Re:
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/27 01:11 UTC 版)
Re:は、電子メールやネットニュースの「返信」を意味する語である。
文字上の表現手段であり、読み方が定義されていないため正確な発音は存在しないが、あえて発音される際には、「リ」や「リー」もしくは「レ」や「レー」などと発音されている。マルチバイトの文字使用環境においても、必ず1バイトのいわゆる半角英字で記述される。
発祥
元々は、英語圏において文通の返信の表現として用いられていたという記録が1707年のオックスフォード英語辞典に残っていることから、それよりも古い時代から用いられていたのではないかと考えられる。英語圏のビジネスレターなどでは、現在も「…について」(regarding)の意味で表題に用いられることがある。
一方で、現在用いられている「Re:」はコンピュータ用語からの転用であることが多い。1972年、アメリカのAT&Tベル研究所において電子メールの策定が行われた際に、返信時のタイトルを標準で「Re:」とするITU勧告が出された。Request for Commentsとしては2001年4月に RFC 2822 として返信のメールで元のメッセージのSubjectフィールドの内容の前に「Re: 」(コロンの後に空白が入る) と書いてもよいと定義された。 RFC 2822には、ラテン語の「res」という語が語源で「…について」という意味であると記述されており、responseやreply、refer to、returnの略とはされていない。 RFC 2822を 置き換えた RFC 5322 もほぼ同様であるが、その3.6.5節では、ラテン語の「in re」の省略であるとしている。
使用
「Re:」は返信を行ったとき、電子メールの件名の先頭に自動的に付加される。日本のある種のメールソフトでは、返信のたびに一つずつ増える。さらに、メールソフトによっては「Re>」や、返信の回数に応じて「Re9:」などと数字を付加する例も見られる。しかし、電子メールの歴史的背景から伝統的に「Re: 」が使用されているので、「Re:」以外の文字列を使用することはITU-TやRFCの標準からは外れることになる。したがって、「Re:」以外の文字列を付加したり、「Re:」を複数回付加したりすると、受信したメールソフトでスレッド形式での表示がうまくできないことがある。 RFC 5322の3.6.5節では、1回だけ追加するとされている。
NetNewsでもメッセージは RFC 2822に従って記述することとなっており、記事にフォローアップをすると「Re:」を付加するニュースリーダーが多い。
同様の文字列はインターネット上の電子掲示板でも使われることがある。
言語固有の“Re:”
インターネットの電子メールにおける「Re:」は、「#発祥」で述べたとおり英語圏での使用が起源と考えられる。他の言語の電子メールでも、「Re:」と同じ用法で件名の先頭に付加するための接頭辞が見られる。
- AW:[1]
- ドイツ語。
- Re:[1]
- 英語圏をはじめとして、もっとも広く使われる。言語によらず、返信を表す標準的な接頭辞とされることがある(「#発祥」を参照)。
- SV:[1]
- スウェーデン語、デンマーク語。
- VS:[1]
- フィン語。
いずれの接頭辞も、2文字目以降は大文字になることも小文字になることもある。まれに、すべての文字が小文字になることがある。ごくまれに、最後の「:」が省かれる。
特定の言語への対応を主眼としたメールユーザエージェント (メールソフト) には、返信時に件名に付加する接頭辞として、「Re:」の代わりにこれらを実装しているものがある。国際化されたメールソフトでは、ユーザインタフェースの使用言語を切り替えることによって接頭辞が切り替えられるものもある。ただし、上記の言語に対応したメールソフトならばかならずこれらの接頭辞を実装している、というわけではない。対応している言語によらず「Re:」だけを実装するメールソフトも多い。
“Re:”の重複と縮約
電子メールの返信を繰り返すと、件名の先頭に複数の「Re:」またはそれと似た接頭辞)が連なることがあり、その場合には問題が起こる可能性がある。そこで、メールユーザーエージェント(メールソフト)やメーリングリストサーバによっては、返信時(メーリングリストサーバでは配信時)に、重複した接頭辞を縮約する機能を実装しているものがある。
縮約の方式はいろいろある。特定の方式や特定の言語の接頭辞に対応しているだけでは、他の方式や言語に対応できないので、やはり問題が発生することもある。メーリングリストサーバの実装では、縮約した「Re:」をメーリングリストタグの前に置くものと後ろに置くものとがある。
“Re:”の使用傾向
日本の調査会社による、携帯電話を用いた電子メールの件名に関して行われた調査[2]では、返信時に件名を書き換えずに「Re:」のままとする電子メール利用者が多くいることが示された。この結果では、新規送信の際に件名を入力しない利用者が26.3%、返信時に件名を変更しない利用者が65.5%、受信箱に多い件名として「Re:」が55.3%に上るとされた。このことから携帯電話による電子メールの件名欄の使用傾向がうかがえる。しかしこれは日本の携帯電話事情に限定した話であり、パソコンからの電子メールが考慮されていない点において注意が必要である。なお、日本国外の携帯電話ではショートメッセージサービスしか行っていない場合が多い。ショートメールサービスには件名という概念がないため、件名に付与される「Re:」という接頭辞も、同様に存在しない。
脚注
出典
- ^ a b c d メーリングリストサーバのGNU Mailmanでは、この接頭辞に対応した実装が見られる。GNU Mailman 2.1.9 の CookHeaders モジュールのコミット履歴 (2007年8月31日閲覧) による。
- ^ 株式会社アイシェア意識調査『携帯メールの受信件名「Re:」率 55.3%』2007年8月29日
関連項目
- Fw: - 電子メールの「転送」を意味する語。
外部リンク
.re
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 10:12 UTC 版)
.re | |
---|---|
![]() |
|
施行 | 1997年 |
TLDの種類 | 国別コードトップレベルドメイン |
現在の状態 | 利用可 |
管理団体 | AFNIC |
後援組織 | AFNIC |
利用地域 | レユニオンに関係する団体・個人 |
使用状況 | レユニオンで使われている。 |
登録の制限 | EU圏内に住所が必要 |
階層構造 | 登録は第二レベルか第二レベルドメインの下の第三レベルに行われる。 |
ウェブサイト | AFNIC.re |
.reは国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つで、フランス海外県レユニオンに割り当てられている。.fr及び.tfとともにAFNICによって管理されている。
外部リンク
RE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 23:29 UTC 版)
RE
RE
- RE - 正規表現(regular expression)の略
- RE - 不動産(real estate)の略
- RE - ロータリーエンジン(Rotary Engine)の略
- RE - レンジエクステンダー(Range Extender)の略
- RE - イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリア県の県名略記号およびISO 3166-2:IT県名コード。
- RE - 計算複雑性理論における複雑性クラスのひとつ(RE (計算複雑性理論))
- RE - ドイツ鉄道の列車種別。レギオナルエクスプレス(Regional Express)
- RE - スイスの鉄道(スイス連邦鉄道、レーティッシュ鉄道、BLSなど)の列車種別。レギオエクスプレス(RegioExpress)
- RE - 日野自動車がかつて製造していた大型路線バスの型式。日野・ブルーリボンを参照。
- RE - Rewritableの略。BD-REなど。
- RE - RE係数
- REエンジン - カプコンが開発したゲームエンジン。
Re
- Re - レニウムの元素記号
- Re - 複素数において実部(real part)を示す記号
- Re - ルピーの略号
- Re: - 電子メールなどの件名で、返信を示す語。
- Re - ラー、エジプト神話における太陽神
- Re - レイノルズ数(Reynolds number)を表す記号
- Re - 再保険(Reinsurance)の短縮(Munich Re、Swiss Re)
- Re. - 上戸彩のアルバム。
re
- re - 音名・階名のレ
- フルチェンケータイ re - auの携帯電話。
RE
関連項目
Re.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/29 16:12 UTC 版)
『Re.』 | ||||
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上戸彩 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | 2004年12月8日 | |||
録音 | 2004年 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | 52分20秒 | |||
レーベル | FLIGHT MASTER | |||
プロデュース | 熊谷伍朗 | |||
チャート最高順位 | ||||
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上戸彩 年表 | ||||
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『Re.』収録のシングル | ||||
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『Re.』(アールイー)は、2004年12月8日にリリースされた上戸彩の3枚目のアルバム。
解説
- 前作『MESSAGE』より、およそ9ヶ月ぶりの発売となる。CCCD。
- 「Re.」(英語でReply、Responseなどの意)は、前作の「MESSAGE」に対しての答え、という意味を込めて名付けられた。
- 本作は、ウインターラブソング中心のアルバム。
- 2004年12月末までの期間限定特典として、六つ折りミニポスター封入。
- 発売記念イベント『Re.みんな待ってるネ!Aya's X'mas Party 2004』参加券両方に封入。
収録曲
- winter love
- 作詞:中島有紀、作曲・編曲:家原正樹
- ウソツキ
- 作詞:織田哲郎・NORI、作曲:織田哲郎、編曲:織田哲郎・長田直也
- 10thシングル
- name of love
- シンジラレナイ=シンジタイ
- 作詞:田中花乃、作曲:酒井ミキオ、編曲:鈴木Daichi秀行
- 風 ~南風バージョン~
- 冬の花火
- あふれそうな愛、抱いて
- 涙をふいて
- 作詞:広沢タダシ、作曲・編曲:Sin
- 9thシングルのカップリング曲
- 東映配給アニメ映画「劇場版 金色のガッシュベル!! 101番目の魔物」主題歌
- 世界中がハッピーバースディ
- 作詞:三浦徳子、作曲:藤井宏一、編曲:河野伸
- あの人に会いたい -"Re." Style-
- 作詞:荒木伸二、作曲:川西純・川嶋可能、リミクサー:Koma2 Kaz
- 愛のために。-B2f's love affair mix-
- リミクサー:B2f
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Re:
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/10 16:34 UTC 版)
Re:(アールイー) | ||||
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松田樹利亜 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | 2007年2月7日 | |||
ジャンル | ポップス | |||
時間 | 38分18秒 | |||
レーベル | ウェーブマスター | |||
プロデュース | 鈴木慎一郎 | |||
松田樹利亜 年表 | ||||
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概要
自身の誕生日にリリースした本作はアルバムタイトルの由来は「RE-TURN」「RE-TRY」などの再びやるという意味を込めて付けた。
収録曲
- Re:
- JEWELRY GUN
- LIBEDO
- DYNAMITE RISK
- breast
- 罪なき罪のRush
- Don't feel me, Don't find me
- 散花
- reflections
- TILL THE END OF RUN
- 色のない花
- 作詞:松田樹利亜 作曲・編曲:鈴木慎一郎(#ALL)
関連項目
レイノルズ数
(Re: から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 04:16 UTC 版)

レイノルズ数(レイノルズすう、英: Reynolds number、Re)は流体力学において慣性力と粘性力との比で定義される無次元量である。流れの中でのこれら2つの力の相対的な重要性を定量している。
概念は1851年にジョージ・ガブリエル・ストークスにより紹介されたが[2]、レイノルズ数はオズボーン・レイノルズ (1842年 - 1912年) の名にちなんで名づけられており、1883年にその利用法について普及させた[3][4]。
流体力学上の問題について次元解析を行う場合にはレイノルズ数は便利であり、異なる実験ケース間での力学的相似性を評価するのに利用される。
また、レイノルズ数は層流や乱流のように異なる流れ領域を特徴づけるためにも利用される。層流については、低いレイノルズ数において発生し、そこでは粘性力が支配的であり、滑らかで安定した流れが特徴である。乱流については、高いレイノルズ数において発生し、そこでは慣性力が支配的であり、無秩序な渦や不安定な流れが特徴である。 実際には、レイノルズ数の一致のみで流れの相似性を保証するには十分ではない。流体流れは一般的には無秩序であり、形や表面の粗さの非常に小さな変化が異なる流れをもたらすことがある。しかしながら、レイノルズ数は非常に重要な指標であり、世界中で広く使われている。
定義
レイノルズ数Re は表面に向かう相対運動の中の流れを有する様々な状況として定義される[n 1]。これらの定義は一般的に密度や粘性、及び速度や特性長さ、もしくは特性寸法等の流体特性を含む。この特性長さは慣習によって決められており、例えば、半径や直径は球や円に対して等しく有効であるが、どちらか1つが慣習的に選ばれている。航空機や船舶については、縦の長さもしくは幅が特性長さとして利用される。配管内の流れや流れの中の球の運動については、内径が今日一般的に利用されている。長方形配管や球体以外の丸みを帯びた物体のような他の形状については定義されている等価直径を用いる。圧縮性気体や非ニュートン流体のような、粘性や密度が一定ではない流体については、特別な規則が適用される。速度についてもある環境、特に攪拌槽では慣習により定義される。
-
流体流れの定性的ふるまいはレイノルズ数に大きく依存する;類似した流れのパターンは障害物の形やレイノルズ数が一致するときに現れ、他のパラメータとして障害物の表面の粗度も大きな影響を与える。 流れの中の障害物に関したレイノルズ数は、粒子レイノルズ数と呼ばれしばしばRepと表記され、粒子周りの流れの性質、渦の剥離の発生の有無、及び粒子の沈降速度を考慮するときに重要となる。
流れの中の球
球付近のクリープ流れ: 矢印線は流線,力は抗力 Fd と重力 Fg 流れの中の球に関し、特性長さは球の直径であり、特性速度は、球からすこし離れた場所の球の運動が流体の検査体を乱さないような場所にある流体と球との相対速度である。密度と速度は流体の属性とする[13]。この定義では、レイノルズ数が0.1までは純粋な層流のみが存在することに注目すべきである。
レイノルズ数が低い状態では、力と速度の関係はストークスの式により与えられる[14]。
流れの中の楕円体
楕円形の物体の式は球の式と同様であり、物体が楕円体に近似されるとき軸の長さが特性長さとして用いられる。ただし、粒子の軸長さの測定は非現実的なので、ふるい径が特性粒子長さとして代わりに用いられる。二つの概算値を用いることで限界レイノルズ数の値が変動する。
沈降速度
粒子レイノルズ数は粒子の沈降速度を決定するのに重要である。粒子レイノルズ数が層流を示す場合、ストークスの式を沈降速度の計算式として使用することができる。粒子レイノルズ数が層流を示す場合、適切な沈降速度をモデル化するために乱流抗力法(turbulent drag law)が構築される必要がある。 高分子溶液や重合体溶融物のような粘性が元々高い流れは普通は層流となる。レイノルズ数が非常に小さければ、ストークスの法則により流体の粘性を計ることができる。球が流体の中で沈降するとき、球はすぐに終末速度に達し、そこから粘性が求まる。
充填層
直径がD のほぼ球状の粒子からなる充填層に接触する流体流れについて、充填率がε及び空塔速度がV であるとき、レイノルズ数は次のように定義される。
-
ムーディー線図。レイノルズ数と配管の相対粗度を関数としたダルシー・ワイスバッハの式に使われる摩擦損失係数を記述している。 十分に発達した流体流れに見られる圧力低下は、ムーディー線図を用いて予測可能であり、この線図ではレイノルズ数Re と相対粗度ε/D に対して摩擦損失係数 f をプロットしている。この線図においては層流領域、遷移領域、及び乱流領域がレイノルズ数の増加とともにはっきりと示されている。配管流れの性質は流れが層流か乱流かにより強く依存する。管網解析では圧力損失を求めるために、摩擦損失係数が必要であり、摩擦損失数を求めるため、レイノルズ数が使われる場合があるので非常に重要な無次元数である。
生理学
人体における血液循環についてのポアズイユの法則は層流に依存する。
レイノルズ数の定義を用いると、流れ速く、直径大きく、そして血液の密度が高いと乱流となりやすいことがわかる。血管の直径の急激な変化は乱流につながりやすく、例えば狭いところが広くなるときがそうである。さらに、可聴乱流が聴診器で検出されるところでは乱流の原因の可能性としてアテロームの膨らみが挙げられる。
航空力学
レイノルズ数は詳細な数字でなく、「10 の何乗」という桁数(オーダー)に注目することも多い。たとえば、空気中を飛行する飛行機の主翼でのレイノルズ数は 106 - 108 程度である。また、模型飛行機などのレイノルズ数は105以下で低レイノルズ数領域と言われている。
船舶工学
高分子溶液の層流は魚やイルカにより利用され、それらが皮膚から高分子溶液をにじみ出し泳ぎの間、体の上の流れを助ける役割をしている。これはヨットレースにおいて利用され、ヨットオーナーはスピードをあげるために低分子量のポリエチレングリコールのような高分子溶液を船体の接水面にポンプ注入することがある。
式の導出
バッキンガムのΠ定理
レイノルズ数はバッキンガムのΠ定理に基づく次元解析から導かれたものであり、同様のものにマッハ数がある。
バッキンガムのΠ定理とは、
「物理現象を表すパラメータがn個、そこに現れる単位(次元)がm種類のとき、n-m個の無次元量π1,...,πn-mと関係式fが存在して
-
この節の加筆が望まれています。
ナビエ-ストークス方程式
レイノルズ数はナビエ-ストークス方程式(非圧縮性で外力なし)を無次元形に変形することで、方程式を支配する唯一のパラメータとして得ることができる。
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Re:と同じ種類の言葉
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