菩 薩とは? わかりやすく解説

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ぼ‐さつ【××薩】

読み方:ぼさつ

《(梵)bodhisattva音写菩提薩埵(ぼだいさった)」の略。悟り求める人の意》仏語

仏の位の次にあり、悟り求め衆生を救うために多く修行重ねる者。文殊(もんじゅ)・観音弥勒(みろく)・勢至(せいし)・普賢(ふげん)など。元来釈迦前生時代の称で、大乗仏教がおこると、将来仏になる者の意で用いられるようになった

昔、朝廷から高徳の僧に賜った称号。「行基(ぎょうき)—」

本地垂迹(ほんじすいじゃく)説により、日本の神につけた尊号。「八幡大—」


菩薩

読み方:ボサツ(bosatsu)

仏陀となるため修業するもの


菩薩

作者佐藤洋二郎

収載図書河口
出版社小学館
刊行年月1999.4
シリーズ名小学館文庫


菩薩

作者宇江佐真理

収載図書深川にゃんにゃん横丁
出版社新潮社
刊行年月2008.9


菩薩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 03:33 UTC 版)

菩薩(ぼさつ)とは、ボーディ・サットヴァ: बोधिसत्त्व, bodhisattva, : bodhisatta)の音写である菩提薩埵(ぼだいさった)の略であり[1][注釈 1]仏教において一般的には菩提(bodhi, 悟り)を求める衆生(薩埵, sattva)を意味する[1]。仏教では、声聞縁覚とともに声聞と縁覚に続く修行段階を指し示す名辞として用いられた[2][3]


注釈

  1. ^ 菩薩という漢語は、bodhisattvaの短縮された俗語形から音写されたと見なされている[1]
  2. ^ パーリ語仏典の『大猿本生物語』では、釈迦の前世のひとつは大猿であったとされている[4]
  3. ^ 大部の経典である『大般若波羅蜜多経』にも菩薩摩訶薩とは別に、僅かだが菩提薩埵の訳語が6箇所で見られる。

出典

  1. ^ a b c 中村元ほか(編)『岩波仏教辞典』(第二版)岩波書店、2002年10月、922頁。 
  2. ^ 縁覚 - 学研全訳古語辞典 (weblio古語辞典)。
  3. ^ 辟支仏 - 日外アソシエーツ 難読語辞典 (weblio辞書)。
  4. ^ 『パーリ仏教辞典』 村上真完, 及川真介著 (春秋社)1485頁。
  5. ^ Basham, A.L. (1981). The evolution of the concept of the bodhisattva. In: Leslie S Kawamura, The Bodhisattva doctrine in Buddhism, Published for the Canadian Corporation for Studies in Religion by Wilfred Laurier University Press, p.19
  6. ^ パーリ仏典, 長部14,大本経, Sri Lanka Tripitaka Project, "mahajanakāyo caturāsītipāṇasahassāni kesamassuṃ ohāretvā kāsāyāni vatthāni acchādetvā vipassiṃ bodhisattaṃ agārasmā anagāriyaṃ pabbajitaṃ anupabbajiṃsu" - (釈迦の出家を目にした)8万4千人の群衆は、髪と髭を剃り袈裟をまとい、出家したヴィパッシン菩薩を追従して出家した。
  7. ^ a b パーリ仏典, 中部聖求経, Sri Lanka Tripitaka Project
  8. ^ パーリ仏典, 中部苦蘊小経, Sri Lanka Tripitaka Project
  9. ^ a b "菩薩". 日本大百科全書(ニッポニカ) 加藤純章. コトバンクより2023年2月3日閲覧
  10. ^ 真野龍海 『万人看過の心経「菩提-薩埵」のニルクティ
  11. ^ 『大乗仏典 8巻 十地経』 荒牧典俊訳、中央公論社、1974年11月、7頁。
  12. ^ "八幡大菩薩". 精選版日本国語大辞典. コトバンクより2023年2月3日閲覧
  13. ^ 河音能平草創期神宮寺の神像について」『人文研究』第045巻第10号、大阪市立大学、938頁、ISSN 0491-3329 
  14. ^ 興正菩薩叡尊上人 - 真言律宗総本山 西大寺”. 真言律宗総本山 西大寺. 2023年2月3日閲覧。
  15. ^ 大覚大僧正妙實上人の活躍”. 京都 北野 法華寺. 2023年2月3日閲覧。
  16. ^ 神変大菩薩 | 一陽来福 創始の寺 放生寺 公式ホームページ”. 2023年2月3日閲覧。



菩薩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)

「仏像」記事における「菩薩」の解説

菩薩(ぼさつ)とは、成仏求め如来になろうとして修行を積む人の意味である。 一般的な姿は上半身に条帛(じょうはく)を纏って、下半身に裳を着け天衣(てんね)を両肩から垂れ下げている。髻を結い上げ宝冠頂き、また瓔珞ようらく)、耳璫(じとう)、腕釧(わんせん)、臂釧(ひせん)、足釧(そくせん)などの装飾品をしている。地蔵菩薩だけは頭を丸めて宝冠もつけず、僧の姿で表される如来のような印は結ばずそれぞれ持物(じもつ・じぶつ)を持っている弥勒菩薩除き多く立像として表される観音菩薩 観音菩薩は、宝冠化仏(けぶつ)を付けているのが特徴である。手に水瓶すいびょう)又は蓮華持っていることが多い。 そのうち通常の一面二臂(「臂」(ひ)は手の意)の観音像聖観音という。 これに対し密教影響の下に作られたのが、多面多臂の(顔や手の数が多い変化観音である。十一面観音は、頭上東西南北向いた10の面を有し、本面と合わせて11面となる。全ての方角見てあらゆる人を救済してくれることを意味する千手観音は、千本の手有しそれぞれの手に1眼があり、千の手と千の眼で人々救済してくれることを意味する。像としては、四十二手千手を表すことが多くそれぞれの手に持物有する十一面を有することが多い。馬頭観音は、忿怒表情をし、頭頂に馬の頭を有する不空羂索観音は、手に羂索けんじゃく、人の悩みとらえて救済するための縄)を持ち、三眼である(額に、縦に第3の目を持つ)。如意輪観音は、「如意宝珠」と「法輪」を持つ。左脚を折り曲げ右脚片膝にして両足裏を付けた輪王座という独特の座り方をしており、右肘をついて頬に手を当てている。六臂のものが多い。准胝観音は、インド仏母とされていたもの密教と共に日本来て観音となったものであり、三目十八臂のものが多い。 聖観音と以上の6体の変化観音併せて七観音という。 地蔵菩薩 地蔵菩薩は、釈迦如来入滅した後の六道世界において、弥勒菩薩如来となって現れるまでの間、全ての世界現れ人々を救う菩薩である。 普賢菩薩 普賢菩薩は、文殊菩薩とともに釈迦如来脇侍となるが、独尊でも信仰される。仏の行を象徴する菩薩である。法華経信じる者のところに6つの牙を持つ白象乗った普賢菩薩現れる信じられており、法華経女性往生できることを明言していることから、平安時代貴族女性の間で信仰集めた独尊場合は、白象の上乗っていることが多い。 文殊菩薩 文殊菩薩は、釈迦賢弟であり、実在人物であるとされる普賢菩薩とともに釈迦如来脇侍となるが、独尊でも信仰される。仏の智恵象徴し学業祈願信仰受けた。 青い獅子の上乗っていることが多く右手経巻きょうかん)、左手に剣を持っていることが多い。 弥勒菩薩 弥勒菩薩は、既に修行終えたものの、現在は兜率天とどまっており、釈迦の入滅から56億7千万年後の未来如来弥勒如来となって現れ全ての人々救済するとされている。 広隆寺弥勒菩薩のような弥勒菩薩半跏思惟像は、飛鳥時代・奈良時代多く作られた(広隆寺の像は渡来仏説日本国内製作説がある)。ただし半跏思惟像弥勒菩薩とは限らない平安時代になると、塔が弥勒菩薩象徴とされるようになり、結跏趺坐し、定印を結ぶ手に小塔を置くなどの像が作られた。

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菩薩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 14:57 UTC 版)

説出世部」の記事における「菩薩」の解説

説出世部の『マハーヴァストゥ』では仏教三つ乗り物から成るものとい考えについて述べられており、特に菩薩道や菩薩の階梯扱った教えを含む。『マハーヴァストゥ』から、大乗仏教の菩薩に必要となる十地から成る悟りへの階梯概念説出世部有していたことが知られる。この『マハーヴァストゥ』に記される十地大乗仏典の『十地経』にみられるそれと同様ののであるが、十段階の各位の名称が幾分異なる。

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菩薩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)

真言」の記事における「菩薩」の解説

諸尊真言サンスクリット語金剛波羅密菩薩 成身界供養会:オン・サトババジリ・ウン oṃ sattvavajri hūṃオーン サットヴァヴァジュリ フーン オーン薩埵金剛女よ。フーン三昧耶身界:バザラシリ・ウン vajraśri hūṃヴァジュラシュリ フーン 金剛吉祥女よ。フーン三昧耶身界:オン・バザラシリ・ウン vajraśri hūṃヴァジュラシュリ フーン 金剛吉祥女よ。フーン金剛薩埵 オン・バザラサトバ・アク oṃ vajra-sattva āḥオーン ヴァジュラサットヴァ アーハ オーン金剛薩埵よ。アーハ。 オン・サンマヤ・サトバン oṃ samayas tvaオーン サマヤス トヴァン オーン。汝は三昧耶なり 供養会:オン・サラバタタギャタ・サラバタマ・ニリヤタノウ・ホジャソハランダ・キャラマ・バジリ・アク oṃ sarvatathāgata sarvātmani ryātanapūjāspharaṇa karma vajri āḥオーン サルヴァタターガタ サルヴァートマニ リヤータナプージャ―スパラニャ カルマ バジュリ アーハ オーン一切如来全身全霊捧げる広大な供養をする金剛女よ。アーハ。 四印界オン・キリダヤマニシタニ・サラバタタギャタナン・シジヤタン oṃ hṛdayamanīṣitāni sarvatathāgatana-ṃ sidhyantāmオーン フリダヤマニーシターニ サルヴァタターガターナーン スィッディヤンターン オーン一切如来心から願望成就せんことを。 ノウマク・サマンダ・ボダナン・センダマカロシャダ・ウン namaḥ samanta-buddhānāṃ caṇḍamahāroṣaṇa hūṃナマハ サマンタ ブッダーナーン チャンダマハーローシャナ フーン 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。暴悪な大忿怒なる者よ。フーン。 ノウマク・サマンダ・バザラダン・バザラモコ・カン namaḥ samanta-vajrānāṃ vajrātmako 'haナマハ サマンタ ヴァジュラーナーン バジュラートーマコー ハン あまねき諸金剛尊に帰命たてまつる。我は、金剛の我性を有す者なり。 オン・サラバ・タタギャタ・サラバタマ・ニリヤタンノウ・ホジャ・ソハランダ・キャラマ・バジリ・アク oṃ sarva-tathāgata-sarva-ātma-niryātana-pūja-spharaṇa-karma-vajri āḥオーン サルヴァタターガタ サルヴァートマ ニリヤータナプージャ スパラナカルマ ヴァジュリ アーハ オーン一切如来一切己が身を奉献する供養をもって覆する業の金剛ある者よ。アーハ弥勒菩薩慈氏菩薩) オン・マイタレイヤ・ソワカ oṃ maitreya svāhāオーン マイトレーヤ スヴァーハー オーン慈愛なる者よ。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダボダナン・マカユギャ・ユギニユゲイジンバリ・カンジャリケイ・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ mahā-yaga yoginiyoge-śvari khāñjalike svāhāナマハ サマンタブッダーナーン マハーヤガ ヨーギニヨーゲーッスヴァリ カーンジャリケー スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。偉大な瑜伽行者よ。瑜伽自在者よ。虚心合掌する者よ。スヴァーハー。 中呪:ノウマク・サマンダ・ボダナン・アジタジャヤ・サラバ・サトバ・シャヤドギャタ・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ ajitaṃjaya sarva-sattva-āśaya-anugata svāhāナマハ サマンタブッダーナーン アジタンジャヤ サルヴァサットヴァーシャヤーヌガタ スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。未降伏者を降伏する者よ。一切有情の意楽に随順する者よ。スヴァーハー。 大呪(弥勒菩薩根本陀羅尼)ナウボウ・アラタンナウ・トラヤヤ・ノウマク・アリヤバロキテイジンバラヤ・ボウジサトバヤ・マカサトバヤ・マカキャロニキャヤ・タニャタ・オン・マイタレイ・マイタレイ・マイタラ・マナウセン・マイタラ・サンバンベイ・マイタロ・ドバンベイ・マカサンマヤ・ソワカ namo ratna-trayāya, nama āryāvalokiteśvarāya bodhi-sattvāya mahāsatvāya mahākāruikāya tad-yathā, oṃ, maitre maitre maitra-manasi maitra-sambhave maitra-udbhave mahāsamaye svāhāナモー ラトナトラヤーヤ ナマ アーリヤーヴァローキテーッシュヴァラ ボーディサットヴァーヤ マハーサットヴァーヤ マハーカールニカーヤ タディヤター オーン マイトレー マイトレー マイトラマナスィ マイトラサンバヴェー マイトラウドバヴェー マハーサマイェー スヴァーハー 帰命たてまつる三宝に。帰命たてまつる。聖観自在菩薩に。摩訶薩大悲尊に。即ち曰くオーン慈愛に。慈愛に。慈愛の意に。慈愛より生ずる尊に。慈愛によって発生せられた大三昧耶に。スヴァーハー文殊菩薩 ノウマク・サマンダボダナン・マン・ケイケイ・クマラ・ビモキチ・ハッタ・シッタイタ・サマラ・サマラ・ハラチネン・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ maṃ he he kumāraka vimukti-patha-sthita smara smara pratijñāṃ svāhāナマハ サマンタブッダーナーン マン ヘー ヘー クマーラカ ヴィムックティ パッタ スティッタ スマラ スマラ プラティジュナーン スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。マン。おお童子よ。解脱道に住するものよ。憶念せよ。憶念せよ。本願を。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダボダナン・ア・ベイダビデイ・ソワカ namaḥ samanta-buddha-na-ṃ ā vedavide svāhāナマハ サマンタブッダーナーン アー ヴェーダヴィデー スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。アー知識ある者よ。スヴァーハー。 オン・ドギャ・シナ・ダン om duḥkha ccheda dhamオーン ドゥッカ チェーダ ダン オーン。苦を断除する者よ。ダン心呪五字真言):オン・アラハシャノウ oṃ a ra pa ca naオーン ア ラチャオーン。ア。ラ。パ。チャ。ナ。 勢至菩薩 オン・サン・ザン・ザン・サク・ソワカ oṃ sajajasasvāhāオーン サン ジャン ジャン サハ スヴァーハー オーンサンジャンジャンサハスヴァーハー普賢菩薩 オン・サンマヤ・サトバン oṃ samayas tvaオーン サマヤス トヴァン オーン。汝は三昧耶なり ノウマク・サマンダ・ボダナン・アン・アク・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ aṃ aḥ svāhāナマハ サマンタブッダーナーン アン アハ スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。アンアハスヴァーハー。 ノウマク・サマンダ・ボダナン・サマンタドギャタ・ベイラジャ・ダルマ・ネジャタ・マカ・マカ・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ samatā-anugata viraja-dharma-nirjāta-mahā mahā svāhāナマハ サマンタブッダーナーン サマターヌガタ ヴィラジャ ダルマ ニルジャータ マハー マハー スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。平等性に随至する者よ。無垢の法より生じた大中大なる者よ。スヴァーハー。 オン・サンマンタバダラヤ・アク oṃ samantabhadrāya aオーン サマンタバドラーヤ アーハ オーンあまねく賢き者に。アハスヴァーハー普賢延命菩薩 オン・バサラ・ユセイ・ソワカ oṃ vajrāyue svāhāオーン ヴァジュラユセー スヴァーハー オーン金剛寿命尊よ。スヴァーハー般若菩薩 オン・ヂク・シリ・シュロダ・ビジャエイ・ソワカ oṃ dhīḥ śrī-śrūta-vijaye svāhāオーン ディーヒ シュリーシュルータヴィジャイェー スヴァーハー 帰命たてまつる。ディーヒ。吉祥名声獲得せる者よ。スヴァーハー地蔵菩薩 オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ oṃ ha ha ha vismaye svāhāオーン ハ ハ ハ ヴィスマイェー スヴァーハー 帰命たてまつる。ハ、ハ、ハ。希有なる者よ。スヴァーハー勝軍地蔵真言:ノウマク・サマンダ・ボダナン・カカカ・ソタド・ソワカ Namaḥ samanta buddhānāṃ Ha ha ha sutanu svāhāナマハ サマンタブッダーナーン ハ ハ ハ スタヌ スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。ハ、ハ、ハ。妙身ある者よ。スヴァーハー虚空蔵菩薩 三昧耶真言:オン・バザラ・アラタンナウ・ウン oṃ vajra ratna hūṃ オーン ヴァジュラ ラトナ フーン オーン金剛宝よ。フーン。 ノウボウ・アキャシャキャラバヤ・オン・アリキャ・マリ・ボリ・ソワカ namo ākāśa-garbhāya oṃ alika māli muli svāhāナモー アーカーシャガルバーヤ オーン アリカ マーリ ムリ スヴァーハー 帰命たてまつる虚空蔵尊よ。オーン怨敵打ち滅ぼす者よ。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダ・ボダナン・アキャシャ・サンマンダドギャタ・ビシッタラン・バラダラ・ソワカ namaḥ samantabuddhānāṃ ākāśasamanta-nugata vicitrāmbara dhara svāhāナマハ サマンタブッダーナーン アーカーシャサマンタヌガタ ヴィチットラーンバラ ダラ スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。虚空同等なる者よ。色とりどりの衣を纏いし者よ。スヴァーハー。 オン・ギャギャナウ・ゲンジャヤ・ア・ソワカ oṃ gaganagaṅ jāya ā svāhā オーン ガガナガンジャーヤ アー スヴァーハー オーン虚空蔵に。アースヴァーハー。 オン・ギャギャネイ・ギャギャナロシャネイ・ウン oṃ gagane gaganalocane hūṃ オーン ガガネー ガガナローチャネー フーン オーン虚空に。虚空眼に。フーン延命菩薩 オン・トン・バザラ・ユク oṃ ṭuṃ vajra yuオーン トゥン ヴァジュラ ユフ オーン調伏金剛尊よ。ユフ大随求菩薩 一切如来随心真言:オン・バラ・バラ・サンバラ・サンバラ・インドリヤビジュダネ・ウン・ウン・ロロ・サレイ・ソワカ oṃ bhara bhara sambhara sambhara indriya-viśuddhane hūṃ hūṃ ruru cale svāhāオーン バラ バラ サンバラ サンバラ インドリヤヴィシュッダネー フーン フーン ルル チャレー スヴァーハー オーン済度したまえ。済度したまえ。広く済度したまえ。広く済度したまえ。六根浄化尊よ。浄めたまえ。浄めたまえ。破砕したまえ遊行尊よ。スヴァーハー一切如来心中真言オン・サラバタターギャタボリテイ・ハラバラビギャタ・バエイ・シャマヤソバメイ・バギャバチ・サラバハンベイ・ビャク・ソバサチラバンバト・ボニボニ・ビボニ・シャレイ・シャラネイ・バヤビギャテイ・バヤカラネイ・ボウヂボウヂ・ボウダヤボウダヤ・ボウヂリボウヂリ・サラバタターギャタ・キリダイヤ・ジュシッタイ・ソワカ oṃ sarva-tathāgata-mūrtte pravara-vigata-bhaye śamaya-sva-me bhagavati sarva-pāpe bhyaḥ svastir-bhavatu muni-muni vimuni-(vimuni) cari-calane (bhagavate) bhaya-vigate bhaya-haraṇi bodhi-bodhi bodhaya-bodhaya buddhili-buddhili sarva-tathāgata-hṛdaya-juṣṭe svāhāオーン サルヴァタターガタムールテー プラバラビガタバイェー シャマーヤスヴァ メー バガヴァティ サルヴァパーペーッビャハ スヴァスティル バヴァトゥ ムニ ムニ ヴィムニ チャレー チャラネー ヴァヤヴィガテー バヤハーラネー ボーディ ボーダヤ ボーダヤ ブッディリ ブッディリ サルヴァタターガタフリダイヤ ジュステー スヴァーハー悪趣菩薩 ノウマク・サマンダ・ボダナン・ドバンシャナン・アビュダラ・ニサトバダトン・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ dhvaṃsa naṃ abhyuddhara niḥsattvadhātusvāhāナマハ サマンタブッダーナーン ドヴァンサ ナン アッビュッダラ ニヒサットヴァダートゥン スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。除去しため。ナン悪趣界を救いたまえ。スヴァーハー馬鳴菩薩 オン・バザラ・シャキャラ・ウン・ジャク・ウン・バン・コク oṃ vajra-cakra hūṃ jaḥ hūṃ vahoオーン ヴァジュラチャックラ フーン ジャハ フーン ヴァン ホーホ オーン金剛輪尊よ。フーン。ジャハ。フーンヴァンホーホ日光菩薩 オン・ソリヤハラバヤ・ソワカ oṃ sūryaprabhaya svāhāオーン スーリヤップラバヤ スヴァーハー オーン太陽様に輝ける者よ。スヴァーハー。 オン・ロホウニュタ・ソワカ oṃ rūpoddyota svāhāオーン ルーポッデョータ スヴァーハー オーン。姿輝ける者よ。スヴァーハー月光菩薩 オン・センダラ・ハラバヤ・ソワカ oṃ candraprabhaya svāhāオーン チャンドラップラバヤ スヴァーハー オーン。月の様に輝ける者よ。スヴァーハー多羅菩薩 ノウマク・サマンダ・ボダナン・キャロダオンバベイ・タレイ・タリニ・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ karuṇa-udbhave tāre tārii svāhāナマハ サマンタブッダーナーン カルノードバヴェー ターレー ターリニ スヴァーハー 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。悲愍より生じたる救母よ。救度する者よ。スヴァーハー

※この「菩薩」の解説は、「真言」の解説の一部です。
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菩薩(ぼさつ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/23 03:33 UTC 版)

ジヴァートマ」の記事における「菩薩(ぼさつ)」の解説

MIA』にて使用足払い攻撃する

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菩薩

出典:『Wiktionary』 (2021/06/29 10:18 UTC 版)

この単語漢字

人名
さつ
人名
慣用音 漢音

語源

サンスクリットボーディーサットヴァ(बोधिसत्त्व, bodhisattva;bodhi覚り悟り」+sattva「生者」)を音写したしたもの新訳経典では菩提薩埵用いられている。

発音

名詞

菩薩 (ぼさつ)

  1. 仏教において、如来仏陀)に次ぐ存在
    1. 成仏求め修行する存在弥勒菩薩等。
    2. 仏陀補助し衆生救い利益与え存在観世音菩薩観音)、文殊菩薩地蔵菩薩
    3. 初期大乗仏教における、特にインド学僧尊称龍樹菩薩世親菩薩等。
  2. 日本において、朝廷高僧与えた
  3. 日本における神の尊号八幡大菩薩

翻訳

成語


「 菩薩」の例文・使い方・用例・文例

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