アイティーユー‐ティー【ITU-T】
ITU-T
(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)
ITU傘下の国際標準組織で、電気通信に関する技術の世界規模での標準化や、料金・課金処理規則の 制定を行う部門。4年ごとに開催され、部門全体における方向性 や体制の決定、および勧告(標準)の承認を行うWTSA(World Telecomunication Standarization Assembly、世界電気通信標準化総会)を最高機関とし、標準化作業(勧告の策定)は13のSG(Study Group、研究委員会)、作業の優先順位などを検討するTSAG(Telecommunication Standarization Advisory Group、電気通信標準化支援グループ)などから構成される。
なお、SGは年2回の開催のため、標準化作業に遅れが生じやすいという問題を解消するため、SGの下にFG(Focus Group、テーマを限定して集中的に審議するグループ)が組織されることがある。FGの活動は原則1年間を期限とし、集中的な検討が行われている。
ITU-T
読み方:アイティーユーティーエス
別名:国際電気通信連合電気通信標準化セクタ
ITU-Tとは、国際電気通信連合(ITU)の一部門で、電気通信に関する技術の標準化を担当する部門である。かつては国際電信電話諮問委員会(CCITT)や国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ(ITU-TS)と呼ばれていた。
ITU-Tは、電気通信に関する技術を標準化し、勧告を発表している。規格として著名なものにH.264/MPEG-4 AVC等の動画圧縮規格のHシリーズや、パソコン通信の規格V.90等のVシリーズ、公衆パケット網のインターフェース規格X.25等のXシリーズなどがある。
国際電気通信連合電気通信標準化部門
(ITU-T から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 04:55 UTC 版)
国際電気通信連合電気通信標準化部門[1](International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector、ITU-T)は、世界規模で電気通信を標準化することを目的として勧告を作成する国連機関である[2]。
- 1 国際電気通信連合電気通信標準化部門とは
- 2 国際電気通信連合電気通信標準化部門の概要
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