妙覚とは? わかりやすく解説

みょう‐かく〔メウ‐〕【妙覚】

読み方:みょうかく

《「みょうがく」とも》仏語

真の悟り。仏の無上悟り

菩薩(ぼさつ)の修行最後の位。菩薩五十二位四十二地の最上の位。


みょうかく 【妙覚】


妙覚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 02:42 UTC 版)

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妙覚(みょうかく)とは、

1. 真の悟り[1]、微妙(みみょう)・深遠な悟りのこと[2]。また、仏の無上の悟りのこと[1]

2. 菩薩五十二位・四十二地の最上位で、菩薩が修行して到達する最後の階位のこと[1]。妙覚の位に達した菩薩は、煩悩を断じ尽くし、智慧を完成させるとされる[2]。天台教義の六即と対応させると、別教の菩薩五十二位の最高位である「妙覚」は、円教の「究竟即」に相当する[3]。一つ前の等覚の位にいる菩薩が、さらに一品(いっぽん)の無明を断じて[要出典]この妙覚位に入る。しばしば、の位と同一視される[2]

脚注

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  1. ^ a b c デジタル大辞泉「妙覚」 - goo辞書
  2. ^ a b c 『岩波仏教辞典』第二版、P.970「妙覚」。
  3. ^ 『岩波仏教辞典』第二版、P.1071「六即」。

参考文献

  • 中村 元ほか編『岩波仏教辞典』岩波書店、2002年、第二版。ISBN 4-00-080205-4

妙覚(みょうかく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 12:41 UTC 版)

菩薩」の記事における「妙覚(みょうかく)」の解説

菩薩修行階位である52位の最後の位で、等覚位の菩薩が、さらに一品いっぽん)の無明断じてこの位に入る。なお一切煩悩断じ尽くした位で、仏・如来同一視される

※この「妙覚(みょうかく)」の解説は、「菩薩」の解説の一部です。
「妙覚(みょうかく)」を含む「菩薩」の記事については、「菩薩」の概要を参照ください。

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