エミリア陣営とは? わかりやすく解説

エミリア陣営

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 13:35 UTC 版)

Re:ゼロから始める異世界生活」の記事における「エミリア陣営」の解説

ナツキ・スバル(菜月 昴) 声 - 小林裕介 本作主人公4月1日生まれ。黒の短髪平凡な顔立ち筋肉質がっちりした体格持ち主ある少年。足は一般的な日本人よりも速く目つき悪さ三白眼)が特徴である。 年齢17歳開始時点)。父と母三人家族学校へは登校せずに好きなだけ寝て遊ぶ怠惰な生活を送っていた。座右の銘は「やるかやらないか迷ったやらない」。いわゆる中二病傾向があり、神話星の名前などに詳しい。中学生時代剣道部所属していたこともあり、街のチンピラ3人に素手ケンカに勝つ程度度胸腕っ節はあるものの、際立った身体的な特技などはない。空気読まずふざけた態度で人の神経を逆撫でするような性格だが、一方で情に厚く大事な人たちを守るためなら自らを省みない。 深夜コンビニ夜食買った帰りにいきなり異世界召喚され困惑していたところをなんの見返りもなしに助けてくれたエミリア好意抱き以降は彼女を守ることを何よりも優先する一方で惜しみない愛情期待寄せてくれるレムのこともその次に大切に思っており、彼女の存在死に戻りという孤独な戦いの中で、彼の大きな心の支えとなっている。 唯一与えられた力である『死に戻り』という能力駆使して周囲人々を死の運命から救い出すために奮闘する。しかし、『死に戻り』の能力に関することを他人に話そうとすると、謎の黒い手によって心臓握り潰されそうな激痛襲われるため口に出すことができずにいる。また、激痛無視してエミリアに『死に戻り』を明かした際には、スバルではなくエミリア心臓握りつぶされてしまった。『死に戻り』を繰り返すたびに、魔女放つと言われる特有の匂い濃くなるようで、レムはじめとする匂い”に敏感な者たちに警戒与えてしまう原因となっている。 陰属性魔法に少し適性があり暗闇生む魔法シャマク」を使えるが、ゲート制御不可能であるためマナ切れを起こしやすい。しかし物語中盤ではある程度制御が効くようになった。ガーフィールとの戦闘の際、ゲート過度な使用により完全にゲートが潰れ、以後自力では魔法一切使えなくなる。また、このことにより体内に溜まるマナ排出することができなくなったため、ベアトリス手を繋ぐことで余ったマナ供給している。 『魔女因子』と呼ばれるものに並々ならぬ適性を持つ。ペテルギウスレグルス殺害した際にはそれぞれ彼らの持っていた魔女因子彼の中に入り込んでおり、のちに怠惰権能見えざる手』(のちに『インビジブル・プロヴィデンス』と命名)と強欲権能小さな王』(のちに『コル・レオニス』と命名)を使えるうになる。しかし、過度に使用する猛烈な頭痛襲われてしまう。また、他者記憶や名前を喰らう権能効果がなぜか彼に及ばず白鯨や『暴食』の大罪司教餌食となった人のことを覚えている。 エミリア 声 - 高本作ヒロイン9月23日生まれ人間エルフの間に生まれたハーフエルフで、銀色長い髪紫紺の瞳を持つ美貌少女。 火のマナ司る精霊パック契約し低温熱量による氷系統魔法好んで使う。ほかの微精霊とも契約関係にあり、四系統魔法ならいずれも浅く使いこなせる『精霊術師』。ルグニカ王国次期国王を選ぶ王選の5人の候補者1人嫉妬魔女容姿似ていることから世間から不当な差別受けている。 最初ループ出会ったスバル人々恐れられる嫉妬魔女サテラ”の名を騙り、彼を騒動巻き込まないよう気を回したり、あれこれ理由をつけながらも困っている者を見過ごせない心優しい性格7歳の時から、6年前まで、エリオール大森林100年ほど氷の中で眠りについていた経緯から、実際年齢外見年齢精神年齢大きなギャップがある。すなわち、実際年齢は約100歳長命エルフであるため外見年齢18歳精神年齢14歳スバル出会った当初は気を張って振る舞っていたが、本来は精神年齢相応純粋無垢性格長い眠りにつく以前は、隔離的な生活を送っていたため、世情疎く天然気味なところがある。過酷な境遇めげない頑張り屋である反面頑なに意地を通そうとするため良くも悪くも面倒くさい性格評されている。スバル親愛の情抱いているが、異性としての好意についてはまだ理解していない様子。さらに性知識疎くキスをすると子どもが出来ると思っていた。 莫大なマナを扱うことができる力を秘めており、エリオール大森林凍結家族失った彼女がそれを暴走させたことによるのである。しかし、彼女はその記憶無意識に封じ込めており、彼女のマナ利用することで顕現しているパックも、彼女の心の安寧のためにそれを秘密にしていた。エキドナの『墓所』で自らの過去向き合ってのちは、扱えるマナの量が飛躍的に増加し、氷の武器多数生成し使い捨てながら戦う『アイスブランド・アーツ』を扱えるうになるパック 声 - 内山夕実 小さな灰色体毛の姿をしたエミリア契約精霊魔法威力絶大で、攻防揃っている。 火を司る精霊で、熱量を奪うことによる系統魔法を使う。おっとりとした性格かなりのマイペースエミリア保護者として振る舞い、常に行動を共にしている。その親しみやすさとは裏腹にエミリアのことを絶対視しているため、彼女以外のに対して手心加えず、その気持ちもあまり酌まない。エミリア死亡するかそれに等しい状態になれば、彼女との契約従い終焉」として顕現し世界を凍らせて滅ぼそうとする。 通常エミリアが持つ緑の結晶の中で休んでおり、顕現するのは朝の9時から夕方5時の間ほど。緊急時にはエミリアオドを使うことで顕現が可能。 かつてベアトリスとともに魔女エキドナによって作られ人工精霊だが、本人当時のことを覚えていない。 レム 声 - 水瀬いのり 青髪のロズワール邸のメイド少女双子ラムの妹。2月2日生まれ17歳。一人称は「レム」。スバルのことは「スバルくん」と呼ぶ。 メイドとしては万能で、屋敷仕事の9割方は彼女が行っている。ラムより胸が大きい。亜人一種である『鬼族』の生き残り酒豪が多いことで有名な鬼族だが、アルコール極端に弱く、酒の上吹いたそよ風吸っただけで酔っぱらってしまう。 穏やかな物腰だが、姉同様に毒舌なところがあり慇懃無礼身内への情が深い一方で感情任せて暴走してしまうところがあるのが玉に瑕心を許した相手には献身的であり、自己犠牲をも厭わない過去の姉への負い目から、過度に自分卑下する傾向多かった。しかし魔獣騒動経てスバル説得されたことで意識改める。それ以後スバル心を開くうになる水系統の魔法使い手であり、『鬼族』ゆえに身体能力も高い。武装ハンマーモーニングスター振り回すパワフルな戦闘スタイル双子の姉であるラム敬愛しており、彼女の障害となると判断した存在に対して容赦が無い。また、魔女残り香に関して人一倍敏感で、スバルから漂うその匂いいち早く気づいたため、魔獣騒動ループの際はスバル魔女教の一味判断しモーニングスター襲撃したスバルに対して好意抱き惜しみない愛情向けているが、それと同時に彼に自分理想英雄像』を重ねており、第三章にてスバル自分運命から逃避しようとした時には彼を拒絶し、再び運命立ち向かうことを促したスバル絶大信頼を寄せる彼女の存在は、スバルにとって大きな心の支えとなっている。 白鯨討伐果たし王都帰還していた道中、突然現れ魔女教大司教強欲』レグルス・コルニアスと『暴食』ライ・バテンカイトスに襲撃され暴食権能により名前と記憶奪われてしまい、スバル以外の周囲からは存在忘れられ、現在は抜け殻のような状態のまま眠りついている。 死のループ背を向けたスバルと共に駆け落ちした未来を描いたIFストーリーにおいては、カララギで彼と結婚しリゲルスピカという名前の2人の子供を授かり幸せ家庭築いている。 ラム 声 - 村川梨衣 髪のロズワール邸のメイド少女双子レムの姉。2月2日生まれ17歳。一人称は「ラム」。スバルのことは「バルス」と呼ぶ。 レムよりメイドスキルは低い。傲岸不遜態度隠しているが、その実面倒見のいい性格毒舌家で、特にスバルには容赦なく毒を吐くが、その一方で彼のことをある程度評価している。 主人であるロズワールに主従越えた親愛抱いており、彼の意思ラム行動原理となっている。妹のレムのことも大切に思っており、第二章レム衰弱死した際には正気を失うほど動揺した風の魔法を使うことができ、風の刃相手急所狙ったり、風で飛び上がって愛用戦ったりすることもできるまた、自身波長の合うものと視界共有し遠方までも見通すことができる「千里眼加護」を持つ。 亜人一種である『鬼族』の生き残りであるが、かつて故郷魔女教に襲撃された際、大気中のマナ吸収するための「角」を失っているため、ロズワールほどの大魔術師によって定期的にマナ供給されなければ生きることできない身体となっている。彼女が失った「角」は歴代鬼族中でも稀代美しさマナ吸収力誇っており、そのため本来は忌子として殺されるはずだったラムレム生かされることになったツノ持っていた時はロズワールをも上回る戦闘力持っており、魔女教徒子供ながらに1人相手取れるほどであった。 角を失って以降日常的にマナ不足による不調苦痛苛まれており、それがメイドとして十全に働くことが難し理由1つである。 ベアトリス 声 - 新井里美 豪奢なフリル付きドレス着た幼い少女人形のような愛らしい容姿をしており、金髪ドリル状にしたツインテールにしている。普段はロズワールの屋敷にある『禁書庫』と呼ばれる部屋におり、司書務めている。 「扉渡り」の能力屋敷内部屋の扉を自由に移動することが出来る。愛称は「ベティー」「ベア子」など。 周囲には高圧的な態度とっているが、実際お人好しで、文句言いながらも周り世話を焼いてしまうお節介性質また、傍若無人な振る舞いとは裏腹に素直になれない寂しがり屋でもあり、可愛いものが好き。 その正体エキドナ作られ人工精霊であり、陰属性魔法中心に強力かつ多様な魔法使用することができる。エキドナ400年前交わした約束従い、とある人物禁書庫を訪れるまで独り待ち続けていた。 孤独感と、いつまでたっても『その人』が現れないことに絶望し次第自暴自棄となっていったが、後にスバル説得によって禁書庫を出て彼と契約する自分と同じくエキドナ作られパックを「にーちゃ」と呼び慕っており、彼の前では無邪気な顔を見せるスバルとの契約後は、彼から供給されるマナを自らの源にしているため行動共にすることが多い。スバル心を開き、彼からも娘のように可愛がられている。 スピンオフである「学園リゼロにおいてはスバルの妹という設定である。 ロズワール・L・メイザース 声 - 子安武人 9月16日生まれ道化化粧をした変わり者貴族所々伸ばした間の抜けた喋り方をする。 宮廷筆頭魔術師で、その称号通り王宮一の魔術師であり、彼一人軍隊匹敵するほどの力を持つ。「魔導加護」を持ち、六属性マナすべてに適性がある上、マナの量も事実上無尽蔵であり、絶大な戦闘力を誇るが、唯一回復魔法は使うことができない空を飛ぶともできるまた、ある程度格闘術収めており、不意打ちとはいえガーフィールとラム一撃殺せるほどの実力右眼が青、左目が黄色オッドアイ。 ロズワールの名は世襲制であり、その名は400年前から代々受け継がれている。しかし実は受け継いでいるのは名前だけではなく初代ロズワールが自分意識子孫肉体に移すことに成功して以来ずっと子孫乗り移り続けているため、400年前のロズワールと精神的に同一人物道化師化粧は自らの役目全うする覚悟としてする「戦装束のようなものだと語る。 初代ロズワールは、エキドナ師事しており、この頃から高い魔術才能見せていたが、ヘクトール戦において重傷負って以降ゲート深刻な後遺症残り日常生活にも支障の出る体となってしまう。それ以降は死ぬまでベアトリス禁書庫に通いエキドナ意識移植資料読み漁っていた。両目黄色エキドナ懸想しており、彼女が遺した叡智の書の通り行動することで彼女を墓所から解放しようとしている。叡智の書によってスバルが「世界やり直す能力を持つことを知っているため、敢えてエミリアたちを窮地追いやることでスバル苦難晒しエミリアだけを守る騎士仕立て上げようとしている。ただし、『死に戻り』の全容知っているわけではないため、スバルの持つ力のすべてを知るまでは彼に直接手を下そうとはしない一連の行動陣営中に露見し以降本人言動相まってラムを除くエミリア陣営の人物たちからはあまり信用されていない第四章スバル説得契約従い福音書捨てたが、引き換えスバルには周囲人々守りきることを要求した彼に何かを切り捨てて前に進むことを許さずもしそうした場合スバル以外の全員を自らの魔法殺しやり直し」させると宣言している。 オットー・スーウェン 声 - 天﨑滉平大地葉幼年時代)、飯田友子少年時代灰色の髪をした行商人青年3月24日生まれ20歳細身温和な雰囲気優男第三章にてスバル知り合う商才はあるものの、とことん運に恵まれず不遇な人生送っている苦労人スバルたちとは行き掛かり上の付き合いだったが、いつのまにかエミリア陣営に引き込まれ筆頭内政官に就任することになる。仲間内では一番の常識人であり、唯一のツッコミ役。スバルにとっては友人参謀存在となる。 商人らしく打算的振舞っているが、心根思いやりのある性格。どこか抜けたところもあり、スバルやガーフィールにしょっちゅう弄られている。誰に対して敬語で喋るが、ツッコミ入れる時や激昂した時などは口調荒くなることもある。 内政官としては敏腕で、陣営交渉から事務処理まで政治面仕事一手担っているほど。癖のあるメンバー振り回されがちだが、いざという時強さ見せる。 窮地救ってくれたスバルに対して恩義感じていると同時に、彼が万能でなく、人並みの心の弱さを持つ人間であることを理解しており、そんな彼を支えるべく対等な友人であろう努めている。 生まれつき発声器官を持つあらゆる生き物意思疎通ができる『言霊加護』を持っているが、他の生物言葉を交わす彼の姿はひどく異様なため、幼い頃から故郷では疎まれてきた。外見とは裏腹にスバル素手勝て程度には強く、主に土属性魔法習得している。 『聖域の盾』 ガーフィール・ティンゼル 声 - 岡本信彦南真由幼年時代) 鋭い牙と金髪が特徴少年反骨心旺盛14歳小柄であるが、威圧感与え風貌で額に大きな傷がある。独特に訛った言葉遣い喋り、諺を口にすることが多い(周りから使い方がおかしいと指摘されている)。 獣人の血を持つクォーターであり、フレデリカとは父親違い姉弟の関係。聖域番人務め自称最強の盾」。愛称は「ガーフ」。 聖域守護者自称し聖域解放目指すスバルたちと対立するが、聖域試練大兎襲来スバルたちと協力して乗り切り過去自分受け入れたことで弱さ克服しエミリア陣営加わった直情的荒っぽい振る舞いが目立つが、真っ直ぐな心の持ち主自信家一方で年相応に傷つきやす繊細さ未熟さ持っているスバル和解して以降彼のことを「大将」と呼び敬っており、同じく兄貴分オットー加えた3人でつるむことが多い。 幼い頃からの付き合いのあるラムに対して恋心抱いているが、彼女のロズワールへの想い理解している。好意寄せてくるミミには恋愛感情抱いていないものの、次第心を開きつつある。 戦闘では腰につけた2つの盾を装備して戦う。大地恩恵を受けることができる『地霊加護』に加えて受け継いだ亜人の血による獣化能力持ちその実力は陣営でロズワールに次ぐトップクラスを誇る。『強さに対して並ならぬ執念抱いており、水門都市プリステラにて剣聖ラインハルトにまったく歯が立たなかったことに深く傷つき、さらなる強さ渇望するうになる。 フレデリカ・バウマン 声 - 名佳織 ロズワール邸のメイド1人。透明質の金髪の女性。 ガーフィールの異父姉弟で、彼と同様に獣人の血を持つクォーターであり、スバルよりも背が高く同程度筋肉質体格をしている。 口許隠せば美人だが、笑顔作ると口にびっしり並んだ凶悪な牙が見える。ガントレット使って戦うこともできるが、弟ほど強くはない。 ペトラ・レイテ 声 - 高麻里佳 赤の混じった茶色い髪をした少女村の住民で、よく遊んでくれるスバル懐いていた子供たち一人自己中心的部分があったが、スバルとの出会い魔獣騒ぎ経て周囲優しさ気づき、現在はほとんど見られない当初は、将来は都で服を作る仕事をしたいと夢を抱いていたが、後にロズワール家のメイド見習いとなる。 物覚えがよくフレデリカラム気に入られているが、好意寄せているスバルの前では言葉遣い態度が素に戻ってしまうことが多いため、たびたびからかい交えた注意をされている。 パトラッシュ 白鯨討伐の際に、クルシュより贈られ漆黒地竜性別は雌。 優秀だ気位高く扱いにくいことで有名なダイアナ種の地竜だが、なぜかスバルにだけは初対面の時から懐いており、その献身によって幾度となく窮地救われている。スバルへの態度オットー通訳によると、クール姉御肌性格

※この「エミリア陣営」の解説は、「Re:ゼロから始める異世界生活」の解説の一部です。
「エミリア陣営」を含む「Re:ゼロから始める異世界生活」の記事については、「Re:ゼロから始める異世界生活」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エミリア陣営」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エミリア陣営」の関連用語

エミリア陣営のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エミリア陣営のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのRe:ゼロから始める異世界生活 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS