気球
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成層圏飛行
アメリカのベンチャー企業ワールドビュー社は、6人乗りゴンドラを高度30kmの成層圏まで上昇させる気球を開発し、早ければ2019年にツアーを開始するため準備を進めている。高度100km(カーマン・ライン)以下であるため厳密には宇宙旅行ではないが、宇宙飛行士が見るのと近い地球を眺めることができる[26]。
気球メーカー
気球のイベント
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
佐賀県で毎年10月下旬から11月上旬にかけての1週間に開催されるアジア最大級の気球のイベント。
バルーンイリュージョン
ツインリンクもてぎで毎年11月に開催される。
気球に関する作品
小説
- 『気球に乗って五週間』ジュール・ヴェルヌ著
- 『ハンス・プファアルの無類の冒険』エドガー・アラン・ポオ著
児童文学
- 『おはなしは気球にのって』ラインハルト・ユング著
- 『気球に乗った少年』那須正幹著
絵画
- 『気球 (絵画)』シニェイ・メルシェ・パール作
楽曲
- 『気球に乗って』歌:THE BOOM、作詞・作曲:宮沢和史
- 『気球にのってどこまでも』作詞:東龍男、作曲:平吉毅州
アニメ
- 『太陽の牙ダグラム』(気球を付けて打ち上げられる、通信中継用ゾンデが登場する)
- 『カールじいさんの空飛ぶ家』(気球とは何なのかが問われる作品)
ゲーム
映画
- 『気球クラブ、その後』監督・脚本:園子温/出演:永作博美、深水元基、長谷川朝晴、川村ゆきえ
- 『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』監督:トム・ハーパー/脚本:ジャック・ソーン/出演:フェリシティ・ジョーンズ、エディ・レッドメイン、フィービー・フォックス ※1862年のジェームズ・グレーシャーの飛行が題材。
脚注
注釈
出典
- ^ 民間航空の全面的禁止を指令(昭和20年11月19日 朝日新聞)『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』 (毎日コミュニケーションズ刊 1994年)p.260
- ^ [1][リンク切れ]
- ^ “無人気球到達高度の世界記録更新について”. JAXA. (2013年9月20日) 2014年5月26日閲覧。
- ^ 「Google幹部のAlan Eustace、地上40キロから飛び降りてパラシュート降下高度の世界記録を更新」businessnewsline(2014年10月25日)
- ^ ※記事名不明※『朝日新聞』夕刊1999年3月10日
- ^ 西村純, 太田茂雄「気球の水モデル破壊テスト (大気球特集号)」『東京大学宇宙航空研究所報告』第3巻2_B、東京大学宇宙航空研究所、1967年6月、379-384頁、ISSN 05638100、NAID 110000196883“資料番号: SA0125001000”
- ^ 『気球をとばす 』岩波書店
- ^ “「空襲」でパンタグラフ爆発・・・中秋節の「孔明灯」、その他の事故もあり運転見合わせ計3回=香港 (2014年9月10日)”. エキサイトニュース (2014年9月10日). 2023年11月20日閲覧。
- ^ Joseph Needham (1965). Science and Civilisation in China: Volume 4, Physics and Physical Technology, Part 2, Mechanical Engineering; rpr. Taipei: Caves Books Ltd.
- ^ “中国、気球などローテク兵器も運用増か…安価に大量製造可能・滞空時間も長く”. 読売新聞オンライン (2023年2月4日). 2023年2月6日閲覧。
- ^ 撃墜された中国偵察気球、鹿児島上空にも? 2019年撮影の飛行物体「うり二つ」
- ^ 令和2年6月19日(金)10:59~11:21 河野防衛大臣閣議後会見
- ^ 令和2年6月23日(火) 10:59~11:31 河野防衛大臣閣議後会見
- ^ 「中国スパイ気球」ミサイルで撃墜がベストだったワケ ステルス戦闘機F-22初戦果1発0.5億円
- ^ “アメリカ本土上空に偵察気球「中国のものと確信」 監視継続”. 日本経済新聞 (2023年2月3日). 2023年2月3日閲覧。
- ^ 気球は「気象研究用」 中国外務省 時事通信(2023年2月3日)同日閲覧
- ^ “米軍、中国偵察気球を撃墜 戦闘機が東岸沖でミサイル”. ロイター. (2023年2月5日) 2023年2月5日閲覧。
- ^ 中国の偵察気球、F-22が撃墜 サイドワインダーで
- ^ “気象学と気象予報の発達史: 高層気象観測の始まりと成層圏の発見(1)概要”. 気象学と気象予報の発達史 (2019年2月18日). 2020年10月7日閲覧。
- ^ 堤之智. (2018). 気象学と気象予報の発達史 世界でのラジオゾンデ観測の発達. 丸善出版. ISBN 978-4-621-30335-1. OCLC 1061226259
- ^ 「金星気球のモデル試験」『宇宙科学研究所報告』特集 27、宇宙科学研究所、1990年、13-19頁、NAID 110000222891、2017年1月29日閲覧。
- ^ “膨張型低高度金星気球”. JAXA. 2017年1月29日閲覧。
- ^ 井筒直樹、今村剛「気球による惑星探査と日本の金星気球計画(<特集> 金星研究の新展開)」『遊・星・人: 日本惑星科学会誌』第12巻第4号、2003年、268-275頁、NAID 110003320346。
- ^ 大気球を用いた観測の将来
- ^ “気球の開発”. JAXA. 2016年8月8日閲覧。
- ^ 「旅する宇宙船気球号」『日本経済新聞』朝刊NIKKEI The STYLE(2017年6月18日)
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