ソロ・キャンペーン ミッション
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「コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー」の記事における「ソロ・キャンペーン ミッション」の解説
Semper Fi(常に忠誠を) 南太平洋・マキン環礁 1942年8月17日 アメリカ海兵隊第2海兵襲撃大隊(カールソン強襲隊) マキン環礁を偵察中に日本軍に捕らわれたアメリカ海兵隊ミラー二等兵達は容赦のない拷問を受ける。 仲間に続いて殺されかけたそのとき、サリバン軍曹、ローバック伍長ら米第2海兵襲撃大隊が救出に現れる。 なお、"Semper Fi"とは、アメリカ海兵隊のモットーである。 Little Resistance(わずかな抵抗) ペリリュー島・ホワイトビーチ 1944年9月15日 アメリカ海兵隊第1海兵師団 マキン奇襲から1年後、ミラー達はLVT-4に搭乗し海を渡ってペリリュー島海岸「ホワイトビーチ」へ向かう。任務は日本軍飛行場の制圧と補給線の分断である。 Hard Landing(硬着陸) ペリリュー島・飛行場 1944年9月15日 アメリカ海兵隊第1海兵師団 サリバンは奇襲により戦死し、長く行動を共にしてきたローバックは深いショックを受ける。 代わって軍曹となったローバックは、部隊を率いて日本軍対空砲の制圧に赴く。 Vendetta(復讐) ソビエト連邦・スターリングラード 1942年9月17日 ソ連赤軍第62狙撃軍 ヨーロッパを荒廃させたナチス・ドイツがソ連へ侵攻を開始、ついにスターリングラードも戦火に包まれる。 街にはおびただしい数の屍が積み重なり、負傷者も発見され次第射殺されていた。 運良く難を逃れたペトリェンコ二等兵は、ナチス高官を追うレズノフ軍曹に出会う。 Their Land, Their Blood(奴らの地、奴らの血) ドイツ・ゼーロウ高地 1945年4月18日 ソ連赤軍第3打撃軍 泥沼のスターリングラード攻防戦を制したソ連軍は、これを転機に形勢を逆転させ反撃を開始し、ついに本土のドイツ軍を駆逐した。 さらにソ連軍はドイツ軍の数十倍に達する兵力を投入し、ドイツ本土に侵攻を開始。数ヶ月という早さでドイツの首都ベルリンに続く最終防衛線「ゼーロウ高地」に差し掛かり、歩兵による波状攻撃を主軸に前線を押し上げていった。 しかし、ペトリェンコは戦いの途中でドイツ軍の捕虜となっていた。 Burn 'em Out(焼き尽くせ) ペリリュー島・ホワイトビーチ 1944年9月15日 アメリカ海兵隊第1海兵師団 アメリカ海兵隊は何とか上陸に成功したものの、日本軍はまだ島の多くの場所を保持しており、迷路のように張り巡らされた塹壕とそこに設置された砲台による攻撃に悩まされていた。 ミラー達は火炎放射器を片手に、立て篭もる日本兵達の駆逐に向かう。 Relentless(情け容赦なし) ペリリュー島・ザ ポイント 1944年9月16日 アメリカ海兵隊第1海兵師団 予想を大きく覆す日本軍の組織的抵抗にアメリカ海兵隊は苦戦していた。 これまでの戦いから日本軍は全滅するまで抵抗を続けるという意思を持っていることがわかった。 日本軍の残存部隊は重火器で固められたジャングルと洞窟で抵抗を続けている。 ミラー達は全てを終わらせるべく最後の抵抗地へと足を進めた。 Blood & Iron(血と鉄) ドイツ・ゼーロウ高地 1945年4月16日 ソ連赤軍第3打撃軍 圧倒的なソ連軍ではあるが、決して被害は少なくなかった。だが、流れた血を無駄にしないために前進を続ける。 T-34-85 に搭乗したペトリェンコ達は戦車隊と共に攻撃に参加し、ゼーロウ高地の陥落を目指す。 Ring of Steel(鋼鉄の輪) ドイツ・パンコー 1945年4月23日 ソ連赤軍第3打撃軍 ゼーロウ高地を突破したソ連軍はついにベルリンへの侵攻ルートを確保し、ペトリェンコ達は列車でパンコー区に向かった。そして、カチューシャの砲撃を合図にソ連軍の攻撃が開始される。 Eviction(奪取) ドイツ・ベルリン 1945年4月24日 ソ連赤軍第3打撃軍 アドルフ・ヒトラーは、ベルリンを防衛する全兵士に「最後の一滴になるまで血を流し戦え」と命令した。すなわちそれは「ドイツのために死ね」ということであった。 そうした中ペトリェンコ達は移動中にソ連兵が一人の命乞いをするドイツ兵捕虜を射殺する現場に出くわす。 それを見たチェルノフは「そんなのは戦争じゃない、殺人だ」と反発するが、レズノフは「戦争はこうやって終わらせるんだ」と言い現場を後にする。 Black Cats(ブラックキャッツ) 日本・沖縄県南部海上 1945年4月3日 アメリカ海軍航空隊ブラックキャッツ中隊VPB-54 アメリカ軍は予定より3ヶ月遅れの11月にようやくペリリュー島の日本軍を制圧した。 そこに築かれた飛行場はミラー達が次の目標、日本本土の沖縄県に向けて出航したときに重要な役割を果たす。 そこに配属されたアメリカ海軍航空隊のブラックキャッツ中隊はPBY カタリナでミラー達が到着する前に沖縄南部の海上上空に向かった。下士官のロックもそのカタリナの搭乗員の一人であった。 Blowtorch & Corkscrew(火炎噴射&コルク栓戦法) 日本・沖縄県ワナ高地 1945年5月14日 アメリカ海兵隊第1海兵師団 雨、泥、行き詰る戦車部隊、補給物資の不足、そして、後送できない多くの負傷者達。沖縄に進撃するアメリカ海兵隊の多くの兵士達の士気は下がっていた。 その不安定な状況の中、ミラー達は「ワナ高地」と軍が呼ぶ場所の奥にいる日本軍を攻撃するようにとの命令を受ける。 「ワナ高地」とは、「大名(うふな、おおな)高地」の米軍側呼称で、首里城北方、現在の那覇市と浦添市境辺りの地域になる。 なお、Blowtorch & Corkscrewとは、アメリカ海兵隊が太平洋戦線で多用した、洞窟や地下陣地の中を火炎放射器で焼き払った後に入口を爆破して封鎖する戦法のことである。 Breaking Point(破壊地点) 日本・沖縄県首里城 1945年5月29日 アメリカ海兵隊第1海兵師団 前線にいるミラー達アメリカ海兵隊員は、毎晩不潔な隠れ場所で日本兵が自分の喉をかき切りにこないことを祈りつつ眠りにつき、弾丸の暴風雨が降ってきては泥にまみれたその場に這い蹲るという毎日を送っていた。 しかし、そんな日も首里城を攻略したときに終わりを迎える。ミラー達は祖国の家に帰るために最後の戦いに身を投じる。 Heart of the Reich(帝国の要) ドイツ・ベルリン・国会議事堂前 1945年4月30日 ソ連赤軍第150狙撃師団 抵抗を続ける者を始末しながら前進するソ連軍は、ドイツ軍の最後の砦、国会議事堂を包囲。その周辺にいるペトリェンコ達の部隊にある命令が届く。 任務は国会議事堂に突入し、屋上のナチスの旗を祖国の国旗に変えること。名誉ある戦いが今始まろうとする。 だが、士気の高まるソ連兵の中でチェルノフは浮かない顔をしていた。 一方、絶望的な戦局に立たされているドイツ軍は敗北主義者を木に吊るし見せしめにしていた。 Downfall(滅亡) ドイツ・ベルリン・国会議事堂 1945年4月30日 ソ連赤軍第150狙撃師団 火炎放射器の火炎を正面から受けて倒れたチェルノフにレズノフはあることを決意。国会議事堂前の防衛線を突破したペトリェンコ達は内部に突入した。 そして、国会議事堂を防衛する、ドイツの全てを任された武装親衛隊は、負傷者を投入してまでの徹底抗戦に踏み切る。 Nacht der Untoten(不死者の夜) 戦死したはずの武装親衛隊の兵士達がゾンビ(Nazi Zombies)として蘇り襲いかかってくるというボーナスステージ。 一定数のゾンビを倒すとラウンドクリアとなり、ラウンドが上がるにつれてゾンビの動きが素早くなったり耐久力が高くなっていく。 ステージクリアはなく、ラウンド数に上限はない。なお、マップ名はドイツ語で書かれている。
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