地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 12:50 UTC 版)
県北部の徳島平野と県南部阿南市のある那賀川平野を除いては全体的に山地の多い地形で、特に徳島平野以南に峙える四国山地は西日本でも有数の険しい山岳地帯となっている。この山々は昔から現在に至るまで四国内の物流や交流の大きな障害となって来た。その一方で、山間部からは吉野川、勝浦川、那賀川など、水量の豊富な河川が多数流れ出しており、豊かな水資源をもたらしてくれている。河川が少なく水不足に陥りやすい隣の香川県とは対照的であるが、逆に治水に長年悩まされている。また那賀川下流域ではほぼ毎夏、工業用水などの渇水が深刻化している。なお徳島県内で最長の河川は吉野川(徳島県側延長109km※)ではなく那賀川(延長125km)である(※総延長194kmから高知県側85km を引き算出)。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 04:05 UTC 版)
北部は日本海(響灘・玄界灘)、東部は瀬戸内海(周防灘)、筑後地方は有明海に面している。県の中心部を筑紫山地が連なっており、筑後川・矢部川・遠賀川流域、宗像地域、京築地域では平野が広がっており水田地帯が多い。福岡市、北九州市と2つの政令指定都市を抱えており、北九州・福岡大都市圏の人口は首都圏、近畿圏、中京圏に次ぐ規模である。 玄界灘の壱岐や対馬をはさんで大韓民国があり、同国南部の主要都市である釜山までは福岡市から直線距離で200km程度である。また、中国の上海市までは同様に850km程度といずれも東京より近い。これらの事例のように、近隣諸国の主要都市がおおむね1,000km圏内に存在するため、博多港、福岡空港、北九州港、北九州空港などから韓国や中国、台湾などのほか東南アジアの主要都市への航路が多く設定され、これらの地域からの観光客が増加傾向にある。古来から朝鮮半島のある大陸との玄関口となっている福岡市は世界においても影響力を持つ都市として「世界の都市総合力ランキング」などでも評価されている。 節内の全座標を示した地図 - OSM節内の全座標を出力 - KML 表示 福岡県の東西南北それぞれの端と、都道府県界の未確定部分に仮の境界線を入れて求めた重心は以下の位置である。北端は沖ノ島の割鼻、南端は三池港のKMアルミニウムの工場、東端は国道10号と国道212号の交差点の南東付近、西端は烏帽子島。また統計局の平成22年国勢調査によると、人口重心は飯塚市の内住にある。 重心北緯33度31分33秒 東経130度39分57秒 / 北緯33.52583度 東経130.66583度 / 33.52583; 130.66583 (福岡県重心) 北端北緯34度15分00秒 東経130度06分43秒 / 北緯34.25000度 東経130.11194度 / 34.25000; 130.11194 (福岡県最北端)↑ 人口重心北緯33度35分51.5秒 東経130度34分32.4秒 / 北緯33.597639度 東経130.575667度 / 33.597639; 130.575667 (福岡県人口重心) 西端北緯33度41分23秒 東経129度58分54秒 / 北緯33.68972度 東経129.98167度 / 33.68972; 129.98167 (福岡県最西端)← 福岡県庁舎所在地北緯33度36分23秒 東経130度25分05秒 / 北緯33.60639度 東経130.41806度 / 33.60639; 130.41806 (福岡県庁) 東端→北緯33度33分29秒 東経131度11分25秒 / 北緯33.55806度 東経131.19028度 / 33.55806; 131.19028 (福岡県最東端) ↓南端北緯33度00分02秒 東経130度23分48秒 / 北緯33.00056度 東経130.39667度 / 33.00056; 130.39667 (福岡県最南端) ※離島部を除く最北端は北緯33度57分(北九州市門司区太刀浦海岸)
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 03:46 UTC 版)
県域のほとんどは旧美濃国と旧飛騨国とで構成される。近年には長野県から旧神坂村・旧山口村を越境編入して県域が変更された。国の境目だった一部村落の分離などの境界変更で一部に旧越前国、旧信濃国、旧尾張国、旧伊勢国だった地域も含まれている。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 01:46 UTC 版)
主に本土と呼ばれる九州島の部分(薩摩・大隅地方)と離島と呼ばれる薩南諸島(種子島・屋久島地方と奄美地方)に分かれる。天気予報の予報区分では鹿児島地方気象台が薩摩・大隅・種子島・屋久島地方、名瀬測候所が奄美地方、に分かれている。 本土は、霧島山を除けば大部分はシラス台地の地質からなっており、水はけがよく非常に脆い。また、低地や平野が極端に少ないために、県内のほとんどの市町は周囲が山に囲まれている。それ故に各市町は本土の各地に点々と散らばっている。 島数は605個あり、薩南諸島は種子島、屋久島を含む大隅諸島、トカラ列島、奄美群島からなる。最北端は獅子島、最南端は与論島で、また有人島最大は奄美大島、有人島最小は新島である。 南北の距離は600km、海岸線は2,722kmに及ぶ。本土・島嶼部を合わせた県域全体の面積は 9,187 km2 であり、全国の都道府県中10位、西日本では最大。 古くから活火山として知られる桜島をはじめ、噴火活動の頻度の高い火山が多くある。温泉の数も多く、泉源数は約2,730で、大分県に次いで全国2位で、県内の入浴施設のほとんどが温泉である。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 00:22 UTC 版)
高知県は東西に長い四国の南部、太平洋から四国山地の尾根までの範囲で「海の国」としてのイメージが強いが、高知市から香南市・香美市土佐山田町南部に至る高知平野、香長平野と南西部の四万十市周辺がやや広い平野となっているほかは、そのほとんどが海の近くまで山が迫る典型的な山国である。 山地率は89 %と全国一位で、全国平均の66 %と比べてもその険しさがよく分かる。最高峰は三嶺で(山頂が高知県単独の場合は手箱山)、地質的には四万十帯と呼ばれる堆積岩が多い地域でもあり、土砂災害がきわめて多い。その一方で県西部を流れる四万十川、石鎚山から土佐湾に南下する仁淀川、県北部から徳島県へと流れる吉野川など水量豊富な河川が多くあり、近年はカヌーでの川下りをする人が増えてきている。 水不足に悩まされることはほとんどないが、治水は古くからの課題となっており江戸時代初期の土佐藩奉行野中兼山による大規模な河川改修は県下主要河川のほとんどで実施されてきた。現在は全国有数の治水能力を有し、降雨量が多いにも関わらず、全国的に見ると水害が少ない県でもある。 高知県沖の太平洋を黒潮が流れており、冬の朝などは海面から湯気が立っているのが見える。気候は黒潮の影響を受けて冬でも温暖であり、台風の襲来も多く、1951年(昭和26年)以降の台風上陸数は鹿児島県に次いで2番目に多い県である。特に「室戸台風」では、室戸岬上陸時の中心気圧が911.6hPaであり、日本本土に上陸した台風のなかで観測史上最も上陸時の中心気圧が低い台風だった。台風の正式な統計は1951年(昭和26年)から開始されたため、この記録は参考記録扱いとされているが、これは同緯度の台風における中心気圧の最低記録として、いまだに破られていない。太平洋に突き出た足摺岬、室戸岬は強風でも知られる。 台風の上陸数 (都道府県別)順位都道府県上陸数1 鹿児島県 42 2 高知県 26 3 和歌山県 24 4 静岡県 21 5 長崎県 17 6 宮崎県 14 7 愛知県 12 8 千葉県 9 9 熊本県 8 10 徳島県 7 県南西部の山間は大きく開発されることが無く、豊かな山林とダムの無い大きな川が残されている。四万十川は最後の清流として有名である。1980年代後半には四万十川河川敷に小規模なコミューター空港、2000年初頭に宿毛市と愛媛県愛南町(旧一本松町)の県境にまたがる2000m級の空港(仮称:高知西南空港)を建設する計画が浮上したがいずれも頓挫している。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 00:10 UTC 版)
周囲を山脈・山地が取り囲み、中央部に琵琶湖と近江盆地が広がる。面積は全国で10番目に狭い。面積の半分以上は山地、およそ6分の1は琵琶湖が占めており、可住地面積は大阪府よりも狭い。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 03:46 UTC 版)
香川県は四国の北東部に位置し、北部には瀬戸内海に面して讃岐平野が広がる。南部は山がちで、讃岐山脈が連なる。最高峰は竜王山で1059.9mあるが、丘陵部は500 - 800mで各地峠越えに行き来が行われた。 多島海である瀬戸内海には小豆島をはじめ、塩飽諸島や直島諸島など約110余りの島々が存在する。 川が少なく、またどれも33 - 38kmぐらいで短いため、昔から渇水対策に手を焼いてきた。このため、道守朝臣(みちのかみあそん)が造り、空海が修築したことで知られる満濃池をはじめとするため池が県内に14,000余あり、国内有数の数である。 行政区分:日本、四国地方 川と平野:湊川と鴨部川の大川平野、新川・春日川と香東川の高松平野、綾川と大東川の坂出平野、土器川と金倉川の丸亀平野、高瀬川と財田川の三豊平野、他に詰田川、御坊川がある ため池:満濃池は日本最大規模 用水:香川用水
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 02:15 UTC 版)
八溝山地と久慈川(大子町) 霞ヶ浦と筑波連山(行方市) 大洗海岸・神磯鳥居(大洗町) 地方区分としては、関東地方、首都圏、北関東、東関東、東京圏などに分類される。東は太平洋となっており、北は福島県(東北地方)、西は栃木県および埼玉県、南は千葉県と接する。 県の面積は全国24位だが、関東平野を含む平地に富むことから、可住地面積では全国4位となる。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 14:00 UTC 版)
日本、近畿地方 隣接都道府県:大阪府 - 奈良県 - 三重県 - 兵庫県 - 徳島県 総面積は4726km2、このうち山地が3832km2で、総面積の約81%を占める。 紀伊山地は、中央に大峰山脈が南北には連なり、奈良県との県境を紀和山脈(陣ヶ峰:1106m、護摩壇山:1372m、安堵山:1184m)を経て果無山脈に続き、それから分かれて竜門・長峰・白馬・虎が峰などの山脈が北から南へ並行し、さらのその南に大塔山 (1122m) を中心とする山塊が半島の南端近くまで迫っている。 JR西日本の紀勢本線(きのくに線)が海岸沿いを走り、和歌山線が紀の川沿いを東西に走る。紀勢本線にほぼ併走する形で、国道42号が紀伊半島を取り囲んでいる。 東牟婁郡北山村の全域と新宮市のうち熊野川町玉置口・熊野川町嶋津が飛地で、三重県と奈良県にはさまれた場所にある。 潮岬は本州の最南端に位置し、太平洋から瀬戸内海へと続く海に面する。中央構造線と並行する紀の川沿いの中規模な平野を除きそのほとんどが山であり、道路・鉄道は海岸線に沿って走る部分が多い。 中部南部は奈良県、三重県へと繋がる山塊にあり、内陸に向けて標高は高くなる。 大きい河川は紀の川が平野を流れる以外、有田川、日高川、富田川、日置川、古座川、熊野川のいずれもが山間を非常に蛇行して流れ、険しいV字谷を形成する。地形は南の方がより急峻になっている。 よく発達した照葉樹林に覆われ、崖地ですら森林が発達する。しかしその多くは伐採されて、人工林になっている。それでも人家周辺の二次林的なシイ林なども含めれば、自然林が残っている地域である。近年では、山林でシカ、農村部でアライグマなどの食害が目立ち始めている。 海は特に南部では黒潮の影響が強く、串本付近ではサンゴ礁に近い状況の地域がある。また、チョウチョウウオのような熱帯に棲む魚も、南部沿岸部では釣れることがある。詳細については紀伊半島を参照のこと。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:18 UTC 版)
宮崎県は九州の東南端を占め、東経130度42分から131度53分、北緯31度21分から32度50分の間に位置する。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 14:34 UTC 版)
九州本島の中央部に位置し、福岡、大分、宮崎、鹿児島の各県と境を接する。海上で有明海を隔て長崎県とも接する。東部の阿蘇地方に日本第2位(阿蘇カルデラを、最大級と表現するのはこの為)の阿蘇カルデラを持つ阿蘇山や九州山地の山々が聳え、西部は熊本平野が有明海に、八代平野および芦北地方のリアス式海岸が不知火海に面する。その間に宇土半島が突き出し天草諸島に続いている。中心都市である熊本市は、市域の70万人超の人口を支える水道水が全て地下水でまかなわれている世界でも稀有な都市である。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 03:21 UTC 版)
三重県は南北の長さは約170km、東西の幅は80kmと、細長い形をしている。伊勢平野をはじめとする平野部から、鈴鹿山脈などの山脈、青山高原などの高地、盆地、低地など様々な地形を有する。北側の愛知県や岐阜県、南側の和歌山県など、6府県と隣接する。伊勢湾から松阪市飯高町にかけて中央構造線が通っており、飯高町月出では大規模な露頭が見つかっている。2002年に「月出の中央構造線」として国の天然記念物に指定された。2007年には長野県大鹿村とともに日本の地質百選「中央構造線(月出)」に選定された。 東 - 伊勢平野が広がっており、東側には伊勢湾と熊野灘が開けている。 西 - 鈴鹿山脈・信楽山地・台高山脈および紀伊山地を隔てて、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県と接する。但し奈良県との県境は険しい山々に阻まれ直接往来ができない自治体が多い(松阪市→川上村、紀北町→上北山村、熊野市→十津川村など)。また、京都府との県境は僅か3km程度であり、県境部は関西本線や国道163号が通っているが、往来はあまり便利ではない。布引山地の西側には上野盆地が広がる。 南 - 熊野川を境に、和歌山県と接している。 北 - 養老山地と木曽三川を境に、岐阜県や愛知県と接している。
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地理・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 08:42 UTC 版)
山地の占める割合が大きく、西部には九重連山、南部には祖母山・傾山がそびえる。このうち九重連山の中岳は九州本土の最高峰である。平野部は北部の中津平野、中部の大分平野、南部の佐伯平野など限られた地域に分布している。海岸部は、北部から西部で瀬戸内海(西部は周防灘(豊前海)と呼ばれる)に面する。中部では豊後水道を挟んで四国地方に接しており、その最狭部の豊予海峡の幅は10キロメートルほどである。南部の日豊海岸にはリアス式海岸が発達しており、日豊海岸国定公園に指定された景観が楽しめる。 江戸時代に編纂された『豊後国志』1803年)は最初の総合的地誌として名高い。
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