血式少女隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 07:23 UTC 版)
「神獄塔 メアリスケルター」の記事における「血式少女隊」の解説
メルヒェンと戦える力を持つ少女達。『2』では新たにつうと、1作目の前日譚にも登場した人魚姫が新メンバーとして登場した。 アリス 声 - 上坂すみれ 名前の由来は「不思議の国のアリス」。 神獄塔 メアリスケルター ジャックの幼馴染で、今作のメインヒロイン。黒いボブカットが特徴で、普段つけている十字型のヘアピンはジャックからもらったもので、一つしかない。一人称は「私」。真面目でクールな性格。ジョブカテゴリと初期ジョブ共にファイター。 かつて化け物だといじめられたときにかばってくれたジャックには心を開いており、彼に危害が及ぶものなら途端に我を失う。 ジャックと共に”ジェイル”に囚われていた所を赤ずきんに救出された。 救出後、街へ向かう道中にブラッドスケルター化してしまい、ジャックを攻撃してしまうが、その時に偶然ジャックの血が付着し元の姿に戻る。この出来事がきっかけで"ブラッドスケルター化"を解除する方法が確立された。 そして、”覚醒状態”であるジェノサイドモードではヘアバンドがウサギの耳のようになり、”暴走状態”のブラッドスケルターモードでは左腕が化け物・右腕が剣・両足が具足、という姿になる。 血式リビドーとして「理不尽を追求したい」という衝動を持つ。また、他にも「お茶会」に強い興味を持っている。血式能力はセーブ・脱出ポイントを任意の場所に設置する「ワンダーホール」。同時に設置できるのは一か所のみ。 神獄塔 メアリスケルター2 いくつかの負の連鎖が重なったことで穢れが前作より溜まった状態でブラッドスケルター化した結果、ジャックでも即座に浄化できず彼に致命傷を負わせてしまう。ジャック達が地下へと消えた後はしばらく行方不明であったが、元街道沿いエリアにて当時と変わらない姿でブラッドスケルター化もなぜか解けた状態で再会し、髪飾りも付いたままだった。だが、その経緯はあまりにも残酷で、なんと彼女は、核によって知らないうちに擬態化されていたのだった。 そして最終的には、ナイトメア・ラブを倒した後に、監獄塔の上層ナイトメアが出現してしまい、ナイトメアからジャックを守るために彼をかばった時に胸を貫かれてしまい、命を落としてしまう… 血式能力は前作の「ワンダーホール」からジャックの「メアリガン・リバーサー」を元にした前方へ大きく飛び出す「ラビットジャンプ」に変更されている。 神獄塔 メアリスケルターFinale 今作では、"Finale"の鍵を握っているアリス。処刑台少女の猛攻で全員がバラバラになった後は、 ジャックとの再会を願いながら、メアリーやシャーロットと行動を共にする。 赤ずきん 声 - 大久保瑠美 名前の由来はグリム童話「赤ずきん」。 神獄塔 メアリスケルター 最初に発見された最年長の血式少女で、血式少女隊をまとめている。20歳。一人称は「あたし」。髪はショートヘアで、ボーイッシュな服装をしている。 ジャックとアリスを牢獄から助け出した。元気な性格で、おおざっぱな面もある。迂闊なことを口走って人を傷つけることがたまにある。 親指姫と眠り姫からは「赤姉」、白雪姫からは「赤姉様」、ジャックやアリス、シンデレラからは「赤ずきんさん」と呼ばれている。ジョブカテゴリと初期ジョブ共にリベロ。 お姉さん気質で頼りがいがあるが、背負い込みがち。また、十島博士を実の親のように慕っており、妄信的といえる。 ジェノサイドモードでは髪飾りが獣の耳のようになり、ブラッドスケルターモードでは左手が鋏・それ以外の手足と尻尾が狼・獣の耳が生えた頭巾、という姿になる。 血式リビドーとして、「頭を覆っていたい」という衝動を持つ。そのため、彼女の職業衣装は必ずフードが付いている。血式能力は鋏で正面の物体を切断する「ボディニッパー」。 神獄塔 メアリスケルター2 髪留めが赤色から青色に変わっている。長髪になり一纏めにして左肩から前に出している。人魚姫の悲劇が起こらなかったためか、穢れを蓄積させないと言う配慮に欠け、迂闊な発言が多くなっている。なお、変更された「青い」「長髪」は人魚姫にある特徴だが、関連性は不明。ちなみに人魚姫からは「おねーちゃん」、つうからは「赤ずきん」と呼ばれている。 ところが、謎のナイトメアの襲撃で黎明が壊滅してしまい、博士も命を落としてしまう・・・。心に大きな傷を負い、その怒りでブラッドスケルター化してしまい、後に元駅構内エリアでつう達に発見された。そしてその出来事がきっかけでナイトメアへの復讐心を抱いてしまう… 神獄塔 メアリスケルターFinale 今作の主人公の一人。”一番年上”というプライドがあるのか、”お姉さん”として血式少女たちをまとめてきた。ところが、実の父親がジェイルの黒幕だったことが判明したことが、彼女の心に暗い影を落とすきっかけになってしまう。 普段は明るく元気な様子で振る舞っているが、内心では自分自身に自信がもてない。 処刑台少女の猛攻で仲間達がバラバラになってしまったが、親指姫とシンデレラとの合流にかろうじて成功する。 親指姫 声 - 高橋李依 名前の由来は「親指姫」。 神獄塔 メアリスケルター 三姉妹の長女。赤色の長いツインテールが特徴。一人称は「私」。14歳。 妹二人より身長が低いので、よく末っ子と間違えられる。 赤ずきんからは「親指」、妹の白雪姫と眠り姫からは「親指姉様」と呼ばれている。ジョブカテゴリと初期ジョブ共にマジシャン。 やや突っ走りがちであるが、妹思いの少女。きついところもあるツンデレ気質。 ジェノサイドモードではリボンが羽のように広がり、ブラッドスケルターモードでは下半身と両腕が花弁を模したパーツで覆われてティアラが頭に着く。 血式リビドーとして、「自立したい」という衝動を持つ。また、狭い所にこもるのも好きだが、恥だと考えていて滅多にその姿は見せない。血式能力は任意のアイテムを小型化できる「プチプリンセス」。用途がかなり限られるが、一部アイテムは売値が大幅に上がるなどの特殊な効果がある。 神獄塔 メアリスケルター2 赤色の長いツインテールなのは変わっていないが前髪が前作より伸びており目に掛かっている。 電撃PlayStationで連載した「獄中童話幻日譚」で発生したタイヨウ教団の"ある事件"により、妹の白雪姫、眠り姫と一緒に元々所属していたタイヨウ教団へと戻る。 その"事件"をきっかけに、副教祖「陽司(ひつか)」を務めることになるが、教団内での争いごとに関わっていくうちに周りを信用しない疑心暗鬼な性格へと変貌してしまった。元々他者へのあたりが強めだったが、それがさらに顕著となっている。当初は教団員が安全に過ごせる場所を探すように依頼してくるものの、危険が及ぶ行為は一切手伝おうともせず丸投げしてくるなど、横柄極まりない態度をとる。 性格こそ変わってしまったが妹思いなのは変わらずで、妹がナイトメアに襲われた時は激情を露わにしていた。よく妹をしかりつけたりするのもその延長であるが、それがかえって溝となってしまっており、悩み苦しんでいる。 神獄塔 メアリスケルターFinale 処刑台少女の猛攻ではぐれてしまった妹たちをとても心配している。 運よく合流できた赤ずきんやシンデレラと共に妹たちを探すために”悪食の監隊塔”を目指す。 白雪姫 声 - 高野麻里佳 名前の由来は「白雪姫」。 神獄塔 メアリスケルター 三姉妹の次女。おかっぱ頭と大きな帽子が特徴。一人称は「白雪」で、敬語で話す。14歳。ジョブカテゴリと初期ジョブ共にサイエンス。 おとなしく優しい性格であるが、時折毒のあるセリフが出てくる。 ジェノサイドモードでは帽子がリンゴ状になり、ブラッドスケルターモードでは髑髏マークの球体が周囲に浮かぶ・肩の辺りはドレスのようなパーツ・ティアラが頭に着く、といった姿になる。 血式リビドーとして、「鏡を見たくない」という衝動を持つ。血式能力はひびの入った壁を破壊できる爆弾を置く「ポイズンボム」。ただし、爆発時に隣接していると自分もダメージを食らってしまい、近すぎると毒のデバフが付与してしまう。 神獄塔 メアリスケルター2 副教祖「陽司(ひつか)」を務める。誰にでも優しく柔らかく接するが、それ故に教団内での信者同士のトラブルではうまく仲裁することが出来ない。 神獄塔 メアリスケルターFinale 地下監獄からの脱獄を経て理知的な面の成長を遂げた…が、相変わらず健気でおっちょこちょいなところは変わっていない。 処刑台少女の猛攻で全員が散り散りになってしまった後は、かぐや姫やジュウと共にはぐれてしまった姉妹や仲間達を探すことに。 眠り姫 声 - 長久友紀 名前の由来は「眠れる森の美女」。 神獄塔 メアリスケルター 三姉妹の三女。3人の中では一番身長が高く、抜群のプロポーションを誇る。14歳。緑のロングの癖っ毛とバラのような髪飾りが特徴。一人称は「ボク」だが、口数が少ないので首を振ることで意思を伝える。 親指姫からは「ネム」、白雪姫からは「ネムちゃん」、ラプンツェルからは「ねむねむ」と呼ばれている。ジョブカテゴリと初期ジョブ共にアーチャー。 ジェノサイドモードでは髪飾りが茨のようになり、ブラッドスケルターモードでは左腕に大きな弓矢・それ以外の手足と首に茨、といった姿になる。 血式リビドーとして、「眠りたい」という衝動を持つ。血式能力は正面に7マス進む矢を放つ「ローズアロー」。燭台を経由すると着火機能が追加される。矢が通った場所は通過した扱いでマップが開示されるため、見通す用途でも使える。 神獄塔 メアリスケルター2 ロングからショートに髪型が変わっている、また髪飾りの薔薇が赤色から青色に変更されている。副教祖「陽司(ひつか)」を務めており、口数が少ないので言葉を話せるよう努力しているが思うようにはいっていない。また、居眠りしているシーンが少ない。ちなみに、つうからは「眠り」、人魚姫からは「ネムちゃん」と呼ばれている。 神獄塔 メアリスケルターFinale 処刑台少女の猛攻で姉たちとはぐれてしまうが、自分よりも幼いラプンツェルやシラ(火あぶり柱)を前に、 姉たちのように自分も彼女達を守りたいと思うように。 かぐや姫 声 - 五十嵐裕美 名前の由来は「竹取物語」の登場人物「なよ竹のかぐや姫」。 神獄塔 メアリスケルター 和服を着た少女で、毛先を揃えた黒髪を赤いリボンでツインテールのように結んでいる。一人称は「わらわ」で、敬語で話す。面倒くさがりである。サボるための道具を七つ持っている。 基本的に「バンブー1号」に乗っている。ジョブカテゴリはアーチャーで、初期ジョブはスナイパー。 かつて育ての親にひどい仕打ちを受けたため、人間を信用しておらず、黎明の活動にも非協力的である。 ジェノサイドモードではリボンが月とウサギの耳のようになり、ブラッドスケルターモードでは服が着物の特徴を残しつつも隠しているのが胸だけの形になる・バンブー1号が三日月のような姿、といった姿になる。 血式リビドーとして、「5つの宝物を手にしたい」という衝動を持つ。この宝物はかつて村人に捨てられてしまい、それが無気力化の原因でもある。血式能力は迷宮のトラップによるダメージを無効化できる「タケプロテクター」。 神獄塔 メアリスケルター2 全体的に髪をおろしており、右側の髪の一部を青いリボンで括っている。前作では血式隊員の腕環を体の赤い帯に通していたが、今作では腕に付けている。 調査活動については、前作とは違い協力的になっていて、これは、赤ずきん同様メンタルケアが必要だと知らなかった博士に「真面目にやるか実験体として役に立つか」と脅迫されたためで、内心から真面目になったわけではない。 そのため、サボるための七つ道具は真面目にやっているように見せかける七つ道具に変化している。上記の五つの宝については不明。 ゲーム本編では、旧寺院エリアでブラッドスケルター化している状態で発見され、その状態だと近距離攻撃が苦手な彼女でも一撃が重く、つう達が苦戦を強いられるほどのパワーを持つ。 神獄塔 メアリスケルターFinale 相変わらずの引きこもりっ子だが、地下監獄からの脱獄で築いた仲間との絆から、様々なことに耳を傾ける優しさを持ち合わせるようになり、そのおかげで本来の 飄々とした性格も合わさり、物事をグラバーな目で見れるようになる。おなじみの「バンブー1号」はご健在。 処刑台少女の猛攻で全員がバラバラになってしまった際にジュウや白雪姫と合流する。 シンデレラ 声 - 今井麻美 名前の由来は「シンデレラ」。 神獄塔 メアリスケルター 二人目の血式少女。腰くらいの長さの青い髪の一部を、耳の上あたりで結んでいる。18歳。一人称は「私(わたくし)」で、お嬢様口調が特徴。シンデレラのシンボルであるガラスの靴はイヤリングになっている。 ジョブカテゴリはファイターで、初期ジョブはマーシャル。 黎明初期メンバーが全滅するよりも前に博士に拾われた。成長具合から3歳と推察され、拾った日をシンデレラの誕生日としている。 しっかりしているようで出撃したまま迷ったり、掃除を趣味としたりと見た目から受ける印象とはかなり異なる内面を持つ。また、卑屈な内面を抱えており、血式リビドーの不成立で精神状態が悪化すると「着飾らないと誰も自分のことを見てくれない」という強迫観念に駆られてしまう。 彼女と同じ「シンデレラ」を元にしたナイトメアは、かぼちゃを中心としガラスの靴やネズミといったパーツを持つ。 ジェノサイドモードではリボンが時計のようになり、ブラッドスケルターモードではドレスのスカートのようなパーツ・左足を負う具足・右足は炎、といった形となる。 また、他の血式少女と違いジェノサイドモードでは非常にネガティブな性格になるが、「わたくしに優しくない世界なんて、滅んでしまえばいいんですわ」といった破滅願望があるためジェノサイドモード特有の好戦的な性格なのは変わらない。 血式リビドーとして、「着飾りたい」という衝動を持つ。また、上記の通り掃除好き。血式能力は12秒間高速移動できる「12ダッシュ」。この間、ひび割れた床を壊れる前に移動できる。 神獄塔 メアリスケルター2 13歳の時に行方不明になった血式少女。一部の人達には陽司殺害の容疑がかかっている。 シンデレラのシンボルであるガラスの靴は紐を通して首に掛けている。 後に、精神だけがブラッドスケルター化して行方不明当時の姿のままで登場する。動きを封じられて浄化されたことで精神は元に戻るも、体はそのままであった。記憶は当時のままであるため、環境の変化に非常に困惑している。 その失踪の真相は、たまたま聞いた「血式少女は7人必要」という博士の言葉を「8人目は血式少女隊から排除」と捉え、それが当時最も成績が悪かった自分になると思い込んでしまい、陽司の「血式少女はなぜ7人必要なんだ…」と呟いたことを聞いてしまったことがきっかけで脱走してしまい、そのまま元繁華街エリアへと流れつき、ブラッドスケルター化してつう達に発見されるまで放浪していた。殺人疑惑については身に覚えがないというが、全くその通りで、実は陽司を殺したのはメルヒェンが核の力で擬態したニセモノのシンデレラで、その違いはガラスのペンダントの有無で分かる。そして、長期のブラッドスケルター化が原因で身体・精神の成長が停止してしまう。 神獄塔 メアリスケルターFinale ジャックのおかげで、自分に自信を持てないネガティブさは減ったが、何かにつけて落ち込む癖は健在で、リアクションの激しさも相変わらず。 処刑台少女の襲撃でみんなとはぐれてしまうが、赤ずきんと親指姫に無事合流する。 ラプンツェル 声 - 小澤亜李 名前の由来は「ラプンツェル」。 神獄塔 メアリスケルター 金髪碧眼の最年少の血式少女。一人称は「ラプンツェル」。 ジャックたちによって発見されたときは全裸だったため、親指姫のスペアの服を着ている。ボサボサだった髪もツインテールに結われた。しかし、それまで服を着ずに過ごしたこともあって脱ぐことに羞恥心がない。参戦後も時折全裸姿でいる。全裸の場合、髪の毛の塊と化す。 発見されるまでジェイルを食べて過ごしていた。ジェイルの細胞を口にすると思考能力が低下してしまうが、性格の幼さはそれに由来するものなのかは不明。 眠り姫やシンデレラからは「ラプラプ」と呼ばれている。ジョブカテゴリはリベロで、初期ジョブはピエロ。 ジェノサイドモードではリボンがレタスのようになり、ブラッドスケルターモードでは両腕に塔のようなパーツが装着される。 血式リビドーとして、「髪を伸ばしたい」という衝動を持ち、普段は黒いリボンでツインテールにしている。血式能力は正面4マス先までにあるアイテムを回収したり情報にある仕掛けを掴む「ヘアー!」。 神獄塔 メアリスケルター2 前作と同じように全裸で過ごしていたがつうたちに発見される。前作と違い髪はツインテールではなくポニーテールに結われていて、 大人っぽさを感じるようになっている。 神獄塔 メアリスケルターFinale ジャック達のおかげで、人間社会を少しずつ学んでいき、成長していった。…が、まだまだ非常識なところも。 処刑台少女の猛攻で全員がバラバラになってしまった後、ある場所で気絶していた所を…? グレーテル 声 - 種﨑敦美 名前の由来は「ヘンゼルとグレーテル」に登場する主人公兄妹の妹「グレーテル」。 神獄塔 メアリスケルター 淡い金髪で、眼鏡をかけた少女。一人称は「私」。長い髪の一部を三つ編みにしヘアバンドをしている。笑うと口角を吊り上げたような形の笑い方になる。 発見されたときはナイトメアである兄のヘンゼルと行動しており、メルヒェンを「かわいい」と言っていた。ジョブカテゴリはサイエンスで、初期ジョブはミミクリー。 ナイトメアとともにメルヒェンが日常的にいる中で生活をしていたためメルヒェン寄りの立場にあり、住処に侵入してきた人間を殺すことにためらいはない(一度は信用して見逃したこともあったが、増援を呼ばれたのも人間軽視の理由の一つ)。独特の価値観をしており、ヘンゼルの消滅後は色々あって黎明に所属することになる。 兄のヘンゼルはお菓子を纏った大男のような姿をしており、侵入者に容赦はないが他のナイトメアに比べると温厚な性格。 ジェノサイドモードでは髪飾りが口のようになり、ブラッドスケルターモードでは両手両足に具足・巨大な宙に浮く手が鎌を持つ、といった形となる。 血式リビドーとして、「好奇心を満たしたい」という衝動を持つ。また、お菓子好きでそこにあれば他人の物を奪い取ってでもひたすら食べ続ける。血式能力は正面3マス先にパンを投げ落とし次の発動でその場所に瞬間移動する「ブレッドポータル」。事前に使っておけば、ナイトメア空間からの脱出にも使えたりする。 神獄塔 メアリスケルター2 ヘアバンドが無くなっている。またジャケットは変わらないが、ベルトやストッキングが無くなり端がボロボロになった黒い服を着ている。 黎明メンバーが少ない状態で出会い、そのメンバーも心優しい人魚姫と彼女に心酔するつうであったため確執が少なく、ヘンゼルは戦闘後に殺されることなく拠点メンバーに加わることになる。ただし、核は破壊されているため不死性は失われたまま。 ところが、”ある出来事”でヘンゼルは謎のナイトメアによって殺されてしまう… 神獄塔 メアリスケルターFinale ジャック達と行動を共にしてきたおかげで、ある程度の常識を身に着けたが、しばしば衝動(というか好奇心?)が抑えきれないことが多々。 ハーメルンをよくからかっている。しかし、処刑台少女の猛攻を受けた際に、重傷を負ってしまう… ハーメルン 声 - 今村彩夏(『1』、『2』)、河野ひより(『Finale』) 名前の由来は「ハーメルンの笛吹き男」。 神獄塔 メアリスケルター 10人目の血式少女。一人称は「ワレ」。褐色の肌と長い銀髪が特徴で、黒いマントと大きな帽子を身に着けている。よく尊大な態度を取ろうとするが、大抵噛むので決まらない。 ジョブカテゴリはマジシャンで、初期ジョブはネクロマンサー。 小説版に登場しゲームのストーリー上では仲間になることがない隠しキャラ。そのため、本編では彼女に対応したナイトメアは現れない。 血式リビドーとして、「約束を守りたい」という衝動を持つ。血式能力は正面3列7マス先までにあるアイテムを回収できる「磁力ピッコロ」。また金属製の塊を1マス動かす能力がある。 漫画などから知識を得ているため情報が偏っており鬼ごっこを「鬼が追いついた逃げ役を殺す遊び」と違う覚え方をしている。また、漫画でよく登場する「仲間」という存在に憧れている。 神獄塔 メアリスケルター2 前作では隠しキャラだったが今作ではストーリー上で仲間になる。人魚姫のジョブカテゴリがマジシャンであるため、ジョブカテゴリと初期ジョブ共にファイターに変更されている。(ハーメルン曰く『魔王』ではなく『勇者』) 漫画で見た勇者というものに憧れている。また、笛を吹くことで近隣のメルヒェンと交流することができ、自身の配下としている。(そのことについては『神獄塔メアリスケルター ~光の在処~』を参照) 血式能力である「磁力ピッコロ」は新たに"ブラッドファーム"で植えた「血花」を回収する機能が追加された。 神獄塔 メアリスケルターFinale 『1』、『2』でジャック達と出会い、仲間というものを知り、成長していった。 処刑台少女の猛攻で大切な仲間達とはぐれてしまった後は、くららやグレーテルと共に脱獄を目指す。 人魚姫 声 - 洲崎綾 名前の由来は「人魚姫」。 神獄塔 メアリスケルター 故人。享年5。電撃PlayStationで連載した「獄中童話前日譚」で登場したキャラクター。 赤ずきんが10歳の時にプレゼントで貰った血式武器のハサミの試運転のため水族館に出向いた際、メルヒェンの集団に襲われているところを赤ずきんに助けられる。 その時点で髪は白く染まり足にはピンク色の鱗が生えているなどジェノサイド化しかけており、その後再びメルヒェンの襲撃を受けてジェノサイドモードになったと思われたが暴走し赤ずきんに襲い掛かる。 赤ずきんの静止を受けても襲いかかり最終的に赤ずきんが無意識に突き出したハサミに胸を貫かれて死亡。 後にこの暴走状態は「ブラッドスケルター化」と命名され、血式少女のジェイル内での活動に慎重を期することとなった。その後、遺体はブラッドスケルター状態のまま火葬されずにそのまま墓地に埋葬された。 本編開始前には命を落としてしまっているため、ゲーム本編では赤ずきんの話の中でしか登場しない。 この件は赤ずきんにトラウマを残すことになった。 ところが、『神獄塔 メアリスケルター』のリメイク版で、埋葬された彼女の遺体が亡くなった時の状態のままで残されていたことが明らかになった。 名前に「姫」とつくが、三姉妹とは無関係な様子。また、「人魚姫」を元にしたエリアやナイトメアは登場しなかったが、実際には存在していたもののやや奥まった場所にあったためであったからのようである(作中で見つかる地下洞窟の近く)。 神獄塔 メアリスケルター2 つうの一番大切な仲間として登場し、今作のメインヒロイン。15歳。 心優しい性格で、その歌声はメルヒェンやナイトメアの心にさえ響く。しかし、胸が小さいことを密かに気にしており、その話題になると不機嫌になる。ジョブカテゴリはマジシャンで、初期ジョブはセラピスト。 赤ずきんとつうと共にジャックとアリスを救助するも、ナイトメアに襲われその戦闘中アリスの暴走によりつうとジャックと共に崖下へ落下してしまう。 水族館跡エリアで一度ブラッドスケルター化してしまうが、つうをかばったナイトメア・ジャックの血が偶然付着したことで元の姿に戻る。そして水族館跡エリアの核の守護者戦でメルヒェンがつうに襲おうとした所を 大声で止めるなど、大胆な行動に出ることがたまにあるが、その行動が功を奏し、グレーテルを「少し興味が沸いたわ。」と仲間に加えさせるほど。 血式リビドーは「歌いたい」。ただし、解消にはマイクを使わないといけないらしく、作中イベントでは周囲に人がいないところでよく歌っている。(人魚姫曰く恥ずかしがるため) 血式能力は火を消す能力と通路を遮る流水を凍らせる冷気の矢を発射する「フローズンティアー」。眠り姫の「ローズアロー」と同じように矢が通った場所は通過した扱いでマップが開示されるため、見通す用途でも使える。 神獄塔 メアリスケルターFinale 前作で定められた”自らの運命”を乗り越え、心身共にたくましく成長した。 処刑台少女の猛攻で全員が離ればなれになってしまった後は、つうやジャックと共に”悪食の監隊塔”を目指す。
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