アマガミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 01:56 UTC 版)
『アマガミ』は、2009年にエンターブレインから発売された、PlayStation 2用恋愛シミュレーションゲームソフト。インターネットラジオ番組を皮切りに、ドラマCD化や漫画化といったメディアミックス展開が積極的に行われ、2010年と2012年の二度に渡るテレビアニメ化にも至った。ゲーム発売から後年となる2017年には、世界観や一部スタッフが共通するアニメオリジナル作品『セイレン』も放送された。
注釈
- ^ a b 当初は1月27日と告知されていたが、その前週となる1月19日、“限定版における同梱物の一部不具合”を理由とした延期が 公式サイト上 にて発表された。
- ^ 『アマガミ オフィシャルコンプリートガイド』掲載の開発者談話によると、『アマガミ』の時代設定は『キミキス』の7〜8年前と語られており、両作品のキャラクター間には本来、その分の年齢差が存在する。『アマガミ』ヒロイン達とは『キミキス』の川田知子が、『キミキス』ヒロイン達とは『アマガミ』の七咲郁夫が、それぞれ同世代に該当する。『ぬくぬくまーじゃん』ストーリーモードおよび本編では、時代差も含めた、両作品の関連性が伺えるネタの数々が仕込まれている。
- ^ 文章の既読未読区分、行動マップで発生したイベント(新たなマス)、イベントにて選択肢として選んだ内容、会話モードで選択した内容(「外れ」を含む)。
- ^ 基本的にクリスマスイヴ当日でエンディングを迎えるが、状況次第でその翌日が発生する場合もある。
- ^ アニメ版では詞は水着姿だった。
- ^ アニメ版では、薫が男子生徒に激怒してから母親と知らない男性が一緒にいるのを目撃するまでの出来事が、同じ日に起こっている。
- ^ アニメ版では8年後。
- ^ アニメ版では2人目。
- ^ 本作に登場する制服のデザインは、私立札幌光星学園 のものを踏襲したとされている[5]。
- ^ デフォルト名。苗字・名前、共に変更可能。
- ^ 発売元のコミックス案内文やインターネットラジオ番組、公式イベントなどといった提供側媒体上でも「変態紳士」なる愛称が用いられるようになった。また、アニメ製作時において、「とにもかくにも(彼は)ただの『変態』でも『紳士』でもなく、『変態紳士』でなくてはいけない」との指示を監督および原作スタッフより強調された、と語る脚本担当・待田堂子の談話が、BD&DVD第12巻付属のブックレットに掲載されている。
- ^ a b c d e f g h 文章上では設定した主人公名が表示されるが、呼びかけの際には反映されない。例:「橘君」の部分は「あなた」と置き換えた音声が流れる。
- ^ 第三者に対して姉である縁のことを、「あの人」と他人行儀な呼び方をしている。
- ^ 作中にて本人申告している。
- ^ アニメ第1期4話のエンディングクレジットでは、“森島・L・はるか”と表記されている。兄弟の名は上から順に、「森島・ストロング・剛(つよし)」「森島・ジーニアス・智(さとし)」「森島・ジャスティス・正義(まさよし)」。
- ^ 『アマガミ オフィシャルコンプリートガイド』初版第1刷にはB組と記載されているが、実際のゲーム上ではC組と自己紹介している。
- ^ 3年後も同サイズのまま。
- ^ この期日を過ぎてからフラグを立てれば、裡沙の嫉妬は発生せず、通常通りにメインヒロインとのエンディングを迎えることが可能となっている。
- ^ エビコレ+版では、絢辻詞以外にも回避するための専用イベントが追加された。
- ^ デフォルトでは「橘」姓だが、主人公名入力時に苗字を変更した場合、そちらに準じる。
- ^ 妹から情報をもらう従来の方式と異なり、本作では、ヒロイン達との親密度は自室で確認表示されるようになった。
- ^ 後述の『アマガミ ちょっとおまけ劇場』にて、ある結末の続きが展開する追加シナリオが登場した。
- ^ 『アマガミ ぬくぬくまーじゃん』フリー対戦モードにおけるキャラクタープロフィールでは「梨穂子の友達」となっている。
- ^ a b 『アマガミ オフィシャルコンプリートガイド』掲載の開発者談話によると、両者は別人ではあるが、彼女らには明かせない裏設定が存在していると語られている。
- ^ シナリオによっては選択肢が存在せず、ゲーム要素は皆無に近い内容となっている。次項の『ジャイアニズムスペシャル』も同様で、選択肢は2箇所のみ。
- ^ 【第1回配信分】配信終了時間が当日18時だったことが、事前に販売サイト内で告知されていなかったため、再度、2011年7月2日0時から3日24時までの2日間のみ限定配信された。【第2回配信分】当初は2012年2月末までと告知されていたが、まずは3月末まで、さらには6月末までと、二度に渡って期間延長となり、最終的に期限は撤廃された。
- ^ 設定のみ存在していた森島兄弟や、キミキスの栗生恵(くりゅう めぐみ / 小学生時)も、グラフィックおよび声なしの人物として登場。
- ^ 『キミキス -various heroines-』での功績からか、原作ゲーム内の市街地背景画において、「東雲」の名が書かれた看板が描かれている。
- ^ a b c 中多紗江、七咲逢、美也の3名を示す。
- ^ 単行本では“Extra Page”と表記。
- ^ 2010年10月1日の告知より、作者体調不良を理由として長期の休載状態が続いていたが、2011年4月29日に連載中止が発表された。
- ^ 2011年12月号に【森島はるか編スペシャルエピローグ】掲載。
- ^ 連載当時は【森島はるか編】と銘打たれて他ヒロイン編の予定も伺わせていたが、単行本1巻収録分掲載後に休載し、以後の動向についての案内がないまま現在へと至る。
- ^ 美也は純一同様に先生役として、塚原響は森島はるかの母親役として登場。
- ^ 相互の内容に連続性がある『ジョシコーセー イズ デッド』(P17)と『偏愛のコリーダ』(P21)の2本は、単行本においては、前者の1コマ目と後者の2コマ目以降とが合成された『ジョシコーセイ イズ デッド』(P57)として1本にまとめられている。
- ^ 棚町薫編での自転車二人乗り場面などが該当。
- ^ 顕著な例として、アニメオリジナルエピソードを多用した桜井梨穂子編が挙げられる。こちらでは、本来クライマックスとなるクリスマスイヴが第二章に位置され、その後に初詣やバレンタインデーを経て新学年を迎えるまでの様子が、第三章から最終章にて描かれている。また、同編では、実質的な主人公はヒロイン側という形が採られており、物語は終始、梨穂子の視点で進行する。
- ^ 一例:[1]。作品舞台はあくまで架空の街「輝日東(きびと)」であり、現実の地理は反映されていない。作中には近郊施設として、東京都内に位置する『大江戸温泉物語』や『椿山荘』をモデルとした場所も登場している(共に中多紗江編。前者は第1期、後者は第2期)。山並みの風景は作品独自のもので、銚子市自体は、丘陵が存在する程度の、平野部に位置する土地である。なお、大江戸温泉物語・お台場店の足湯内にあるフィッシュ・セラピーコーナー現地では、第1期の該当放送回を紹介したラミネートカードが掲示されていたことも(2012年6月当時)あった。
- ^ 絢辻詞編での浴室場面、七咲逢編での子守唄場面など。
- ^ 第1期では、オープニングクレジットによる総合表記なし。
- ^ 原作ゲーム版における、グラフィックおよび声なしキャラクター「食おば」に相当。
- ^ 原作ゲーム版における、同シチュエーションで子犬へと変化させられた森島はるかに相当。
- ^ a b c 原作ゲーム版における、グラフィックおよび声なしキャラクター「山崎」「田口」「磯前」の3人組に相当。第2期の3話予告では、やよい・ゆーこ・みゆきの3人も会話に参加した。
- ^ a b 子犬の名前。
- ^ 当初の2011年3月31日から締切延長している。
出典
- ^ メディアクリエイトHP内「週間ソフト&ハード セルスルーランキング(2011年3月28日〜4月3日)」記事より。
- ^ エンターブレイン刊『週刊ファミ通』No.1206(2012年1月26日号)、11・13頁。
- ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。
- ^ 『アマガミ』FAQ、『アマガミ』の動作に関するお詫びとお知らせ
- ^ 本作のキャラクター&ゲームデザインおよびグラフィックディレクターなどを担当した高山箕犀のブログ・高山箕犀「UDONDON」ブログ より。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『オトナアニメ Vol.17』洋泉社、2010年8月、8頁、ISBN 978-4-86248-594-6
- ^ a b c d e f g h i j k l 公式サイトのキャラクターページより。
- ^ a b c 『アマガミ ぬくぬくまーじゃん』フリー対戦モードにおけるキャラクタープロフィールより。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『アマガミ オフィシャルコンプリートガイド』より。
- ^ a b ファンディスク『アマガミ ジャイアニズムスペシャル』より。
- ^ 桜井梨穂子ナカヨシルートより。
- ^ https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0159-NPJB60054_00-0000000000000009
- ^ フルプライス版ゲームにおける数量限定特典ドラマCDの復刻配信。
- ^ 各ヒロイン(桜井梨穂子→森島はるか→中多紗江→七咲逢→棚町薫→絢辻詞)4種、全24種無料配信。
- ^ 『ヤングアニマル』および『ヤングアニマルあいらんど』での告知ページにおける表記より。
- ^ “アマガミ precious diary 1”. 白泉社. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “アマガミ precious diary 2”. 白泉社. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “アマガミ precious diary 3”. 白泉社. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “アマガミ precious diary 4”. 白泉社. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “アマガミ precious diary 5”. 白泉社. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “「アマガミ dreamy forever (1)」 虎向 ひゅうら”. KADOKAWA. 2022年3月28日閲覧。
- ^ Tの村びと. “「アマガミ」応援ツイッター”. 2011年5月22日00:02閲覧。
- ^ 所属事務所プロフィール より。
- ^ TBS「アマガミSS」公式HP
- ^ TBS「アマガミSS」公式HP
- ^ ゲーム広報担当者による公式ブログ「ちーさんのアマガミな日々。」2011年12月30日更新分より。
固有名詞の分類
- アマガミのページへのリンク