隠れキャラクター
(隠しキャラ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 16:57 UTC 版)
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隠れキャラクター(かくれキャラクター)、もしくは、隠れキャラは、コンピュータゲーム(以下、ゲームと略す)などにおいて一定の条件が成立すると現れるキャラクターのことである。隠しキャラクター、隠しキャラとも呼ばれる。レースゲームでは隠し車種といったり、音楽ゲームでは隠し曲(隠し楽曲)というなど、隠しているものに合わせて「キャラクター」の部分を置き換えた言葉が使われる場合もある。
概要
定義については一概にいえないが、おおむね普通にゲームを進行させただけでは出現しないキャラクターのことを指す[1]。1990年頃まではアイテムや構造物なども含めた、ゲームにおける広義の「キャラクター」を指していたが、それ以降のゲームで「隠れキャラ」といった場合、人物や生物という意味での「キャラクターに対して用いる場合が一般的である。
前者は「ボーナスキャラ」と呼ばれることもあり、発見することによってゲームをやりやすくしたり、上達を実感できるようにする目的で用意されることが多く、1983年にナムコからリリースされたシューティングゲーム『ゼビウス』などが該当する[2]。
隠しコマンドや裏技と同じようにゲームを別側面から楽しむために存在するが、『ドルアーガの塔』ではキャラクターを見つけないと先に進めなくなるなど、隠れキャラクター探し自体を目的とするゲームも登場している。後者の例として、対戦型格闘ゲームにおいて通常のプレイでは出現せず、一定の条件下で出現するキャラクターが挙げられる。1990年代の格闘ゲームの隠れキャラクターの大半はボス格の能力値が高い傾向であったが、それ以降では外見や性質などが一般キャラクターと比較してマニアックなものが隠し扱いである例が多い。
また、メーカー主催のイベントでセーブデータを書き換えることによってのみ出現するキャラクターや、アップデートやタイムリリースなどにより出現・使用可能になったキャラクターのことも指す。
代表的な隠れキャラクター
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この節に雑多な内容が羅列されています。
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- 『アマガミ』の上崎裡沙
- 『アンジェリーク トロワ』の『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』版アリオス(通常は過去の記憶が無い『トロワ』版アリオスだが、そもそもアリオス自体が元々隠れキャラクター)
- 『エリーのアトリエ』の「うに魔人」(対戦格闘ゲームではなく、存在が見過ごされがち)
- 『頭文字D ARCADE STAGE ver.1~5』の高橋啓介、藤原拓海、藤原文太(カード使用時または家庭用版ゲーム終盤に対戦相手として登場する。車種やパーツ自体は普通に最初から使用可能)
- 『頭文字D ARCADE STAGE ver.1~ver.3』のスバル・インプレッサ WRX STi verV(通常のプレイでは上記の藤原文太が使用する(『ver.1』では使用不可))
- 『改造町人シュビビンマン3 -異界のプリンセス-』のうみにん(後に超兄貴で代表権を得る)
- 「GUILTY GEARシリーズ」のクリフ・アンダーソン、ジャスティス(クリフは第1作目では通常キャラクターだった)
- 「クラッシュ・バンディクーシリーズ」のニセクラッシュ(隠れキャラクターとして、こっそり出演する事が多い)
- 『クロノ・トリガー』の魔王(ボス敵としてストーリー序盤より存在が示されるが、ストーリー終盤のイベントでプレイヤーキャラクターとしてパーティーに加入させる事ができる。ゲームソフトパッケージや取扱説明書等には登場しない)
- 『スーパーストリートファイターIIX』の豪鬼(特定の条件を満たした状態で最終ステージに到達すると出現。特殊な操作[注釈 1]をすることでプレイヤーキャラクターとしても使用可能だが、CPUに比べ随所の性能が低い)
- 『スターオーシャン』のアシュレイ・バーンベルト、ティニーク・アルカナ、ペリシー
- 『スターオーシャン Till the End of Time』のネル・ゼルファー、ロジャー・S・ハクスリー、アルベル・ノックス
- 『スターフォース』のクレオパトラ
- 『スターラスター』のスターノイド
- 『セガラリーチャンピオンシップ』(セガサターン・PC版)のランチア・ストラトス
- 『ゼビウス』のソル、スペシャルフラッグ
- 『戦国BASARA3』の織田信長
- 「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」のプリン、Mr.ゲーム&ウォッチなど
- 『デイトナUSA』(セガサターン・PC版)の馬
- 「デビルメイクライシリーズ」のスパーダ(ダンテの強化コスチュームとして登場する)
- 『True Love Story -Summer Days, and yet...』の謎の少女(名前は鈴木、佐藤、田中+明子、恵子、宏子の計9通りのうちの1つ)
- 『ときめきメモリアル Girl's Side』の蒼樹千晴、花椿吾郎(花椿は彼氏として攻略できるということであり、通常のプレイではサポートキャラクターとして登場する)
- 『ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story』の平健太、大迫力(大迫は上記の花椿同様、通常のプレイでは主人公のサポートキャラクター)
- 『ときめきメモリアル』の館林見晴、伊集院レイ(レイは彼女として攻略できるということであり、通常のプレイではライバル的キャラクターとして登場する)
- 『ときめきメモリアル4』の大倉都子(上記のレイ同様、通常のプレイでは主人公のサポートキャラクター)
- 『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のピサロ(PS版以降にて仲間となり、本編には普通に登場する)
- 『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のブオーン、プオーン、ターク(PS2版以降にてクリア後に特定の条件を満たすと仲間となる)
- 『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』のルイーダ、ロクサーヌ、リッカ、イザヤール(クリア後に特定の配信クエストをこなすことで仲間となり、本編には普通に登場する)
- 『ドラゴンボールZシリーズ』の主に『ドラゴンボールGT』のキャラクター(最も代表的なキャラクター3人、孫悟空(GT)、超サイヤ人4ベジータ、超サイヤ人4ゴジータ等)
- 『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』の孫悟空(原作の主人公がゲームでは隠れキャラクターという特殊な例)
- 『NARUTO -ナルト-激闘忍者対戦』シリーズの暁等の凶悪なキャラクター、代表でうちはイタチといったキャラクター
- 『ハイドライド』のラドン、人魚
- 「バトルギア」シリーズのチューニングカー、特にバトルギア3のSクラス(アーケード版及びTUNEDでは後にタイムリリースで通常車になった)。
- 『パワプロクンポケット7』の芹沢真央
- 『パワプロクンポケット8』の紺野美空
- 『パワプロクンポケット9』の神田奈津姫(彼女として攻略できるということであり、パワポケポイントを払わなくても登場はする)
- 『パワプロクンポケット10』の高科奈桜(芳槻さら(桜空)を攻略すると攻略できる、ストーリーには普通に登場する)
- 『パワプロクンポケット11』の神条紫杏(パワポケポイントを払うと攻略できる、パワポケポイントを払わなくても登場はする)
- 『ファイナルファンタジーII』のチョコボ
- 『ファイナルファンタジーVI』のゴゴ、ウーマロ
- 『ファイナルファンタジーVII』のユフィ・キサラギ、ヴィンセント・ヴァレンタイン
- 『BLAZBLUE』のハクメン、ニューなど
- 『ポケットモンスター』のミュウなど
- 『ボンバーマン』、『プーヤン』などのファミコン、中本さんなど
- 「マリオシリーズ」のボスパックン(プレイヤーとして使用できる場合はほとんど隠れキャラクターとして登場する)
- 『女神異聞録ペルソナ』の桐島英理子、上杉英彦、城戸玲司
- 「リッジレーサーシリーズ」の13th RACING、ソルダ・クリナーレ等デビルカー、パックマン等スペシャルカー
- 『リトルバスターズ!』(エクスタシー・PS2版・PSP版のみ)の笹瀬川佐々美、二木佳奈多、朱鷺戸沙耶(通常のプレイでは佐々美は鈴のライバルキャラクター、佳奈多は葉留佳ルートでの主要人物として登場。)
- 『ロードファイター』他のコナミマン(『コナミワイワイワールド』では主役に)
- 「ロックマンエグゼシリーズ」のフォルテやその他のボスナビ
- 『ロックマンX』シリーズのアルティメットアーマーを装備したエックス、ブラックゼロ、ホワイトアクセル
- 『湾岸ミッドナイト』・『湾岸ミッドナイトR』の原作キャラクターの車種。代表で悪魔のZ、ガッちゃん仕様セルシオなど(通常のプレイではライバルカーとして登場する(アーケード版無印版では悪魔のZ以外は使用不可、PS2版では悪魔のZとブラックバード以外はタイムアタックモード専用車))
- 「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ」のトヨタ・ハイエース等アザーカー(通常のプレイではアザーカーは原則箱根とタイムアタックを除き普通に登場する)
脚注
注釈
- ^ 失敗すると茶色のリュウが選択されることで知られるが、最後の手順後はスタートボタンを押すまで任意の操作を受け付ける猶予があり、他キャラクターにカーソル位置を合わせることが可能。
出典
- ^ 鴫原盛之 (2011年8月11日). “第12回:「隠れキャラ」に隠された、プレイヤーをゲームのとりこにするヒミツ”. ITmediaガジェット. ITmedia. 2011年10月19日閲覧。
- ^ 鴫原盛之 (2020年2月28日). “「ゲームニクス」で考えるゲームの魅力 第二回 隠れキャラ”. ゲーム文化保存研究所. 2020年6月19日閲覧。
関連項目
隠しキャラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 06:47 UTC 版)
「ボボボーボ・ボーボボ 爆闘ハジケ大戦」の記事における「隠しキャラ」の解説
毛狩り隊以外は、特定の条件を満たすとショップで販売されるキャラカードを手に入れると使用可能になる。 軍艦(声:大友龍三郎) カード出現条件:50回以上バトルに勝利する(モード、使用キャラは問わない)。 願い:リーゼント王国を作り、キングとなる(この王国では、彼の部下以外は髪形をリーゼントにするか、奴隷として生きるしかない)。 OVER(声:谷山紀章) カード出現条件:80回以上バトルに勝利する(モード、使用キャラは問わない)。 願い:新たな五忍衆を探す。 ハレクラニ(声:森田成一) カード出現条件:100回以上バトルに勝利する(モード、使用キャラは問わない)。 願い:大会を潰す(ハレルヤランドの売り上げ低迷の原因が大会が開かれているためであると考えたため)。 サービスマン(声:太田真一郎) カード出現条件:サービスマン、田ボ以外の全ストーリーをクリアする。 願い:全員からサービスをしてもらう。 田ボ(声:井上富美子) カード出現条件:サービスマン、田ボ以外の全ストーリーをクリアする。 願い:融合が解けないようにする。 毛狩り隊(声:田中大文) 毛狩り隊の隊員。バトルモード専用キャラ。 全てのカードを集め、バトルモードのキャラクター選択画面の右下の「?」にカーソルを合わせ、スタートボタンを5回押すと使用可能。奥義技は無く、攻撃力も移動速度も低い上級者向けのキャラ。
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