大般若波羅蜜多経とは? わかりやすく解説

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大般若波羅蜜多経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/02 06:38 UTC 版)

大般若波羅蜜多経』(だいはんにゃはらみったきょう)とは、代に玄奘大乗仏教の基礎的教義が書かれている長短様々な「般若経典」を集大成した経典。通称は『大般若経』(だいはんにゃきょう)で、『般若経』(はんにゃぎょう)と略称することもある。全16部(会)600巻に及ぶ膨大な経典群である。大正蔵220。


  1. ^ 以下年次は、駒澤大学 仏教学部仏教学科 教授 吉村誠『玄奘の年次問題について』駒澤大学佛教学部論集 46 183-205, 2015-10 pdf 【付録】玄奘三蔵略年譜 による。
  2. ^ 高宗の時、705年に興福寺と改めた。
  3. ^ 中村元紀野一義訳註『般若心経・金剛般若経』1960年岩波文庫 ISBN‎ 978-4003330319 、p.162 『般若心経』解題
  4. ^ 「何以故。舍利弗。色不異空空不異色。色即是空空即是色。受想行識亦如是。舍利弗。是諸法空相。不生不滅。不垢不淨不増不減。是空法非過去非未來非現在。是故空中無色無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界乃至無意識界。亦無無明亦無無明盡。乃至亦無老死亦無老死盡。無苦集滅道。亦無智亦無得。――」(SAT版大正大蔵経テキスト T0223_.08.0223a13 - a20)
  5. ^ 開元釈教録 卷第八に「般若波羅蜜多心經一卷見内典録第二出與摩訶般若大明呪經等同本貞觀二十三年五月二十四日於終南山翠微宮譯沙門知仁筆受」とある。(T2154_.55.0555c03-04)
  6. ^ 戸崎宏正(1930-2022)によるサンスクリットからの現代語訳(1973年)がある。
  7. ^ a b c 五来重『庶民信仰と日本文化』 <五来重著作集>第9巻 法蔵館 2009年 ISBN 978-4-8318-3415-7 pp.407-411.
  8. ^ ウィキソースには、転読大般若経中唱文の原文があります。


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