幼年時代

デジタル大辞泉

ようねんじだい〔エウネンジダイ〕【幼年時代】

読み方：ようねんじだい

《原題、(ドイツ)Eine Kindheit》カロッサの自伝的小説。1922年刊。一開業医の子が日常生活の中で出会う、のちの人生を決定づける諸体験を象徴的につづる。

《原題、(ロシア)Detstvo》レフ＝トルストイの処女作。1852年発表。「少年時代」「青年時代」へと続く、自伝的三部作の第1作。

《原題、(ロシア)Detstvo》ゴーリキーの自伝小説。1913年から1914年にかけて刊行。「人々の中」「私の大学」とともに三部作をなす。

室生犀星の自伝的短編小説。大正8年（1919）8月「中央公論」誌に発表。「性に眼覚める頃」「或る少女の死まで」とあわせ3部作をなす。NHKでドラマ化されている。

短編小説作品名辞典

幼年時代

作者室生犀星

収載図書少年少女日本文学館 9 幼年時代・風立ちぬ
出版社講談社
刊行年月1986.9

収載図書或る少女の死まで―他二篇 改版
出版社岩波書店
刊行年月2003.11
シリーズ名岩波文庫

幼年時代

作者アナトール・フランス

収載図書フランス短篇傑作選
出版社岩波書店
刊行年月1991.1
シリーズ名岩波文庫

幼年時代

作者豊田三郎

収載図書豊田三郎小説選集
出版社さきたま出版会
刊行年月1995.4

幼年時代

作者王心麗

収載図書紫の麦わら帽子
出版社おうふう
刊行年月1996.3
シリーズ名中国現代女流作家シリーズ

幼年時代

作者堀辰雄

収載図書堀辰雄全集 第6巻
出版社筑摩書房
刊行年月1996.12

収載図書ザ・堀辰雄―全小説全一冊
出版社第三書館
刊行年月2004.12

幼年時代

作者江藤淳

収載図書文学 2000
出版社講談社
刊行年月2000.4

幼年時代

作者森ゆみこ

収載図書桜月
出版社審美社
刊行年月2008.3

ウィキペディア

幼年時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2010/10/19 06:14 UTC 版)

幼年時代

• 室生犀星の小説→幼年時代 (室生犀星)
• 堀辰雄の小説→幼年時代 (堀辰雄)
• マクシム・ゴーリキーの小説→幼年時代 (ゴーリキー)
• レフ・トルストイの小説→幼年時代 (トルストイ)

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「幼年時代」の例文・使い方・用例・文例

• 幼年時代
• 幼年時代の思い出
• 彼女は幸せな幼年時代を過ごした。
• 彼の不幸な幼年時代は彼の人生観に影響した。
• 一番下の弟は祖母により幼年時代育てられた。
• 彼の声を聞いたら幼年時代の思い出がわき起こった.
• 苦難に満ちた幼年時代.
• 幸せな幼年時代.
• 彼の不幸はその幼年時代に端を発している.
• この詩は彼の幼年時代の思い出を語っている.
• 彼は幼年時代の記憶を思い出した.
• 幼年時代[過去]の話に立ち返る.
• 彼は幼年時代に父母に死に別れた
• 幼年時代の模倣の傾向−R.W.ハミルトン
• 幼児または幼年時代の、あるいは、幼児または幼年時代に関する