青山高原とは? わかりやすく解説

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あおやま‐こうげん〔あをやまカウゲン〕【青山高原】


青山高原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/30 22:44 UTC 版)

青山高原
地図
頂上付近から伊賀盆地を望む

青山高原(あおやまこうげん)は、布引山地の一部で三重県伊賀市東部から三重県津市西部にかけて広がる高原。標高は高いところで800m程度である[1]。2020年(令和2年)の観光入込客数は244,800人[2]

概要

室生赤目青山国定公園の東部に位置し、布引山地の主峰笠取山から南北約10kmにわたって広がる。高原からは伊勢湾を見渡すことが出来る[3]

一帯には青山高原保健休養地が整備されており、キャンプ場(青山高原保健休養地キャンプ場)があるほか、アクティビティとしてバーベキューハウス、公園、プール、テニスコートなどがある[3]ハイキングのみならずドライブツーリングに最適であり、また四季折々の草木冬期樹氷など、四季の移ろいを年中楽しめる高原である。

青山高原は若狭湾から琵琶湖をとおり伊勢湾まで抜ける風の通り道になっており、年間平均風速約7m/sの安定した風を得られる環境にある[1]。それを利用して高原全体に風車(風力発電機)が91基建設されている。内訳は新青山高原風力発電所40基/80,000kW 及び青山高原風力発電所20基/15,000kW [4]ウインドパーク久居榊原2基/3,000kW、ウインドパーク美里8基/16,000kW、ウインドパーク笠取19基/38,000kWであり、合計最大出力は152,000kWで風力発電施設としては日本最大規模を誇る[5]

アクセス

鉄道

※ なお、高原南部の施設「メナード青山リゾート」の東方(津市側)直線約2.8kmの地点にJR名松線伊勢鎌倉駅があるが最短距離での道はなく、こちらからくる場合は桜峠を迂回しなければならない。(メナード青山リゾートへのアクセス)

脚注

出典

  1. ^ a b 江本 邦夫「新青山高原風力発電所の建設」『風力エネルギー』第41巻第1号、一般社団法人日本風力エネルギー学会、2017年、48-51頁。 
  2. ^ 観光レクリエーション入込客数推計書 観光客実態調査報告書 全国観光統計基準採用 令和2年”. 三重県. p. 19(推計書P13). 2024年12月30日閲覧。
  3. ^ a b 施設のご案内”. 青山高原保健休養地. 2024年12月30日閲覧。
  4. ^ 風力発電施設”. 株式会社 青山高原ウインドファーム. 2024年12月30日閲覧。
  5. ^ 風力発電”. 株式会社シーテック. 2024年12月30日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯34度42分47.21秒 東経136度24分0.25秒



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