pressとは? わかりやすく解説

press

別表記:プレス

「press」とは、押した圧力かけたりすることを意味する表現

「press」とは・「press」の意味

「press」とは、(あるものを特定の場に)圧力をかけて押しつけるというニュアンスを持つ、動詞・名詞形容詞として用いられる英単語だ。動詞用いられる場合は「押す」「押して平らにする」「押し進む」という意味になる。「Don't press the switch!スイッチを押すな!)」のように使う。押し付けるというニュアンスから「プレス加工する」「押し型にあてる」と訳すこともある。この場合の例としては「This factory presses a metal into products.(この工場では金属プレス加工して製品作る)」が挙げられる

「press」が持つニュアンス平面にだけ用いられるわけではない物体周囲包み込むように圧力をかける場合にも用いられるそれゆえに「握りしめる」「抱き寄せる」「しぼる(圧縮する)」といった意味も持つ。「These grapes are pressed and used to make wine.(これらのブドウしぼられワイン原料となる。)」のように使う。また、圧力をかける対象物体だけとは限らない。そのため、人に対して「強いる」「強要する」「押し付ける」あるいは「(計画などを)強行する」「急かす」と訳される場合もある。「The military pressed an attack to the enemy base.」なら「軍は敵基地強襲した。」と訳す。

名詞として「press」を用い場合「押すこと」にかかわる意味のほか、「印刷」「出版物」「報道としての意味も加わる。例えば「The press had gathered before the court.」なら「法廷前に報道陣集まっていた。」という意味になる。なお、形容詞としての「press」は「新聞の」「報道に関する」といった意味だ。「press freedom.(報道の自由)」「press restraints(報道規制)」のように用いる。

「press」のスラングとしての意味

「press」を単独使った目立つスラングは、2023年時点では存在していない。だが「press」を使った表現では「press F to Pay Respects」というネットスラングがよく知られている。これは英語圏掲示板でよくみられる言い回しで、一文字だけで「F」あるいは「Press F」と略されることもある。意味は「(Fを押して哀悼の意表せ」。この表現の元となったのは「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェアCoD:AW)」というゲームである。ゲームなどキャラクター倒されたときなどに用いるのが一般的だ。「Rest in peace.Press F.」なら「安らかに眠れ哀悼示せ(Fを押せ)」と訳す。

「press」の語源・由来

「press」はラテン語由来する語だ。その語源ラテン語premo(押す)」である。「premo」は「pressus(押した)」へと変化し、さらに「presso(押す)」という語になったラテン語である「presso」は古期フランス語取り入れられ「presser(押す)」へと変化するその後、「presser」は英語に伝わり「press」となった

「press」と「push」の違い

「press」および「push」はどちらも「押す」と訳されることが多い語である。だが、「press」が圧力をかけて押すというニュアンスを持つのに対してpush」は物や状況押して動かすというニュアンスを持つ。例えば、戸を押し開けるであればpush」を用いるとよいだろう。戸が開けられないように圧力をかけて押すのであれば「press」を用いるとよい。

「press」を含む英熟語・英語表現

「printing press」とは


printing press」とは、「印刷機」と訳す。「They learn to a printing press works.(彼らは印刷機仕組みを学ぶ)」のように使う。

「in press」とは


「in press」とは、「印刷中」の意味である。「This text is in press now.(このテキストは現在印刷中だ。)」と使う。また、論文などにおいて未掲載論文取り扱うときに使う表現でもある。自分書いた論文で既にアクセプト学術誌などに論文受け入れられたこと・受理)されているものがあるとき「in press」と明記すれば一般参考文献として用いることができる。

「プレスリリース」とは


プレスリリースpress release)」とは、企業や団体などが何らかの情報報道機関発表するために作成される公式記事のことを指す。公式発表自体意味することもある。

「press」を含む用語の解説

「word press」とは


word press」とは、オープンソースCMSコンテンツマネジメントシステム)である。開発元は「WordPress Foundation」。ブログSNS記事作成あるいは投稿サイト管理などができる。

「press」の使い方・例文

・The maneger pressed a document to my face and said, "You have work to do."(部長は私の顔に書類押し付けておまえに仕事残っている」と言った。)
・He pressed clay into the mold.(彼は粘土を型に押し込めた。)
・I pressed the doll to my chest.(私はその人形を胸に抱きしめた。)
Don't press your thoughts.(自分の考え押し付けるな。)
・The press seemed to shrink in front of the president with a serious look on his face.(真剣な面持ち大統領前にして、報道陣萎縮しているようだった。)
I'm surprised by the sudden press restrictions.(突然の報道規制驚いている。)
・The printing press was still quite new.(印刷機はまだかなり新しいものだった。)
Next week's issue is already in press.(来月号はすでに印刷中だ。)

プレス【press】

読み方:ぷれす

[名](スル)

押さえること。押しつけること。

衣服布地アイロンをかけて、しわをのばした折り目つけたりすること。「ワイシャツを—する」

板金などの材料圧力加えて成型すること。また、その機械

レコードCDなど原盤から複製すること。

印刷出版出版物

新聞また、新聞社報道機関

《(フランス)attaché de presseから》ファッション産業などで、広報担当者

コンピューターマウス操作で、マウスボタン押したままの状態にすること。ドラッグ・リリースと組み合わせた操作により、アイコン移動文字列画像範囲指定を行う。

サッカーなどで、相手への圧力プレッシャー。「序盤から—が厳しい」


プレス (Press)

ナッソー賭けで2ダウンまで負けて始まる新し賭けのこと。

Press

名前 プレス

PRESS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 09:56 UTC 版)

PRESS(PRESSBLOG、プレス)は、株式会社デザートが提供するブログサービスである。




「PRESS」の続きの解説一覧

ソーシャルワイヤー

(press から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 13:44 UTC 版)

ソーシャルワイヤー株式会社とは、東京都港区に本社を置く日本の企業。


  1. ^ コーポレート・ガバナンス - ソーシャルワイヤー株式会社
  2. ^ 沿革”. ソーシャルワイヤー. 2020年5月22日閲覧。
  3. ^ 未来予想株式会社、「ソーシャルワイヤー株式会社」へ社名変更のお知らせ”. ソーシャルワイヤー. 2020年5月22日閲覧。
  4. ^ サービス紹介”. ソーシャルワイヤー. 2020年5月22日閲覧。


「ソーシャルワイヤー」の続きの解説一覧

プレス

(press から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 01:05 UTC 版)

プレス: press)には基本的には下記の用法があり、そこから後述するような様々な意味が派生した。




「プレス」の続きの解説一覧

Press

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 08:04 UTC 版)

イシターの復活」の記事における「Press」の解説

画面上にいる効果がある敵すべてを一撃潰して倒す。ダーク系のスライム倒せないが、使用する一瞬だけ動き止めることができる。

※この「Press」の解説は、「イシターの復活」の解説の一部です。
「Press」を含む「イシターの復活」の記事については、「イシターの復活」の概要を参照ください。


Press

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 21:26 UTC 版)

ジョン・ゴム」の記事における「Press」の解説

"…(中略)ファンクからヘビーメタルに至るまでさまざまな影響を受け、アグレッシヴかつ人を引きつけやまないパーカッション的なスタイルを持つ。彼のエネルギッシュな人柄は、ギタープレイ、歌ともに現れている。Bridge Guitar ReviewHenk te Veldhuis "…一体どうやって一人人間文字通りワンマン・バンド”をここまで器用にこなせるのか?フルメンバーバンド自分たちを恥じ入るだろう。" Sandman Magazine誌 ”Leedsにはこういう音楽家がいるということを、人々はとても幸運に思っていることだろう” Leedsmusicscene.net "アコースティック・ギター・プレイの未来を見た。それはジョン・ゴム呼ばれている" Blues Matters!誌

※この「Press」の解説は、「ジョン・ゴム」の解説の一部です。
「Press」を含む「ジョン・ゴム」の記事については、「ジョン・ゴム」の概要を参照ください。

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