ソロシップクルー
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「伝説巨神イデオンの登場人物」の記事における「ソロシップクルー」の解説
ユウキ・コスモ 声 - 塩屋翼 性別:男性 年齢:16歳 髪の色:赤 髪型:アフロヘアー。血液型:O型 Rh:(-) 登場話:第1話〜第39話、接触篇、発動篇 本作の主人公であり、イデオンAメカのメインパイロット及びイデオンのパイロットを務める。第6文明人の遺跡調査団長ユウキ・ロウル博士の息子。ナイフの達人。ナイフの使用は、各場面での回数を重ねるごとに上達しているように見える。また、番組企画書によれば、父の趣味の影響でクレー射撃も得意だという。メカマニアで日常的なメカの扱いに関しては自分以上の者はいないと思っている。第1話において、コスモが乗り込んだことで初めてイデオンメカが起動した。母親とは生き別れているらしく、地球連合軍ブラジラーの基地指令カミューラ・ランバンに母の面影を重ねたことがあった。熱血漢で物語初期はその若さゆえにベスに反抗することもあった。反抗期ということからか少し怒りっぽいところもあり、物語の序盤では何かと皮肉を言い怒鳴ることも多かった。しかし、ソロシップクルーの人間関係や葛藤を見続け、キッチ・キッチンとの出会いと別れなどを経験したこともあり、物語の終盤では周囲を冷静に分析し、達観視できるほどに精神的に大きく成長する。 発動篇ではカーシャの死に涙しながらも最後の最後まで戦い、イデの導きによりバッフ・クランの業を背負うドバ・アジバと交信、戦いの真の意味を悟る。しかし、イデの意志に最後まで抵抗したのも彼だった。両腕を吹き飛ばされても、イデオンの機体と共に全てが消滅するその瞬間までその眼差しはイデに抗い続け、生きる意志を失わなかった。戦いに疲れた彼の魂は、因果地平で最も遅く目覚めることとなった。 古城武司版の漫画では実に主人公らしい明るく情に篤い熱血少年として描かれている。 彼の特徴的なアフロヘアーは準備第一稿の段階から既に設定されていたという。第二稿では同監督作『機動戦士Ζガンダム』のカミーユ・ビダンのような髪型へと一時的に変更されたが、決定稿で再びアフロが復活している。なお、準備稿での名前は”ユウキ・シン”であった。 ジョーダン・ベス 声 - 田中秀幸 性別:男性 髪の色:暗緑色 登場話:第1話〜第39話、接触篇、発動篇 地球連合軍ソロ星駐留空軍の士官候補生。事実上難民のリーダーで、ソロシップの船長。名門ジョーダン家の御曹司。物語の初期にはBメカのパイロットをすることもあった。ビームソードを扱う剣術の腕は、バッフ・クランの侍たちも驚くほどの実力を持つ白兵戦最強の男である。バッフ・クランのカララ・アジバと恋仲になったが、第2話での初対面の時点でデートに誘っている。クルーの反発を受けながらもカララを戦闘アドバイザーとして起用し、ソロシップ内での彼女の居場所を作った。そのためブリッジクルーなどから白い目で見られることもあったが、時間と共に周囲との関係は改善された。 物語の中でイデの力が増す中、自身のエゴにとらわれないように第31話で故郷と両親を捨て去ったが、心理的負担から病に伏し、その最中、第34話では夢の中でイデと対話した。 発動篇では妊娠したカララを失い、さらに相次ぐ搭乗員の死を目の当たりにしながらもソロシップの指揮を執っていた。艦内に侵入したバッフ・クラン兵たちを退けていたが、幾度も被弾し深手を負う。最後はガンドロワの第二射によってソロシップ共々跡形もなく消滅した。 1981年8月号の「アニメージュ」の付録としてイベント用のベスとカララのコスプレ用型紙「カップル型紙」が掲載され、ベスについては田中秀幸が実際にその衣装を着てポーズをとる写真が掲載されている。 イムホフ・カーシャ 声 - 白石冬美 性別:女性 年齢:17歳 髪の色:金髪 髪型:ツインテール 登場話:第1話〜第39話、接触篇、発動篇 イデオンCメカのメイン・パイロット。イデオンに合体後は主にミサイルの発射・コントロールを担当。夏と冬しかない過酷な環境の植民星A92で生まれ育った。軍の英才教育を受け、ロケット整備士の免許を持っているが、第16話でベスが「軍人ではない」と証言している。男勝りの勝ち気な性格で、劇中幾度となく描かれている。そのかわいらしいルックスから他人に女の子らしく見られるが、そう見られること自体が自尊心を絶えず傷つけると感じているという。TV版では最後まで気丈さを失わなかった。コスモに比べ、現実を受け入れようとしない頑固さもあったが、ところどころで性格の弱さや幼さ、わがままさを見せる場面もあった。 コスモとは意地の張り合いで衝突が絶えなかったが、発動篇においてベスとカララの姿を見て、互いが男女として大切な存在だと認め合う。その後イデオンを降りてカララとその胎児「メシア」の護衛に就くが、戦闘で全身に榴散弾(描写は不明瞭でブックレットや書籍によっては敵メカ残骸と解説される場合もある)を浴び蜂の巣状態となって絶命。イデの意志を悟りながらも、自らの生きてきた意味を問いかけたセリフは彼女の死の際にコスモの脳裏に再びよぎり、悲壮感を誘った。 小説版でのフルネーム表記はイム・ホフ・カーシャ。アニメ版とは異なり、最終決戦の途中でイデオンを降りることなくイデ発動の瞬間までイデオンに搭乗して戦い続けた。 フォルモッサ・シェリル 声 - 井上瑤 性別:女性 年齢:18歳 髪の色:ピンク 登場話:第1話〜第39話、接触篇、発動篇 第6文明人の遺跡を調査していたフォルモッサ・ロダン博士の娘。フォルモッサ・リンの姉。言語学者の卵で、遺跡調査スタッフの一員だった。理知的だが物語初期は大変自己中心的な性格でベスやカララと対立し、ソロ・シップを脱走したこともあり、コスモやジョリバからその性格を「朴念仁」とたびたび評された。ソロ・シップやイデオンの謎の解明に力を尽くし、イデの恐るべき力と性質に気づき戦闘の回避を訴えたこともあったが、時すでに遅く地球とバッフ・クランの対立は深まっており、イデの力から逃れられない運命を嘆く。物語中盤、月基地でイデの解明を目前にしたところで地球連邦軍の兵士の邪魔を受け、その際に手助けしてくれたキラニン・コルボックを目の前で殺され、その回の終わりまでショック状態が続く。妹リンとは不仲に見えたが、アジアンで彼女が銃弾に倒れた際には激しく嘆き悲しみ、首謀者コモドアを銃撃した。終盤ではイデを究明する同志であるギジェ・ザラルと恋仲になるも、リンと彼の死により精神の均衡を失い狂気を見せるようになる。 発動篇にてパイパー・ルウを連れ出し、イデに救いを求めたものの、彗星の衝突とともに吹き飛ばされ命を落とす。彼女の魂を迎えに来たのはギジェだった。 声を担当した井上は、人間味がなくあまりに身勝手なシェリルの性格にうんざりし、番組の初期にはアニメ誌などでコメントを求められるたびに、「かわいいところのない嫌な女」と評していた。さすがに監督・富野も気にしていたようで、恋の季節を迎えさせてやったことも井上の言と無関係ではなかった、と当時のアニメック誌で仄めかしている。また、のちに井上はロマンアルバムのインタビューで「本当は弱くてかわいそうな女」と述べている。 アフタ・デク 声 - 松田たつや(現・松田辰也) / 小桜エツ子(スーパーロボット大戦シリーズ) 性別:男性 年齢:10歳 髪の色:茶 登場話:第1話〜第39話、接触篇、発動篇 コスモの弟分。もともと戦闘員ではないが、第16話からイデオンAメカのサブパイロットになる。ソロ星リスラシキのラパパをペットとしていつも連れていた。なかなかの努力家で、戦闘中に戦術の知識を披露してコスモにほめられたり、重傷を負った影響で一時的に視力の低下したコスモの目の代わりを果たしたこともある。しかし第25話のキャラル星と第37話のアジアン星では非戦闘員扱いを受け艦を降ろされ、怒っていた。 発動篇ではカーシャがイデオンを降りた後Bメカコクピットを担当、物語の最後までコスモらと共に戦い抜いたが、ガンド・ロワ第二射によりペットのラパパとともに消し飛ぶという最期を迎える。 コスモ役の塩屋が『科学忍者隊ガッチャマン』で収録期間中の声変わりを経験したのと同様、デクを演じた松田も当時思春期の少年だったためTVシリーズの中盤辺りより変声期が訪れ、劇場版収録時にはかなり大人びた声に成長している。なお第30・31話では、劇中にデクが登場しエンディングにも松田の名前があるものの、無言でOKサインを出したのみでセリフは一言も発していない。これは収録日に松田が修学旅行に行く予定になっていたことに配慮した結果である。 バンダ・ロッタ 声 - 山田栄子 性別:女性 年齢:15歳 髪の色:黒 登場話:第2話〜第39話、接触篇、発動篇 炊事・洗濯・掃除・育児や農作業など、ソロ・シップの内部作業を一手に引き受けていた感がある。第13話ではカララがソロ・シップのクルーとなることを許せず、銃での暗殺を試みたことさえあった。その後カララと日常的に接することで彼女の異星人観は大きく変わっていった。基本的に温和で、ソロシップ内の母親的存在だった。第30話にてソロ・シップに密航中のギジェを発見したが、見逃している。第33話ではBメカを操縦するギジェの監視を行った。 接触篇でマヤヤ、発動篇でトロロフを射殺するが、トロロフとともにソロ・シップに侵入したハルル・アジバ配下のキラルルに射殺された。 フォルモッサ・リン 声 - 横沢啓子(現・よこざわけい子) 性別:女性 年齢:14歳 髪の色:茶 登場話:第2話〜第37話、接触篇、発動篇 フォルモッサ・シェリルの妹。姉と違って家庭的な性格で、よくバンダ・ロッタの手伝いをしていた。頭脳明晰な姉に対するコンプレックスをもっていたが、その分、デクやロッタらと農作業をしたり、ルウの面倒を見たりと周囲に気を遣うことができた。 第37話にてコモドアの人質作戦に巻き込まれ、その抗争の最中にアジアン兵の銃弾に倒れた。 小説版では、デス・ドライブ中の亜空間でのソロシップとハルル艦との接触事故により死亡している。 ファトム・モエラ 声 - 佐々木秀樹 / 井上剛(スーパーロボット大戦シリーズ) 性別:男性 髪の色:茶 登場話:第4話〜第32話、接触篇、発動篇 地球連合軍ソロ星駐留空軍の補欠パイロット。ベスの後任として第9話からイデオンBメカのメインパイロットになる。イデオンに合体後は主にイデの力を含めた出力制御を担当。軍人である事や、やや直情的な性格から戦闘中はコスモと意見が対立することもあったが、状況を素早く判断できる冷静さを持ち合わせていた。幼少時代はファードのような気の弱い性格だったらしく、本人もそれを気にしているためにファードに対しては子供でありながら厳しく当たる。 第32話においてファム・ラポーと互いに意識しあう仲になるも、その回の戦闘でコックピットが炎に包まれる中、波導ガン発射のために最後まで機関の操作を続けながら焼死するという最期を遂げる。今際の際に太陽系第6惑星の輪が欠けるのを見ながらつぶやいたセリフはテレビ版と接触篇とでは大きく異なるが(差し違えた相手も異なり、テレビではルクク、接触編ではダラムである)、共に「運命」という言葉があり、自分たちの運命に抗おうとする彼の姿を象徴していた。ギリシア神話の運命の女神、モイラに由来するとの解釈がある(『アニメック』誌)。 イラ・ジョリバ 声 - 塩沢兼人(テレビ版のナレーションも兼任) 性別:男性 年齢:18歳 髪の色:黄 登場話:第2話〜第39話、接触篇、発動篇 ソロ・シップのメインクルーで機関担当。機関室でソロ・シップのエンジンの出力調節を行ったり、イデオン波動ガンを調べたりしていた。第19話ではバッフ・クランのギャムス・ラグと交渉する際のカララの護衛兼パイロットや第27話ではムーンランド潜入時にシェリルの護衛を務めた。なぜか第27話で髪の毛が真っ白なワンシーンがある(本来は金髪)。交渉する際に戦闘機を操縦したが、腕はなかなかのものだった。 最終話において、イデの力によってカララとともにバッフ・クランの巨大戦艦バイラル・ジンにテレポートさせられる。その際カララをかばい、ドバ・アジバにビームソードで背中を斬られた。傷を心配するクルーに対して「大丈夫だ」と何度も言っていたが、劇中で場面が移るごとに容態は悪化しており、発動篇ではその傷が元で力尽き亡くなっている。 因果地平では、生前接触がなかったはずのキラルルとカップルで飛翔する姿が見られる。 ナブール・ハタリ 声 - 横尾三郎(第7話まで) / 井上和彦(第9話以降) 性別:男性 髪の色:青 登場話:第4話〜第39話、接触篇、発動篇 ソロシップのメインクルーで操縦担当。第15話ではシェリルらと一緒にソロシップを脱走しようとしたこともある。ベスが不在の時にはソロシップの指揮を執っていた。本作品では美形な方だが、靴下の穴をコスモから指摘され3日間履いていると答えるような不精な点がある。また、左右の眉毛の太さが異なる。 発動篇でDS(デス)ブレーキをかけようとした時にバッフ・クランの兵士に頭部を撃ち抜かれ、「ばかな! 俺はまだ何もやっちゃいないんだぞ…」と言い残し絶命した。 ギャバリー・テクノ 声 - 桜本昌弘 / 島田敏(第3話) / 小野田英一(第12話) / 千葉繁(第23話・クレジットなし) 性別:男性 髪の色:黄 登場話:第3話〜第39話、接触篇、発動篇 イデオンB、Cメカのコパイロットをすることが多かった。大柄で気さくな人柄。パイロットスーツを着ると異様に着やせした描写がされている時がある。物語全般においてコスモはなぜか彼に対してだけは丁寧な口調だった。イデオン合体時は腰部のセンター・グレンキャノンの砲手をつとめることが多かった。第25話ではキャラル軍の戦闘機カルテットに搭乗してバッフ・クランのダラム隊と交戦している。 発動篇ではCメカパイロットとしてコスモ、デクらと共にイデオンに搭乗して最後まで戦い、ガンドロワの第二射を受けたイデオンの内部で崩壊するイデオンの部品の奔流に飲まれ吹き飛んでいった。 マルス・ベント 声 - 三橋洋一(現・橋本晃一) 性別:男性 年齢:17歳 髪の色:黒 登場話:第2話〜第39話、接触篇、発動篇 数少ない眼鏡キャラクター。イデオンB、Cメカのコパイロットをすることが多かった。モエラ、ギジェ双方の戦死の際にはともにBメカに同乗し、いずれの際も生還した(ゆえに、当時のアニメ誌では「死神ベント」とあだ名されていた)。 Bメカ被弾または破損の際の生存確率が異常に高いのは「コックピットからすぐに逃げる」「機関室の様子をマメに見に行く」という行動が多かったからである。ジョリバら技術スタッフが操作した場合、機関室は見事復旧するのに対し、なぜか彼の場合は何もできず、何があったのか「ダメだぁ…」と傷つきよろめきながら出てくる時すらあった。 発動篇にてイデオンがガンド・ロワの第一射を受けた際、イデオンが自身の機関部を守るために発生させたバリアーに接触して跡形もなく消し飛んだ。ガンド・ロワの第一射で死んだのはソロシップクルーの中で彼だけだった。二人のレギュラーキャラクターの死に立ち会った強運の持ち主にしてはあまりにもあっけない最期であり、しかも当人のキャラクター描画が不明瞭なため三橋の声に注目していないと誰が死んだのか解らないほどであった。一瞬のうちに衝撃で破損したイデオンの部品が胴体に突き刺さり、さらにイデのエネルギーで内側からも焼き消されるという、儚く消えるレギュラーキャラクターの数々と比べてあまりにも悲惨な末路を迎えている。この乱雑な扱いに関し、コンテにこっそり「今は一人の死に構っていられる余裕はないのです!!」となぜイデが彼をあっさり見殺しにしたのか、富野の言い訳が記されている。 キロル 声 - 市東昭秀 性別:男性 登場話:第36話 ソロシップの乗組員。ソロシップに自爆用の核爆弾をしかける作業中、パニック状態に陥り宇宙服のまま宇宙空間に飛び出すが、追いかけてきたコスモによって説得された。 ファム・ラポー 声 - つるたきみこ 性別:女性 髪の色:赤茶 登場話:第17話〜第39話、接触篇、発動篇 ソロシップでは医療を務める。第32話でモエラと恋仲になるも、同話で彼を失う。発動篇では射殺されたカララのお腹の子供がなおも生き続けていることを目の当たりにする。控えめな少女だが、画面上で分かる限り女性クルーの中で最後まで闘い抜いたのも彼女である。 丸顔で母性本能を感じさせる性格。因果地平でモエラと再会してうれしそうに彼に抱きつく様子は、ハタリ、ベント、テクノから暖かくからかわれた。 マラカ・ファード 声 - 高木早苗 性別:男性 髪の色:白 登場話:第3話〜第39話、接触篇、発動篇 設定年齢は6歳だが、デクよりも背が高い。臆病な性格の少年で、いつも人形を手放せないでいる。第32話でモエラの叱咤を受け、その後人形を御守りとして託した彼の死を目の当たりにしたことで強くなることを誓い、発動篇の頃にはラポーを激励して共にソロシップを守る戦いに参加するまでに成長した。 発動篇では子供ながらも銃を取り、ソロ・シップ内に侵入したバッフ・クラン兵と戦った。 ノバク・アーシュラ 声 - 松原雅子 性別:女性 年齢:5歳 髪の色:茶 登場話:第2話〜第39話、接触篇、発動篇 バッフ・クランの襲撃で家族を失い、ロッタやリンの保護を受ける幼児。いつもデク達とにぎやかに騒いでいた。農作業を手伝うなど子供らしい健気さが覗える。活発で好奇心の強い子供で、デクと一緒に逃げ込んだ惑星の探検に出かけている。 発動篇ではソロシップ内の白兵戦の際に、敵兵士の吹き飛んだ上半身に気を取られた直後、ジョングが破壊される間際に放った大口径砲の直撃で頭を吹き飛ばされ死亡した。松原はその死に方について「同じ死ぬのでもきれいに死なせたかったですね」と述べている。 パイパー・ルウ 声- 井上瑤 性別:男性 髪の色:白 登場話:第2話〜第39話、接触篇、発動篇 設定年齢1歳半。劇中では最初つかまり立ちしかできなかったが、発動篇では救急箱を運んでくるほどになった。母親は第2話で死亡。バンダ・ロッタやフォルモッサ・リンにソロ・シップで育てられた。「イデ」はルウの恐怖心や純粋防衛本能に何度も反応し、その都度イデオンやソロシップはバリヤーの強化や新たな武器の発動など、持てる力を解放していった。武装の強化とは別の意味でルウがソロ・シップに乗船していたことはクルーにとって幸いであり、実は彼が乗船していなければイデの最終的な発動はもっと早く、監督によると「おそらく第2話の時点で行われていた」とされ、その使命はやがてはメシアに受け継がれる。なおルウが最初に発した言葉は「イデ」だった。クルーらはルウが言葉をしゃべりそれが「イデ」という現実に偶然とは思えぬ不気味なものを感じた。発動篇でシェリルにソロシップ甲板に連れ出された際に大人用の簡易宇宙服に入れられており、以後最期までそのままだった。因果地平では誕生したメシアを迎えた。 ミムラ・ジムナウ 性別:男性 小説版のみに登場するイデオンの機関士。肌が浅黒いアジア系であるとされている。 アニメではイデオンの機関士はベントがパイロットと兼任するため登場しない。
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