渡辺明 (棋士)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 15:26 UTC 版)
肩書き
昇段およびタイトルの獲得、失冠による肩書きの遍歴を記す。(色付きは継続中の記録)
日付 | 肩書き | 保持タイトル | 日数 | 備考 | ||
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2000年 | 4月 1日四段 | 1095日 |
プロ入り | |||
2003年 | 4月 1日五段 | 549日 |
第61期順位戦(C級1組昇級による昇段) | |||
2004年10月 | 1日六段 | 88日 |
第17期竜王戦(竜王挑戦による昇段) | |||
2004年12月28日 | 竜王 | 竜王 | 2464日 | 3258日 |
6729日 | 竜王獲得 第17期竜王戦 |
2011年 | 9月27日竜王・王座 | 372日 | 王座獲得 第59期王座戦 | |||
2012年10月 | 3日竜王 | 155日 | 王座失冠 第60期王座戦 | |||
2013年 | 3月 7日竜王・王将 | 17日 | 王将獲得 第62期王将戦 | |||
2013年 | 3月24日竜王・棋王・王将 | 250日 | 棋王獲得 第38期棋王戦 | |||
2013年11月29日 | 二冠 | 棋王・王将 | 483日 |
竜王失冠 第26期竜王戦 | ||
2015年 | 3月27日棋王 | 棋王 | 251日 |
王将失冠 第64期王将戦 | ||
2015年12月 | 3日竜王 | 竜王・棋王 | 733日 |
竜王獲得 第28期竜王戦 | ||
2017年12月 | 5日棋王 | 棋王 | 447日 |
竜王失冠 第30期竜王戦 | ||
2019年 | 2月25日二冠 | 棋王・王将 | 134日 |
王将獲得 第68期王将戦 | ||
2019年 | 7月 9日三冠 | 棋王・王将・棋聖 | 373日 |
棋聖獲得 第90期棋聖戦 | ||
2020年 | 7月16日二冠 | 棋王・王将 | 30日 |
棋聖失冠 第91期棋聖戦 | ||
2020年 | 8月15日名人 | 名人・棋王・王将 | 546日 | 1020日 | 名人獲得 第78期名人戦 | |
2022年 | 2月12日名人・棋王 | 400日 | 王将失冠 第71期王将戦 | |||
2023年 | 3月19日名人 | 74日 | 棋王失冠 第48期棋王戦 | |||
2023年 | 6月 1日九段 | 318日 |
名人失冠 第81期名人戦 |
- ^ a b それ以前の九段昇段の最年少記録は、谷川浩司の21歳11か月だった。なお、谷川が名人になった当時の昇段規定では、名人位獲得当日(谷川は当時、21歳2か月)の日付での九段昇段ではなく翌年4月1日であった。したがって、仮に谷川が名人位獲得の日付で昇段していたとすれば、記録は破られていなかった。加えて、渡辺は2005年の10月1日から11月30日の僅か2か月で六段から九段まで3つ昇段したが、竜王戦の規定でのみ1年以内に2つ以上昇段できるように規定が変更されたのは、渡辺が昇段する直前のことであった。その後この記録は藤井聡太によって更新された(18歳11ヶ月)。
- ^ 渡辺はこの将棋について「自分の全公式戦の中でも3本の指に入る将棋」と自身のブログで振り返っている[16]。
- ^ ほかにも通算10期が必要な王将、A級在籍者以外は挑戦することも出来ない名人などがあり、単純な難易度の比較はできない。
- ^ 同一年度に竜王挑戦と竜王獲得を達成したが、「同一年度内に2回以上昇段することはない」との規定により、七段昇段(竜王獲得)は六段昇段(竜王挑戦)の1年後の日付となった。
- ^ a b c 六段の時に竜王位を獲得し、防衛し続けたまま九段になったため、段位として「七段」及び「八段」を名乗ったことはない。
- ^ 2004年12月28日の竜王獲得から2023年6月1日の名人失冠まで
- ^ 1997年度の丸山忠久に続く記録。
- ^ 1971年度の中原誠(8戦全勝)、2003年度の森内俊之、2011年度の羽生善治に続く記録。
- ^ 渡辺以外では、藤井聡太が順位戦2期連続全勝(2019年度・第78期C級1組 - 2020年度・第79期B級2組)を達成している。
- ^ 2020年6月10日・11日の第78期名人戦第1局に出場したことにより記録に終止符。またこの名人戦で名人を獲得したことにより、名人未獲得棋士のタイトル最多獲得記録も25期でストップした。
- ^ 昭和と平成それぞれで活躍した棋士はいるが、この二つの元号のそれぞれで獲得したタイトル期数の最多記録は6期で、中原誠(昭和に58期、平成に6期)と谷川浩司(昭和に6期、平成に21期)が持つ記録である。
- ^ 平成と令和でタイトルを獲得した棋士は渡辺の他に、現時点で豊島将之(平成に2期、令和に4期獲得)のみ。
- ^ 2017年3月27日 - 第42期棋王戦第5局で勝ち、棋王位連続5期獲得により永世棋王の資格を得た。永世竜王と合わせて永世二冠達成。しかし、この時点では名人戦に出場したことがなかった。
- ^ 永世二冠達成者は渡辺の他に大山康晴・中原誠・羽生善治の3名いるが、3名とも永世二冠を達成する前に名人戦に出場している。
- ^ 羽生善治も六段で初タイトル竜王獲得後、七段と八段を名乗ることなく九段に昇段したが、初タイトル翌年に竜王を失冠し「前竜王」を称した期間を有していることが、タイトル防衛で九段に昇段した渡辺と異なる。
- ^ 挑戦者決定三番勝負の勝者は三浦弘行であったが、三番勝負敗者の丸山が繰り上げで挑戦者になった。詳しい経緯は将棋ソフト不正使用疑惑騒動を参照のこと。
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