問題児クラス
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「魔入りました!入間くん」の記事における「問題児クラス」の解説
入間、アリス、クララについては「#主要人物」を参照 サブノック・サブロ 声 - 佐藤拓也 所属師団:魔王師団 / 使い魔:オーマ(ケルビー) 名門サブノック家次男。一人称は「己(うぬ)」で、二人称は「主(ぬし)」。魔王になることを夢見ている猪突猛進だが堂々とした性格をした文武両道の美丈夫。常に尊大な態度で、目上の者に対しても決してへり下ることが無く、首周辺には家系能力を使用するための複数の金属板を首飾りのように身に着けている。入間を一方的にライバル視しているが実質的なライバルはアリスである。 入学当初は「力が全て」という考えで、入学式の日にいきなり教師に暴力を振って力を誇示したために問題児クラスに編入された暴れん坊だったが、自らの無謀さが招いた絶体絶命の窮地を入間に救われて感謝の言葉を述べ、それまでの非礼を詫びた後、入間の行動に影響され以前よりは思慮深くなった。 ウォルターパークと言う遊園地で魔獣と戦った際、窮地に陥ったアリスを壁になることで助け、撤退を試みた際にアリスが入間に気を取られ成長していないこと、彼の野望が勝利ではなく“イルマの矛になること”だろうと一喝した。 収穫祭ではアリスと組み強力な魔獣を倒しポイントを集めていたが、途中でドロドロ兄弟と競争することになる。勝負後はドロドロ兄弟も連れて行動していたが、入間を助けに向かったアリスを野望に向かったからと止めなかった。最後は力尽きて眠ったものの、それまでのポイントからランクは上がった。 魔王に興味を持った入間に魔王について色々語った際、彼の「今まで目を向けてなかったものに向き合う」という言葉を受けて実家に帰り、叔父のバールから時期魔王を決めるTS計画への推薦を持ちかけられるも断った。 家系魔術は「武器創生(ぶきそうせい)」。噛んでいる物質と同質の武器を造り出せる。 クロケル・ケロリ 声 - 東山奈央 誕生日:11月4日 / 身長:155センチメートル / 体重:魔りんご66個分! / 使い魔:ブリザードウルフ、スノーキングフォックス 名門クロケル家長女。一人称は「私」。魅力度51%。熱に弱く、能力の酷使や興奮するなどして体温が高くなると倒れてしまう。 実はアクドルのくろむとして人気を得ており、正体露見防止のため特注の超認識阻害眼鏡を常に掛け、アクドル活動時には外している。また、彼女自身も大のアクドルファンである。 幼少期は母親や兄妹と同じように笑顔を見せない性格で優秀な兄妹と常に比較されていたころ、アクドルの映像に魅了されたことから、家族を見返すためにアクドルとして活動、自分より目立っている入間に嫉妬しているが、同時に窮地を救われた恩から好意を持つという複雑な感情を抱いている。 収穫祭ではカムイと組み、たくさんの魔獣を従えて魔獣にポイントを集めさせていた。更に魔獣を使ってアロケル達と激闘を繰り広げるも叶わず、自身達をポイントにすれば勝てると言う魔獣達に対して自分がどんなに輝いてもファンがいなくては意味がないとし労いの言葉をかけた。収穫祭以降は魔獣や一部の生徒から女王と呼ばれているが本人は恥ずかしがっている。大武道会では勝利のために収穫祭での約束を使って入間とリード、更に突然空いてしまった枠を埋めるためにその場に訪れたアメリを引き連れてチームデビムスとして出場した。第7種目の大騎馬戦で負けたことから焦るも励ましてくれた仲間達の姿を見て自分が一人じゃないことを自覚し、序盤はロックでカッコイイ姿を見せ、後半でとびっきり可愛い姿を見せる作戦を立て、ライブを大成功させた。 家系魔術は「氷面(ひょうめん)」。水の温度の調節、特に冷却を得意とする。その応用なのか本質なのかは不明だが、氷を自在に操ることができる。 アンドロ・M・ジャズ 声 - 柿原徹也 所属師団:魔術開発師団 / 使い魔:スプ(スプリット・ウルフ) アンドロ家次男。窃盗癖から頻繁に金品を盗むため、購買部からブラックリスト入りされており、入学時もスリが原因で問題児クラスへ。勉強は苦手だが計算など数学が得意で頭も切れる。周りの生徒からもクールで大人っぽいと称されている。一族の方針から優秀な兄に常に馬鹿にされ、その経験から頼りにされると期待に応えたいという願望が強く、自身が頼りにされる「お願い」を拒否出来ない。仲の良いリードからは「ジャジー」と呼ばれている。収穫祭の時はアロケルとパートナーを組む。 一族の家訓は「卑しいことこそ美しく」。無駄に指が動くとカチカチと音が鳴り相手に気付かれやすくなる指輪を、自分への枷として全指に着けている。限界まで開いた指がまるで蛇であるかのように自在に動く技を持つことから、「蛇使いの盗賊(サーペントシーフ)」の異名を持つ。 ウォルターパークで魔獣に襲われた際、ギメルだからリーダーだと前に押し出され危うく餌食になりかけた(一緒に行動していたリード、ゴエモン、カムイは全員ベト)。 アンドロ家は完全実力主義“盗った方より盗られた方が悪い”な家系のため、実力が上のため言い返せず何もかも一流に悪い兄を持つ彼は領域を侵され続けた(主に身に付けていた財布や時計を盗られたり、自分の部屋に女連れ込まれて酒盛りされた)せいか『自分に弟か妹がいれば絶対優しくするのに』と言う考えを持ち続けていた。 終末日前の家庭訪問の際にカルエゴから盗みがバレた時の逃亡策を考えるように言われ、兄から渡された“破耳笛”を首飾りのように下げており、ウォルターパークに出現した魔獣、青牛を倒すためリード、ガープ、カムイと連携して青牛を(一時的に)倒した。 収穫祭では当初アロケルとの協力で他の生徒を騙し順調に点数を重ねていたものの、オロバスの策略によってリタイアとなってしまう。しかしそれでも諦めずに、リタイアした者が行くテントからオロバスの行動を監視し、アロケルに連絡することで一矢報いる。 一時収穫祭でオロバスが優勝の名乗りを受けた際、異議を唱えて教師達が見落としていたポイントの存在を指摘した。 収穫祭後の打ち上げで兄弟子にあたるドロドロ兄弟に出会い「俺らの師匠は最高だよなぁ!」と言われ瞬時に「ちょっと何言ってるか分かりません」と答えて話が噛み合わないと判断した。 自身の使い魔である「スプ」があまりにも自分のイメージと違うことを悩んでいる(本来は体が大きくて凶暴な見た目なのだが、彼のは何故かキュートな子犬になっている)。 家系魔術は「盗見(ピット)」。対象が隠し持ったものを見抜き、盗むための最短ルートを視ることができる。盗む以外に射撃などでも応用が利く。 シャックス・リード 声 - 山谷祥生 誕生日:9月 / 所属師団:遊戯師団 / 使い魔:クレバーモンキー シャックス家長男。騙す快感と消耗するスリルを好むお調子者なギャンブル狂のゲーム好きな美少年。入学時にギャンブル騒動を引き起こし問題児クラスに編入となったお調子者のムードメーカー。一部の友人を愛称をつけて呼んでいる。 身長が低いことがコンプレックスであり、普段は尻尾を支えに浮くことで背を誤魔化している。姉のジャッキー曰く元々は特別親しい友人も作らず、つまんないが口癖であったが、今では本人もクラスメイトが大好きだと認めている。 収穫祭では入間のパートナーとなり、それ以降彼を家に呼んだりするなど親しくなっているが、お互いに自分の方がお兄さんであると頑なに主張し合っている。 収穫祭では修行によって身につけた凄まじい集中力から伝説のリーフの情報を手に入れ、入間と共に若王となった。その後収穫祭の約束を果たすために大武闘会に出ることになり、イルミとくろむの正体を知る。大武闘会ではリンディとして女装し、第5種目のしっぽ綱引きに参加した。女性の悪魔との綱引きを望んでいたが相手が何故か男ばかりであり、怒りからビーバ達に圧勝するもギャリーに敗れる。大武闘会後は自身が戦ったビーバ達から興味を持たれているが、本人は嫌がっている。心臓破りでは自分を慕う後輩のために奮起していたが、開幕直後にロビンの奇襲を受け、片方の風船を破壊されるものの咄嗟の判断で視界を奪いその場から逃れる。その後は暫く隠れていたが、やる気を出して部屋を出た瞬間にオリワスにもう一つの風船を破壊されリタイアとなった。 家系魔術は「感覚強盗(コントローラー)」。対象の五感を任意で強奪でき、その箇所は黒く変色する。複数箇所の強奪も可能だが、その場合魔力の消費も跳ね上がる。 イクス・エリザベッタ 声 - 本渡楓 使い魔:フローラ、ルアージュ、リリアン(フローラル・パピヨン) 長身巨乳、魅力度89%の美女。色気はあるが勉強は不得手。「素敵な旦那様と幸せに暮らす」と言う野望を持ち、能力から無条件で異性の好感を得られることから純愛に強い憧れを抱いている。収穫祭ではクララと組み周りを魅了することでポイントを集めていた。終盤ではケロリ達と協力してアガレス達と戦い、それによってランク上がった。音楽祭では主役のリリスを務めた。 家系魔術は「好感度(フルラブゲージ)」。対象の嗅覚に働きかけ、自身に好意を抱かせ奉仕させる。ただし、術をかけすぎると使用者や相手を暴走させてしまう恐れがある。また、使用にはいくつかの制約(“密室”、“距離”、“好きな殿方には使わない”)がある。 カイム・カムイ 声 - 梶原岳人 ですます口調の梟型の男子生徒。紳士だが根っからのオープンスケベで、セクハラにより問題児クラスへ編入。女体研究師団なる師団を独自に設立しようとするなど、カルエゴが感嘆するほど性知識への造詣が深い変態紳士(エロマエストロ)。 ハットとの修行において召喚術師としての能力ではなく魔獣を従える弁舌力を鍛えられ、収穫祭ではケロリが従えた魔獣の通訳と士気を高める役割を担っていた。アガレス達との戦いでは魔獣の指揮をとり戦った。心臓破りではフィーネ達とチームとなる。チームが女子であることに大喜びして二人からはドン引きされ、フィーネに至ってはいきなり抱きついてきたことから逃げられた。その後を追いかけていた途中でアスモデウスと合流。ミッションを聞くとアスモデウスに燃やされながらも行動を共にし、その途中でさり気なく教師と出会った際の行動も決めていた。イフリートに遭遇すると即座にアスモデウスにその場を任せて理事長室に突入。待ち伏せしていた教師の一人モラクスと交戦することになるも、一年生の使い魔を即座に使いこなし足止めを行う。 家系魔術は「翻訳(なかよし)」。生物の言語を自動翻訳し会話を可能にする。その本質は生物の統率。鳥類は統率が早い。本来ならば困難な他者の使い魔も統率可能。 アガレス・ピケロ 声 - 吉永拓斗 常に寝間着で常時寝ている怠惰な男子生徒。雲のような使い魔を連れており、「ししょー」と呼んでいる。アイマスクを被っているが、素顔は絶世の美少年。その美貌はロノウェも嫉妬し、焦りを覚えるほど。普段からだらけている一方で非常事態に咄嗟に周りを守ったり、収穫祭で周りを助けようとするガープに厳しいながらも正論を述べたりなど冷静な一面を見せることもある。 サボリ癖が酷過ぎて問題児クラスへ。「出席日数は最低限で良い」と言う考えで不登校児に成っていたが、ガープに引っ張られて毎日登校し、そのお節介を疎ましく思いながらもつるんでいる。 家系能力の関係上感知能力が高く、ウォルターパークの際は魔力が三箇所に集められていることに唯一気付いたり、魔獣が現れたのをいち早く感知したりした。収穫祭ではガープと組んだ。この際、外で困っていた人を助けていた(ガープによって半ば無理矢理)ことで一部の生徒から「殿」と呼ばれている。 家系魔術は「寝床(マイエリア)」。地面を自由自在に操る。本質は寝床とみなしたものを操ることにある。ウェパルとの修行後は、堅牢な建造物を作り上げるほどに能力の質が向上している。 ガープ・ゴエモン 声 - 大河元気 藁人形のような容姿の男子生徒。一人称は「拙者」で、語尾に「ござる」を付ける。実家は道場を運営している。 「『お仲間』を百人作る」と言う野望を持つ世話好きなお人好し。怠惰から一人でいたアガレスを放っておけずよくつるんでいる。収穫祭でもピケロと組んだ。収穫祭ではその性格故に困っている人を見捨てる様な真似はせず、アガレスに静止されたにも関わらず多数助けたが、結果としてその功績が2人のランクを上げることとなった。 家系魔術は「風太刀(かまいたち)」。風刃を自由自在に操る。 アロケル・シュナイダー 声 - 土岐隼一 使い魔:スマートホーク 獅子型の男子生徒。惚けた見た目に反し、座学成績学年1位の「百識の王」。 収穫祭から鬣をオールバックにして伸ばし、マスクで表情を隠すようになる。パートナーはジャズ。収穫祭の途中でオロバスによってジャズがリタイアとなってしまうも、本来収穫祭が個人戦であることからリタイアテントを利用して、ジャズと共に一矢報いる。その後追い詰められても尚諦めずに行動しようとする入間達の元へと現れ、オロバスから手に入れたポイントを勝つときはジャズと二人でなくては意味がないからと入間に渡し、入間達に問題児クラスの勝利を託した。 王の教室解放の際に交渉したフルカスとは親身な関係にあり、その娘の誘いでサバト(合コン)に出席している。そのためプルソンからは彼女ができたのだろうと疑われている。 問題児クラス内ではアスモデウス共々家系魔術が一切不明。アスモデウスに関しては強力な家系魔術を持っているが本人がその使用を渋っていることなど多少作中で触れられているが、彼の場合は一度も触れられておらず完全に謎。 プルソン・ソイ おかっぱ頭の男子生徒。家系の教えから他人に干渉することを避けており、入間たちクラスメイトとの接点はあまりなく存在すらもあまり認知されていなかった。一方彼自身は、クラスメイトがこっそり行なっていることを知っていて、クラスメイトのことを良く見ていた模様。 本来は饒舌であるが目立ってはいけないという父の教えに従い、母から渡されたトランペットを吹いて感情を発散するうち、バビルス生徒からはその正体を知られぬまま「妖精(ピクシー)」と呼ばれるようになる。 王の教室に居続ける条件から彼の位階を上げる必要ができたため、音楽祭にて活躍して欲しいと言われるも家の関係上当初は断っていた。しかし、入間の説得を受けたことで出場を決め必死に特訓する。本人はそのことに満足感を得ていたものの、父から音楽祭に出るのをやめて家に帰るように言われたことで、音楽祭に出たい思いと家族のことで板挟みになり姿を消す。その後入間に自分の恥ずかしい秘密を暴露されると言う予想外の方法で慌てて姿を現し、今まで自分が思っていたことを全て入間にぶつける。音楽祭当日もどちらを選ぶか迷い続けていたが母の言葉に背中を押され、音楽祭を成功させた。その後父に電話で音楽も当主の座も両方諦めずに新しい当主になると宣言した。 目立たないことを信条としているが女子にモテることも望んでおり、カルエゴにモテるための秘訣を尋ねた他、他校女子とのサバト(合コン)に出席したアロケルを咎めるなど男女交際について敏感な一面を持つ。心臓破りではセイルとニックスとチームになる。本人は隠れてやり過ごそうとしていたが、チームの二人が巨大過ぎた上に、自身の魔術では他人までは隠せないことから何とかして隠そうとするも上手くいかず、自分では守れないことを謝罪をする。更にそこに追加の教師が纏めて来たことで追い詰められるものの、自分を慕ってくれる二人を隠すべく魔術が覚醒。兄に教えてもらった事を思い出して二人と共に隠れて一度はやり過ごすも、直後にアトリに気づかれてしまいリタイア。ショックを受けて酷く落ち込むも二人からは感謝された。 家系魔術は「認識阻害(にんしきそがい)」。姿と気配を消し去る。魔力量とイメージをコントロールする事で他者にも付与が可能であり、心臓破りの土壇場で覚醒した。
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問題児クラス(アブノーマルクラス)
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素行が悪く気性の荒い悪魔でも特に一際問題のある悪魔だけが集められたクラス。通常落ちこぼれ組扱いされるが、現在の問題児クラスは入間を中心としたクラスメイトの数々の活躍でエリートクラスへと変貌しつつある。音楽祭以降はプルソンの存在が知られてクラスメイトが13人認知される様になったため、一部の生徒からは「バビルスの13冠」と呼ばれている。
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