夢喰いメリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/15 04:24 UTC 版)
『夢喰いメリー』（ゆめくいメリー、YUMEKUI MERRY）は、牛木義隆による日本の漫画作品。通称「メリー」。作者にとって初のオリジナル長編作品で、『まんがタイムきららフォワード』（芳文社）で2008年5月号から2021年1月号まで連載された。話数の数え方は「REM○」（○は算用数字）。2013年6月には単行本第10巻が発売になり、同誌連載作品では初めて巻数が2桁になった。また、2018年3月で連載開始から10年を迎えたが、同誌で10年以上連載が続いたのも本作が初のことである。
注釈
- ^ アニメでのクレジット表記は二番目で文字放送ではセリフが水色で表示される。
- ^ この自分の能力に夢路が気づいたのは10年ほど前だが、これは夢路、メリー、響が最初に出会った頃と一致する。また、この能力を使っているときには、夢路の瞳にはメリーと同じような四角い模様が浮かぶ。
- ^ 第1話冒頭でその約束と思われる場面があり、メリーとおぼしき少女が描かれている。TVアニメオープニングでも夢路らしき少年とメリーに似た少女が共にいる光景が映っている。
- ^ ノワールの鎖の先に鉤爪を付けて飛ばす、クリスのように手を飛ばす代わりに自分の手を離れた場所に出現させて攻撃する等。
- ^ アニメでのクレジット表記はトップで文字放送ではセリフが黄色で表示される。
- ^ その経験をクリオネにも体験させてやろうとした。
- ^ 幼少期に、勇魚を助けた夢路が負傷したものに酷似。メリーが夢路を器にしていたときにこの傷を負ったため。
- ^ 勇魚の推測では、鳥は夜が明けるのを教えてくれるから。そのため夢魔とは相性が悪いとメリーは納得した。
- ^ 由来はメリーも忘れていたが、10年前に夢路とメリーが出会ったとき、当時夢路が見ていて彼に教えてもらった特撮ヒーローもの「フォワードマン」のセリフから来ている。
- ^ 夢路の周辺に新しい女子が現れるとよく警戒するそぶりを見せるが、夢路がメリーを連れてきたときはそのようなことはなく、「夢路とメリーは一緒にいるべき」として全く警戒しなかった。
- ^ 原作中の描写から、彼も夢魔を失った器でとなった可能性がある。アニメ版ではこのことに対して強調はされていない。
- ^ ただジョンは、この扉を開けたのが本当に夢路なのか疑っている。
- ^ 出会ったころに貴照本人が「覗かれるのは好きじゃない」と言うので夢路は彼に対し力を使わないと決めていた。故に夢路は、彼がエルクレスに取り憑かれていることに気付けなかった。
- ^ 本来、完治するのが奇跡と言われるほどの状態だったが、クリオネの器となったことが原因で病気は完治している。
- ^ ミストルティンが滅したことにより「夢無くし」となったためなのか、自己保身のために逃亡したためなのかは不明。
- ^ 杏莉は、編集から昔話をされるまで、絵里の兄だということには気づいていなかった。
- ^ 意味は「すげえぜ（S）たちばなの（T）おやっさん（O）」。
- ^ 能力自体はエルクレスが本来持っているものではなく、響のもの。その力の源だった灯台を夢路に破壊されたため使えなくなった。
- ^ 単行本のラフスケッチによると、デザインが作者の仕事場で好評らしい。
- ^ 登場時は口の上下に目があったが、頭を回転させることが出来るため、口の左右に目が来る時がある。
- ^ この能力は夢魔個人の特殊能力である可能性もあるが、ジョンはメリー不在の幻界で夢魔が変異したものだと推測している。
- ^ 広志が投げた穴あけパンチ、夢路の武装明晰夢「縛鎖」による不意打ちは命中した。
- ^ アニメ版ではルビ無しで単に樹海と呼ばれている。読みの正式名称は作者twitterより。
- ^ 原作・アニメともどもこの現象は事実を知らない人間社会で問題視されており、アニメでは「夢無くし」という原因不明の症候群として命名されている。
- ^ ただし単身のランズボローがエルクレスの幻界に取り込まれた際に用いている。
- ^ 忘れてしまうが、絶対に思い出せないという訳ではない。
出典
- ^ “『まんがタイムきららフォワード』3月24日5月号発売”. まんがタイムきららフォワード. 2016年3月20日閲覧。
- ^ “牛木義隆「夢喰いメリー」が完結、きららフォワードで12年連載”. コミックナタリー. 2020年12月10日閲覧。
- ^ a b c d 単行本1巻32ページより。
- ^ a b c 単行本1巻60ページより。
- ^ a b c d e f g 単行本1巻146ページより。
- ^ a b c 単行本3巻169ページより。
- ^ a b c d e 単行本3巻168ページより。
- ^ a b 単行本1巻86ページより。
- ^ 夢路がジョンの力を使ったとき、夢路の瞳にその模様が現れている。
- ^ リコ・アルミラリアによると、「猫には9つの命がある」という伝承に由来して、最大9匹（人）までとのこと。
- ^ a b c d e 単行本5巻170-171ページより。
- ^ a b 単行本5巻169ページより。
- ^ a b c 単行本3巻170ページより。
- ^ a b c 単行本3巻171ページより。
- ^ a b c d e 単行本5巻168ページより。
- ^ a b c d 単行本10巻175ページより。
- ^ a b c d 単行本4巻173ページより。
- ^ a b c d e 単行本4巻172ページより。
- ^ 【公式】きららファンタジアの2021年12月4日のツイート、2021年12月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 単行本10巻176ページより。
- ^ a b c 単行本16巻112ページより。
- ^ a b c 単行本1巻116ページより。
- ^ 単行本1巻176ページより。
- ^ a b c 単行本8巻175ページより。
- ^ “夢喰いメリー 既刊一覧”. 芳文社. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “夢喰いメリー 4コマアンソロジーコミック 既刊一覧”. 芳文社. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “夢喰いメリー ストーリーアンソロジーコミック”. 芳文社. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “ナイトメアマガジン ”夢喰いメリー”TVアニメ公式ガイドブック 既刊一覧”. 芳文社. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “iOS版「jubeat plus」，アニメ「夢喰いメリー」のpackが配信。主題歌など収録”. 4Gamer.net. Aetas (2011年11月4日). 2015年10月21日閲覧。
- ^ “【告知】イベント「鍛冶師の夢を喰らう者」＆新規キャラクターピックアップ召喚”. きららファンタジア公式サイト (2018年2月15日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ “イベント「ユタカの弟子入り志願」&「ユタカの弟子入り志願 ピックアップ召喚」”. きららファンタジア公式サイト (2019年11月7日). 2019年11月7日閲覧。
- ^ “カレン、クリオネが新登場！期間限定クリスマス召喚”. きららファンタジア公式サイト (2021年12月7日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “【告知】イベント「鍛冶師の夢を喰らう者」＆新規キャラクターピックアップ召喚”. きららファンタジア公式サイト (2018年2月15日). 2018年2月15日閲覧。
[続きの解説]
「夢喰いメリー」の続きの解説一覧
- 1 夢喰いメリーとは
- 2 夢喰いメリーの概要
- 3 用語
- 4 書誌情報
- 5 テレビアニメ
- 6 モバイルコンテンツ
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