィキペディア

ドリフト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/11 04:29 UTC 版)

ドリフト (drift)

ウィキペディア小見出し辞書

DRIFT(DF)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/14 01:49 UTC 版)

「ザ・クルー2」の記事における「DRIFT(DF)」の解説

ドリフト走行の腕前を競う種目。

DRIFT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/04 01:41 UTC 版)

「ヨコモ」の記事における「DRIFT」の解説

ドリフトパッケージシリーズ ドリフト走行に適した構成の4WDシャーシ YD-2 RWDドリフト専用シャーシ YD-4 シャフトドライブ4WDシャーシ。スライドラック式のステアリングシステムを採用している