菊川多賀とは? わかりやすく解説

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菊川多賀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 13:34 UTC 版)

菊川 多賀(きくかわ たか、1910年11月16日 - 1991年1月15日)は、北海道出身の日本画家。本名は孝子。日本画家の菊川三織子は姪。日本美術院同人。日本美術院評議員。勲四等瑞宝章受章者。

来歴・人物

1910年に北海道で生まれる。豊水小学校卒業後北海高等女学校に進む[1]が、一家の東京転居に伴い麹町高等女学校に転校、病気のため中退[2]。父の友人であった日本美術院同人の清原斎に師事して絵を学んだ。戦後は堅山南風に師事。女性群像や歌舞伎文楽などを題材とした作品を残した。 日本美術院同人として、院展で院賞、文部大臣賞、総理大臣賞の各賞を受賞した。

受賞

  • 1961年 第46回院展日本美術院賞
  • 1962年 第47回院展日本美術院賞
  • 1963年 第48回院展日本美術院賞
  • 1972年 第57回院展文部大臣賞
  • 1982年 第67回院展内閣総理大臣賞
  1. ^ 鶴岡正夫 編『青少年の座右銘 現代北海道の百人』育英出版社、1979年4月14日。 
  2. ^ 札幌市教育委員会文化資料室 編『札幌の絵画』北海道新聞社、1981年6月20日、134頁。 


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