座右の銘
座右の銘
座右の銘
座右の銘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 14:49 UTC 版)
座右の銘(ざゆうのめい)は、古代中国からの言葉。
概要
常に自らの身近に置いて、日常の自らの戒めとする文章や言葉のことをいう。座右とは座席の右側のことで身近や側や傍らという意味を持つ。銘とは戒めなどの心に刻み込んだ言葉のことをいう[1]。
歴史
中国
この言葉は後漢の時代の文人であった崔寔が書いた文章の題であった。この文章の原文は二百時程度の文章であり、他人の短所を指摘するなや、自分の長所を自慢するななどといったことが書かれていた。崔寔自身は実際にこの文章を自らの座る場所の右側に書き記しておいて、常に自らの戒めとしていた[2]。
日本
崔寔が書いた文章は遣唐使として中国に渡った空海が書き写して日本に伝来する。空海が書き写した文章は全てが宝亀院に伝来したものの、その多くが散逸してしまい現在では44文字が残るのみとなっている[3]。
脚注
- ^ “「座右の銘(ざゆうのめい)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書”. www.weblio.jp. 2024年11月2日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,故事成語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “座右の銘(ザユウノメイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “大師会茶会と弘法大師筆「崔子玉座右銘 (さいしぎょく ざゆうめい)」 | ウェブマガジン | 美術品複製画販売サイト | 美術趣味 | 共同印刷”. bijutsu-shumi.com. 2024年11月2日閲覧。
座右の銘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 04:26 UTC 版)
「鹿児島県立川辺高等学校」の記事における「座右の銘」の解説
弘毅正大心 競進期優越 不断刺我新 忠実奮自学制定時期不詳。旧制川辺中学であった大正7年頃には講堂正面に掲げられていた。全校生徒が学生生活の指針として朝礼で斉唱する。神戈陵精神の中核という位置づけである。
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