輝石のカードバトラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 04:55 UTC 版)
「バトルスピリッツ 少年突破バシン」の記事における「輝石のカードバトラー」の解説
それぞれ各色の輝石を持ち、イセカイ界でスピリットを召喚させカードバトルができる特別な力を持つバトスピカードバトラー。スピリッツたちの心を通わせる。その力を人目につかないように秘密にしている。現在その詳細は謎に包まれている。ハイランカーパスはバシン、J、スイレン、ストライカーのみが所有できている。 バシン / 馬神トッパ(ばしん トッパ) 声 - 田村睦心 主仕様カード:赤属性 所有輝石色:紅蓮(赤) 所有Xレアカード:龍皇ジークフリード、暴双龍ディラノス、巨神機トール、英雄巨人タイタス、機動要塞キャッスルゴレム、聖皇ジークフリーデン 本作の主人公。バトスピが大好きな少年。開始当初は小学6年生で、第29話より進級して中学1年生になった。8月生まれの12歳。東京都トアル市トアル区出身。寝癖の赤髪と釣り目が特徴。「正面突破で○○トウォォタル!」、「イセカイ界トオォォタル!」が口癖。イメージカラーはレッド。他の登場人物からは苗字で「バシン」と呼ばれ、母親からも苗字で呼ばれることがある。赤のカードを主に使用するが、青のカードが登場してからは青のカードを組み込んだり、デッキ枚数を増やすなど青の対策を施している。 心優しく、友達と母親思いで、決して悪い嘘は吐かない明るく素直な性格。強い正義感の持ち主だが、失敗することもしばしば。脳天気なところがある。お人好しで人懐っこい。たとえ裏切られてもそれでも仲間を信じたいという強い信念を持っている。率直過ぎるため誤解を招くことがあるが、明るく物怖じしない性格からJやスイレンといった強者カードバトラーたちと交流できるきっかけとなる。正面ばかり見ているせいで人を(主にメガネコを)傷つけることがしばしばある。スポーツ万能で足が速いが、その反面勉強は不得手で特に世界や日本などの地図において場所の位置と方向、距離を根本的に間違えるほど地理が苦手。居眠りの常習犯。さらにはカードセンセ曰く「遅刻魔」だと冗談交じりで語っている。ダンスが上手く踊れないリズム音痴でもある。 自身は気づいてはいないが若干幼馴染のメガネコのことを意識している。父親の形見である赤のペンダント(輝石)を肌身放さず持っている。ある日街中でJと出会い勝負を挑む中で輝石の力を手に入れ、覚醒する。 現在の家族構成は母親のハヤ美とネズミのアイボウとマンションで二人+一匹暮らし。父・トーハはバシンが幼いころに突然「天下トータル!」と叫んで失踪し、消息不明となっている。そのショックで現在での明るい性格とは裏腹に人見知りで友達ができない孤独な過去を持つ。様々な人間と出会い、バトルを通じて一人の人間として成長していく。 サウスピ団との決戦ではJとタッグを組みスマイルとギャラクシーセブンに勝利。その後、No.9と戦い激戦の末聖皇ジークフリーデンを使用することで勝利した。ウチュウチョウテン王との戦いでは仲間たちからXレアカードを託され激闘を繰り広げ、激神皇カタストロフドラゴンを撃破して勝利。最終決戦後、アメリカに留学するJを見送り、数ヵ月後には電話で会話した後、イセカイ界でJにバトルを申し込む。 本アニメの放送終了から6年4か月後、『バトルスピリッツ烈火魂<バーニングソウル>』の第39話で共演を果たす。『戦国龍ソウルドラゴン』と『剣豪龍サムライ・ドラゴン・天』を持つ烈火幸村と『龍皇ジークフリード(リバイバルVer)』がキースピリットの馬神トッパとのタッグで3体の『魔界七将デスペラード(リバイバルVer)』がキースピリットであるナゾオトナに立ち向かった。 J / ジュリー澤ラギ(ジュリーさわラギ) 声 - 三宅華也 主仕様カード:白属性 所有輝石色:白夜(白) 所有Xレアカード:要塞皇オーディーン、巨神機トール、魔龍帝ジークフリード、聖皇ジークフリーデン 天才カードバトラーで「バトスピ界の貴公子」という愛称の名を持つ少年。フィンランド人と日本人のハーフでフィンランド出身、京都育ち。バシンと同学年で12歳。財閥サワラギグループの長男で東京都トナリ市トナリ区在住。バシンのライバル的存在でよき親友。バトスピ全国大会優勝の経歴を持ち、その実力はウチュウチョウテン王への挑戦を申し出る権利を握ると言われる程の力を持っている。そのため彼の実力を利用しようとする者がいる。バシンたちからは「J(ジェイ)」と呼ばれている。本名はジュリーだが、その名で呼ばれることを嫌う。プラチナプロンドの髪、純白の服にマントをあわせているのが特徴。赤い石をあしらった指輪をしている。バトルで勝利後の口上は「チェックメイト(Check mate)」。イメージカラーはホワイト。 一見女性と見間違えるほどの美少年。常にクールで真面目で物静かな性格。良くも悪くも少しキツイ言葉を発してしまう時がある。また、会話中たまに丁寧語を使うときもある。容姿端麗で成績優秀、運動神経も良く、女子からの人気が高い。ファンなどからは美少年と評されている。責任感が強く、妹思いの優しい性格だが、かなりのシスコン。母親や叔母に対して甘えん坊な一面も。甘えん坊な時になると京都弁を発することがある。ひとつのことに夢中になりすぎると熱を出すというデリケートである。時折ダジャレギャグを使うというユーモアもある。また、「美少年」と自ら称するという一面もある。 出会った当初には同じ力を持つバシンに対し関心は薄かったが、バトルなどを通じて次第に打ち解けていき、ライバルと認知し、友情が芽生えていく。当初からはバシンを「バシンくん」と呼ぶが、物語が進むうちに「バシン」と呼び捨てで呼べるほど親密となる。 後に父キアノがサウスピ団と暗躍していると知り、仲間であるバシンたちには秘密で単独で組織を捜査する。スマイルが密かにJに近づきサウスピ団のメンバーに勧誘される。やがてウチュウチョウテン王を倒し輝石の力をもっと知るために過去、家族、名もを捨て、ジャックナイトという名を使い、ナンバーズエリートNo.11としてサウスピ団に入団し、バシンたちと対立してしまう。それから退団するまでは黒衣装を身に纏い、紅蓮のXレアである魔龍帝ジークフリードを多用した。京都でのバトスピ大会ではNo.9の指示でバシンとのバトルをボイコットしたが、キアノのバトルやファンの声援に動かされてバシンとバトルすることになる。その後、バシンとのバトルに敗北し、彼の信じる優しい気持ちにより改心し、キアノとの和解を経てサウスピ団を退団する。 サウスピ団との決戦ではバシンとタッグを組みスマイルとギャラクシーセブンに勝利。その後、バシンと別れてイセカイ界ドームのコントロールルームを目指す際にNo.9に操られたマスク人間にマスクをつけられそうになるが、スピードスター(ハヤ美)に助けられる。スピードスターやアイボウ達と共にコントロールルームのシステムを破壊し、ストライカーをはじめとする拘束されていた仲間やマスク人間にされた人々を救った。 最終決戦後、エリオットが設立したバトスピ学校に通うためにアメリカに留学した。数か月後には電話で会話した後、イセカイ界でバシンにバトルを申し込む。 スイレン / マイサンシャイン 声 - 高垣彩陽 主仕様カード:紫属性 所有輝石色:藍紫(紫) 所有Xレアカード:魔界七将デスペラード、魔界七将デストロード バシンと同学年で12歳。正体を隠し、仮面をつけているバトスピカードバトラーの少女で、その奇妙なファッションと紫のカードを主に使うことから「謎の美少女カードバトラー」、他に異名「ミステリアス・ガール」とも呼ばれている。ハワイ出身。「ごめんなさいね〜」が口癖で、ツンデレでもある。イメージカラーはパープル(スイレン)/ピンク(マイサンシャイン)。 その正体は「マイサンシャイン」と名乗る美少女天才アイドルアーティストで、シンガーソングライターでもある。子供から大人まで、またバシンをはじめ、バトスピカードバトラーたちからも絶大なる人気を博している。アイボウ曰く、動物たちにも大人気だそうである。アイドルとしてはハートマークがシンボルで、着る衣装にはよく胸の位置にハートマークが付いており、目の瞳部分にハート柄があるのが特徴。アイドル歌手だけでなく、舞台女優、タレントなど分野問わず幅広く活躍する。コンサートなどでファンや民衆の前では素顔でピンク色の髪で登壇するが、バトルを行う時やコンサート会場などからこっそり逃げ出すために髪を紫に染め、仮面をつけて変装したり、スイレンの髪のままだった場合のときはマイサンシャインのカツラを使用している。 基本的に彼女は社交的かつ明るくお転婆な美少女でミステリアス。純情派で人を思いやる気持ちがあり、友達思い。心の中では民衆のために歌を歌いたいという心優しさを秘めている。童話やファンタジーを好む。サーフィンが得意。柔軟性と身体能力が特に高いため水泳と新体操が得意。アイドルとしての威厳はしっかり持っているため、意地っ張りで負けず嫌い。少々ワガママな一面もあるが、基本的に心根は優しい少女。寂しがりやな一面もあるが、物語が進んでいくうちにメガネコとキョーカとは大の仲良しとなる。度々ハヤ美と接触する機会があり、いろいろな話や悩みを相談するなど仲が良くなっている。第44話では、ハイレグの競泳用水着姿を披露している。 マイサンシャインとしての普段は、純粋でおしとやかな性格であるが、仮面をつけ、スイレンへと変身するとクールで強情で勝気で物怖じしない厳しい性格へと一変し、テンションが上がった状態になる。小悪魔的でかなりのお調子者になるためバトル中つい女王様気取りで高飛車な態度をとってしまうことがある。それが災いの一部として「おばさん」呼ばわりされ、精神的に追い込まれた時期があった。マイサンシャインの状態でも時折スイレンの性格がはみ出ることがしばしばある。 藍紫の輝石は夜での海底で偶然拾ったとのことで、さらに自分の歌を世界に広めるために日本へとやってきたと言っている。過去と思わせる描写が一瞬だけ描かれていたことが一度だけあり、なぜ彼女はアイドル歌手として、輝石のカードバトラーに目覚めていったのか結局詳しく語られることはなかった。 第27話からは中学生となり、Jと同じくトナリ中学校に通う。また、同時期にマイサンシャインとしての衣装が変更された。アイドルの仕事が多忙のため勉学はあまり恵まれていない。 中学に進学する前まで事務所の都合によりバトスピをやらせることは許されなかったが、事務所の交渉が成立し晴れてバトスピ解禁となった。マネージャーはイメージのため黄属性のデッキを勝手に用意して使わせる。本人は当初から紫デッキ一筋で行うため少し不満を感じる。しかしその後別色類のデッキと組み合う楽しさに気づき、それ以来、紫と黄とコンボするデッキを使うようになる。 サウスピ団との決戦ではストライカーとタッグを組んで戦うも、No.9の魔龍帝ジークフリードの前に敗北。No.9によって拘束され生命エネルギーを吸い取られるもJとスピードスターに助けられる。救出後は魔界七将デストロードをバシンに託し、彼のバトルを見守った。最終決戦後、自分のコンサートでストライカーを意識しているような描写が描かれている。 第27話からはメガネコと一緒に、アバンタイトルの注意事項ナレーションを担当している。 ストライカー / ノ原カケル(ノはら カケル) 声 - 坂巻亮祐 主仕様カード:緑属性 所有輝石色:深緑(緑) 所有Xレアカード:キングタウロス大公、蛮騎士ハーキュリー、大甲帝デスタウロス バシンと同学年で12歳。爽やかなサッカー少年。東京都トアル市トアル区出身。イメージカラーはグリーン。 バシンの親友でややがっちりとした身を持つ穏やかな性格の少年。リーゼントが特徴で、父と弟たちもリーゼント。家族構成は父と母と下に4人の弟とオウムのキャップの7人+1羽家族。家事全般が得意で弟たちをしっかり世話するほど面倒見がよい。反面、妄想癖があり、感情の起伏が激しく思い込みも強い。そのため、気合を入れすぎて突っ走った挙句に失敗することがある。そのため、ペットたちからは「頭の中はサッカーボール」、もしくは「ピンポン玉」と評される。夢の中で妄想をするという器用なこともしている。スポーツはできる方だが、泳ぎは不得意で海やプールなどでよく浮き輪を用いる。勉学はあまりよろしくない様子。マイサンシャインの熱烈なファン。また、重度のマゾヒストであり、マイサンシャインからヘッドロックをかけられたい、マイサンシャインの尻に敷かれたい(文字通りの意味で)などの願望を持っている。 トアル小一のエースストライカーとして当初サッカーが得意で将来はプロのサッカー選手を目指し、家族をはじめとする周囲の人間たちに多く期待されていたが、以前から足に持病を抱えており、サッカーを続けたら歩くことすらできなくなるとJの主治医に宣告され、やむを得ず夢を諦めた。悲観と途方にくれるがハヤ美の励ましにより、バシン同様バトスピを始める。主にハヤ美に師事し、その楽しさを開花しバトスピカードバトラーとなった。その後ふとしたことから緑の輝石の力を手に入れる。バトスピカードバトラーとしての成長は目覚しくかなりの実力を持つようになり、Xレアカードとハイランカーパスを手に入れチャンピオンシップに出場し、早い時点で頭角を現す。チーム対抗戦ではサッカーの経験を生かし、チームをうまく纏める。 中学に進学した後、メガネコと同じクラスとなる。 サウスピ団との決戦ではスイレンとタッグを組んで戦うも、No.9の魔龍帝ジークフリードの前に敗北。No.9によって拘束され生命エネルギーを吸い取られるもJとスピードスターに助けられる。救出後は蛮騎士ハーキュリーをバシンに託し、彼のバトルを見守った。 メガネコ / 音無フミコ(おとなし フミコ) 声 - 神田朱未 主仕様カード:黄属性 所有輝石色:黄道(黄) 所有Xレアカード:大天使ミカファール、大天使ヴァリエル、幻獣王リーン バシンと同学年で12歳。バシンに思いを寄せる少女。東京都トアル市トアル区出身。あだ名は「メガネコ」で、眼鏡をかけていたことに由来する模様。友達だけでなく、教師や祖父からもメガネコと呼ばれている。イメージカラーはイエロー。 少しのんびり屋な天然系でおとなしく健気な性格で少し泣き虫。本人いわくとろろ昆布の髪質である。料理や裁縫などの文化系の科目が得意。バシンのガールフレンドで小学校低学年の時からの幼馴染。バシンとは仲が良く、学校に登校するときなど一緒にいることが多い。いつも優しく接してくれるバシンに好意を寄せており、恋心を抱いている。将来の夢はバシンの嫁になることである。少々おっとりとしているため、たまに彼に忘れられて置いていかれることもある。洞察力が優れており、カードセンセやジーサンの正体を誰より早く気づいている。家族構成は祖父と愛犬のナナリンの2人+1匹家族で、自宅で営んでいる古本屋を時々手伝っている。両親は救済支援のためにアフリカへと渡っている。 マイサンシャインの大ファンで、彼女に憧れを抱いている。同時に彼女を尊敬しており、物語が進むうちに彼女との仲は進展してゆく。さらにキョーカとも仲良しになり、タックバトルでよくキョーカと組むことが多い。 当初はバトスピを行わない普通の少女で、バシンを応援していたが、輝石のカードバトラーたちとの交流が深くなったバシンとのすれ違いが多くなり、一時そのことにコンプレックスを感じバシンと喧嘩してしまう。バシンと仲直りしてもっと分かち合うためにカードセンセに弟子入りし修行の末に黄色のカードを使用するカードバトラーとなる。 春のチャンピオンシップに謎の仮面カードバトラー・キイロコとして初出場する。この際には、スイレンと色違いで形状が同じ衣装を着ていた。予選においてスマイルを下し、本戦でバシンを一時追い詰めるなど、初心者ながらカードバトラーとしての非凡な才能を見せる。チャンピオンシップ終了後、輝石のカードバトラーとして覚醒し、バシンと仲直りすると同時に真の意味でバシンたちと仲間入りを果たした。 小学校時代は特徴的な丸眼鏡をかけていて、卒業後はメガネを外しコンタクトレンズをつけている。コンタクト時には、瞳の中央に「日」の字のような形の光沢がある。コンタクトレンズに換えた際、バシンから呼び名を変えるかどうか聞かれたが、そのままで良いと本人が言ったため眼鏡をかけなくなってからもメガネコと呼ばれている。 小学校ではバシンと同じクラス。中学ではバシンとは別のクラスで、ストライカーと同じクラスになった。 サウスピ団との決戦ではキョーカとタッグを組んで戦うが、相手がNo.3とNo.10だったことで戦意を喪失し、バトルの描写が無いまま敗北。No.9によって拘束され生命エネルギーを吸い取られるもJとスピードスターに助けられる。救出後は大天使ヴァリエルをバシンに託し、彼のバトルを見守った。 第26話までは一人で、第27話からはマイサンシャインと一緒に、アバンタイトルの注意事項ナレーションを担当している。 キョーカ / 澤ラギキョーカ(さわラギ キョーカ) 声 - 西村麻弥 主仕様カード:赤属性→青属性 所有輝石色:青嵐(青) 所有Xレアカード:要塞皇オーディーン、超獣王ベヒードス、英雄巨人タイタス 第5話より初登場。バシンと同学年で12歳。サワラギグループの令嬢でJの双子の妹。Jと同じくフィンランド人と日本人のハーフでフィンランド出身、京都育ち。イメージカラーはブルー。 おおらかな性格で京都弁を話す。Jと同じくプラチナプロンドの髪で、独特の髪型が特徴。当初は母親のミヤコと一緒に京都に住んでいたが、後に母親とともに東京に移る。Jと行動をともにすることが多く、彼を「おにい」と呼び慕っている。当初からは一般人としては輝石のカードバトラーとしての兄のJの力と愛猫のお京の正体を知る唯一の少女。勉学は優れており、常にトップで独走する優等生でそのあと私立トナリ中学校を首席で進学する。その後、同じ中学校に通うマイサンシャインとは親友となって接している。さらに物語が進むうちにメガネコとも仲良しになる。タックバトルではよくメガネコと組むことが多い。Jと同じく真面目だが、自身が美少女だということを自覚しており、中学で乙女の眼差し攻撃をするお色気を使い、マナブをバトスピ部に入部してもらおうと誘惑するという少しズル賢さがある。本人いわく、目立つのはあまり好きではないというシャイな一面も。 当初、紅蓮の輝石を持つバシンに興味を持つ。あまり友人がいない兄のためにバシンとよい関係に築き上げようとするなど彼をサポートし、彼の妹として支える。互いに打ち溶け合っていく兄とバシンの二人を応援するかのように静観して見守る。その後メガネコと同時期に春のチャンピオンシップで本格的にバトスピデビューを果たす。このときのカード属性はバシンと同じく赤属性を使う。 中盤に入ってからは重要キャラクターとして描写されるようになる。兄、Jがサウスピ団に突然入団し、彼が過去と家族を捨てたことにショックと悲しさを抱く。サウスピ団が出るバトスピ大会の交流戦で鬼畜化したJを止めることができず、カードバトラーとしての実力の無さと弱さに責任を感じ、自分も力が欲しいと懇願した結果、カードセンセから青嵐の輝石を一時預ける形で渡される。兄を救うべく最強カードバトラーを目指すことを誓う。その後、夏のチャンピオンシップチーム戦の決勝戦で中ケンとなり、No.9と対峙し苦戦するがバシンたちの声援やカードセンセから託された輝石が支えとなり、No.9を打ち破り初勝利を手にした。そして輝石が自身へと覚醒した。その後No.9が画策する野望を阻止するため、帰国したカードセンセにバシンたちとともに戦いたいと志願し、改めて青嵐の輝石を託された。終盤時点でようやく、真の意味で輝石のカードバトラーたちの仲間入りを果たした。 サウスピ団との決戦ではメガネコとタッグを組んで戦うも、相手がNo.3とNo.10だったことで戦意を喪失し、バトルの描写が無いまま敗北。No.9によって拘束され生命エネルギーを吸い取られるもJとスピードスターに助けられる。救出後は英雄巨人タイタスをバシンに託し、彼のバトルを見守った。ゲーム版『バトルスピリッツ 輝石の覇者』では出番は無し。
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