座右銘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 12:20 UTC 版)
歌ごえは平和の力 これは、歌声を戦争のための軍歌や国民歌謡に制限された苦い思い出から、平和のために、喜びのために大きい力を発揮させようという、うたごえ運動の約束の言葉です。いま、この合言葉で全国の青年が結集して、1964年日本のうたごえ祭典を準備しております(関鑑子 1964年)。 艱難汝を玉にす 大昔からの言いつたえとか格言とかは中々妙味があります。全然反対の事を言ってる場合もありますが、いつも感心しています。何しろわが家は武家で、祖父は槍術をもって藩主につかえ、父は漢学者ですから、日頃ききなれていたということもありましょう。「艱難汝を玉にす」なぞ自分の修行時代の座右の格言でした。今日でもいろいろ困難にぶつかる度に浮かんでくる言葉ですが、泰然と事に処すためには何事も経験であり、しかも経験慣れしないで、己を持すにはいつも新たな心がまえで、日々これ新た、と幼な児のように真剣に見きわめています(関鑑子 1971年)。
※この「座右銘」の解説は、「関鑑子」の解説の一部です。
「座右銘」を含む「関鑑子」の記事については、「関鑑子」の概要を参照ください。
- 座右銘のページへのリンク